ブースに展示されていたキービジュアル(皇なつき氏)のパネル

価格：8,980円(初回限定版)
　　　 6,980円(通常版)

　株式会社工画堂スタジオは、10月22日に東京ビッグサイトで開催されたイベント「DreamParty東京2006秋」の同社ブースにて、Windows用プリンセスシミュレーションゲーム「パレドゥレーヌ」のイベント「淑女のためのパレドゥレーヌ講座」を開催した。

　WIN「パレドゥレーヌ」は、ターブルロンド国の王女「フィーリア」として、王位を継承するために、領地経営などをして国内各地の領主たちの忠誠を集め、1年後の儀式までに半数以上の領主たちに忠誠を誓わせることを目指すプリンセスSLG。王女やライバルに仕える騎士が登場し、彼らとの友好を深めるといった恋愛SLGや、好みに合わせて変更できる衣装やインテリアなど、女性向けの要素が多数盛り込まれている。

　「淑女のためのパレドゥレーヌ講座」は、その騎士の1人「アストラッド」役を務める岡本寛志さんをゲストに、同作を紹介するというイベント。先着順でインビテーションカードを受け取った女性ファン30人を招待して行なわれた。事前に30人限定と発表されていたこともあり、当日は朝7時前から訪れるファンや、福岡からはるばるやって来たというファンもいたという。

　イベントでは、設置されたゲーム画面をプロジェクタで大きく映し、進行役の案内に従って岡本さんがPCを操作して、ゲームのいろいろな要素を体験しながら、ファンにも紹介していくといった形式で進行。「DreamParty」の特設ステージが近いこともあり、時折大ボリュームで音楽が流れてくるものの、そのたびに岡本さんも「負けないぞー!」と力強く声を出すなど、終始明るい雰囲気だった。

　女性向けタイトルとしては珍しいSLGということで、紹介のほうにも力が入っており、1時間近くかけて説明していたが、アストラッドと衛兵(ボイスなし)の会話シーンでは、岡本さんが衛兵の声を当てて、1人2役を演じるなど、アドリブを随所に盛り込み、イベントを大いに盛り上げた。

　一通り紹介が終わり、最後の抽選会では、サイン入りQUOカードとサイン色紙に加え、岡本さん自身のアイディアで、当初予定になかったアストラッドのポップにその場でサインしたものもプレゼントしていた。

アストラッドのパネル。岡本さんは癖っ毛(?)のような髪型がお気に入りという	岡本さんが操作するPCの画面をプロジェクタで映しながらゲームを紹介	ゲームを操作しながらもトークで会場を盛り上げることを忘れない岡本さん
家具の配置ではタンスを積み重ねたりと楽しそうにプレイしていた	スタッフ描き下ろしイラストに岡本さんの直筆サインの入った色紙も抽選会に登場	工画堂スタジオブースの物販エリア

イベントの感想などを語ってくれた岡本さん

　イベント終了後、岡本さんが今回のイベントやゲームなどについてお話をしてくれた。

Q. イベントの感想は?

岡本さん：　最初、イベントの話をいただいたときに、30名ということで、それだけ来てくれるか不安でした。ですが、朝6時15分から並ばれていた方や、遠く福岡から来られたという方もいて、それだけでありがたいと感激しましたし、また嬉しかったです。イベントも、ファンとの距離感がこれだけ近いのはほぼ初めてのことで、ドキドキしていました。

　こういったライブ的なイベントは得意ではない……むしろ苦手ですが、応援してくれているファンと触れ合えるのがすごく嬉しいです。プレゼントもいろいろいただくのですが、中でも手紙が一番嬉しいです。応援してくれているお手紙を読むと、ものすごくなごむというか、癒されます。大好物はお手紙です(笑)。

　(イベント最後の握手について)朝早くからお越しいただいて、全員に何かを持って帰って欲しいのですが、それは難しいので、せめて握手だけでも1人1人としっかりと交わそうと思ってしています。

Q. ゲームを体験してみての印象は?

岡本さん：　とてもおもしろいです。最初プレイしたときは、「おー、アストラッドがしゃべってる」みたいに他人事のように思って見てました。内容では、いろいろな家具を配置したり、着せ替えがすごく新鮮でした。イベントでもそうだったのですが、家具を並べて、部屋をデザインするのは個人的に気に入りましたし、ぜひやってみたいです。このあたりは女性ならより楽しみを見出せるんじゃないでしょうか。

Q. 最後にゲームの発売を待っているファンにメッセージを

岡本さん：　11月10日の発売が迫ってまいりました。それ以外にもドラマCDや小説など、さまざまなメディアにも展開します。満を持して発売ということで、ボク自身も早くプレイしたいと思ってワクワクしていますので、皆様にもぜひプレイしていただきたいです。よろしくお願いします。

□工画堂スタジオのホームページ
http://www.kogado.com/
□「パレドゥレーヌ」のページ
http://filia.jp/

(2006年10月24日)

[Reported by 滝沢修]