テストプログラム用に作られたキャラクタカード。見た目には普通のカードで仕掛けらしいものは見当たらない

　「グリッド・スクリーン・パネル」は、水平に設置された画面上に置かれたカードの情報を読み取り、ゲームに反映できるシステム。これまでにも、筐体に取り付けたスキャナでカードの情報を読み取るシステムはあるが、画面上で直接読み取れる方式を採用するのは初めてとしている。

　カードの情報を読み取る技術は、「Grid Onput」を販売しているグリッドマーク株式会社の技術協力を得て開発されたもの。ドットパターンで印刷されたキャラクタカードの情報を、筐体内部に設置された受光器と解析ユニットで瞬時に解析し、ゲームに反映させる。複数のカードの移動や回転、裏返しなどの操作を認識できるという。

　同社はこのシステムを、他のゲームメーカーに販売提供するとしており、現時点では株式会社タイトーが採用を決めているという。また自社でもゲームコンテンツを制作する方針としている。

□ポリゴンマジックのホームページ
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(2006年10月30日)

[Reported by 石田賀津男]