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価格:49,980円 (HDD 20GB)、オープンプライス (HDD 60GB)
カウントダウンセレモニーは発売開始となる7時10分前から開始となり、司会者によるプレイステーション 3の説明からスタート。HDMI端子を搭載していることを筆頭に、Blu-rayディスクやネットワークへの接続などが説明された。ここで宮嶋氏と久夛良木氏が登壇。宮嶋氏は「いよいよ待ちに待ったこの日がやって参りました。性能に関しましては私から説明するまでもなく、ゲーム機を超えたホームエンターテインメントの中核となるプレイステーション 3。この商品で年末商戦を大いに盛り上げていきたい」と挨拶。 これを受けて久夛良木氏は「皆さんおはようございます。本当にこんなに多くのユーザーの皆さんがプレイステーション 3をお待ちいただいて、本当に嬉しいということと同時に、深夜から皆さんどうもありがとうございます。いよいよプレイステーション 3が発売となります。次世代のエンタテインメントを思う存分楽しんでいただきたいと思います」とユーザーに向かって語った。 ここでカウントダウンが行なわれ、ゼロになると同時に両氏によってくす玉が割られ販売開始となった。初めの購入者は12時頃から待っていたのだという。この後順次販売が開始されたが、同店によればおおよそ1,200台くらい用意されていたという。 ビックカメラ有楽町店は基本的に徹夜での行列が禁止されていることもあり、購入する人は店員が整列を始めるのを待ってからならびはじめることになる。これが逆効果となったのか、早朝5時頃に整列を開始しようとしたところ、一時混乱をきたすこともあり、これは販売開始直前まで大きく尾を引いた。6時30分くらいには整列を巡って一時騒然となる場面もあり、販売開始直前には警察が到着し、理性ある対応がなければ販売を取りやめるといったアナウンスが流れるなど、殺気だった雰囲気となった。 プレイステーション 3の発売は、当初予定されていた出荷台数に遠く及ばなかったこともあり、一気に殺到した形となった。また、初めのアナウンスでは世界同時発売の予定だったが、結果的には11月11日に日本においてのみ発売される結果となった。報道陣を含め行列の中にも海外の方が多く見受けられ、それだけ世界的な注目度も高い。販売店側も最終的には中国語で制止を呼びかけるなど、かつてこれほどまでは無い販売風景となった。
今後、年末に向け出荷台数が増やされると思われるが、ユーザーとしては一刻も早く増産され、本当のゲームファンの手に潤沢に商品が届くようメーカー側の努力を願いたい。
□プレイステーションのホームページ http://www.jp.playstation.com/ □プレイステーション 3のページ http://www.jp.playstation.com/ps3/ □ビックカメラのホームページ http://www.biccamera.com/ □関連情報 「プレイステーション 3」記事リンク集 http://game.watch.impress.co.jp/docs/backno/news/ps3link.htm (2006年11月11日) [Reported by 船津稔]
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