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価格:7,980円
人々はつかの間の安息を得るが、魔物達は地上から“塔”を築き、そこから翼を持つ魔物達が神殿に迫ってくる。そんな切迫した状況の中、イースの護り手である双子の女神が突然神殿から消えてしまう事件が起こる。「このまま自分たちは、どうなってしまうのか……」。女神はどうして消えたのか、生き残った人々の中に疑問と、未来への絶望が大きくなっていく中、六神官は1つの決断をする。消えた女神たちを探すため、騎士や魔道師から精鋭を選りすぐり、闇に閉ざされた地上に遣わしたのである。 プレーヤーは女神捜索隊のメンバーの一員、神官トバの家系に生まれた騎士見習いの少女「ユニカ=トバ」、もしくは六神官の一人、カイン=ファクトの息子の天才魔道師「ユーゴ=ファクト」となって地上に降り立ち、探索を進めていく。鍵を握るのはサルモン神殿へと伸びる、魔物達が立てた巨大な「塔」である。また、地上にはサルモンへと人々を逃がすため、自ら踏みとどまった人々もいるという。彼らがストーリーに登場してくるかも気になるところだ。 彼ら捜索隊と時同じくして活動を始めた一団がいる。自らを「闇」と名乗る、魔物と共にイースに侵攻してきた者達だ。彼らも数人のメンバーで結成されているようで、何人かがユニカやユーゴの前に現われ、行く手を阻むこととなる。彼らも女神を捜しているようで、対決は避けられないようだ。闇のメンバーはそれぞれが圧倒的な力を持っている。彼らの正体は、そして本当の目的はどのようなものなのだろうか。 現在はまだ、「イース・オリジン」のストーリーは謎ばかりだ。今回公開されたキャラクタイラスト、そしてイメージイラストも想像を掻き立てられるものばかり。どんなストーリーが展開するか、非常に楽しみである。また、シリーズのファンは“アドル”として駆けめぐった大地の700年も前の姿を目にすることになる。かつてこの大地でどんな物語が展開し、アドル達が冒険を繰り広げた時代にどう繋がっていくのか、パズルのピースのように「イース・オリジン」のストーリーが、伝説の時代とアドルの「イース」の間の世界をつないでいく感覚を体験することができるだろう。 もちろん、本作が「イース」シリーズ初挑戦というプレーヤーも問題なく楽しむことができる。この作品をプレイしてから、この世界が700年後、どのようになっていくかを見てみるというプレイも面白そうだ。遠距離型の魔法攻撃を得意とするユーゴと、剣を振るい敵をなぎ倒す力強い戦いが楽しめるユニカ。2つのストーリーが楽しめる上に、難易度を選択することも可能となっている。
さらに2つのストーリーをクリアすることで第3のキャラクタでもプレイ可能になるという。アクションRPGファンには特にオススメのタイトルである。本稿では、前回の主人公2人をのぞいた捜索隊員や闇に所属するメンバーを紹介したい。
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□日本ファルコムのホームページ (2006年12月4日) [Reported by 勝田哲也]
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