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「PLAYSTATION Network」は、同社がPS3向けに提供するネットワークサービス。PS3にはGigabit Ethernetが標準搭載されており、ユーザーはPS3をインターネットに接続すれば、すぐに「PLAYSTATION Network」を利用できる。 「PLAYSTATION Network」では基本的な機能として、友人をリストに登録する「フレンドリスト」、フレンドリストに登録した相手とメッセージをやりとりする「メッセージボックス」、ビデオ・ボイスチャットができる「AVチャット」が提供される。これらはいずれも無料で利用できる。
オンラインゲームのマッチングやロビー機能、スコア表示機能なども「PLAYSTATION Network」で提供される。11月11日時点では、SCEJの「RESISTANCE ~人類没落の日~」と、株式会社バンダイナムコゲームスの「RIDGE RACER 7」が対応する。利用料金は、コンテンツごとに異なるとしている。
「Newゲーム」では、PS3やPSP用のゲームが配信される。ゲームは有料販売のほか、体験版など無料で配信されるものもある。11月11日時点では、SCEJの「BLAST・FACTOR(仮)」が配信されるほか、「まいにちいっしょ」の無料配信、「RIDGE RACER 7」の体験版の配信も行なわれる。年内には計7タイトルの配信を予定しており、さらに今期末までには、PSP用を含め数十タイトルのラインナップを準備しているという。 「ゲームアーカイブス」は、これまでに発売されたプレイステーション用ソフトや、他のフォーマットのゲームをダウンロードして、PS3やPSPでプレイできる配信サービス。PSP用ゲームは、PS3でゲームをダウンロードし、メモリースティック デュオにデータを保存して利用する。こちらは少し遅れて11月下旬から始まる予定で、11月中にはPSP向けに10タイトルが配信される。他のフォーマットについては、PS3用ゲームとして順次サービスを開始するとしている。価格は現時点では未定。 「追加アイテム」は、PS3やPSPソフトの追加アイテムを配信するサービス。キャラクタやコースなど、ゲームの追加要素をダウンロードできる。こちらはゲームソフトの発売後、順次配信される予定。 「ビデオ」は、ゲームや映画などのプロモーションビデオを始めとした、映像コンテンツを扱うサービス。詳細は未発表だが、これも「PLAYSTATION Store」内のカテゴリなので、将来的には映像の有料ダウンロードが行なわれる可能性がある。
「PLAYSTATION Store」の決済は、「PLAYSTATION Network」のマスターアカウントごとに用意されるウォレットに、クレジットカードからチャージ(入金)するという形になる。クレジットカード以外の入金手段も順次導入予定としている。
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□ソニー・コンピュータエンタテインメントのホームページ (2006年10月26日) [Reported by 石田賀津男]
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