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「東京ゲームショウ2006」コーエーブースレポート
PS3は映像出展のみ。PS2「戦国無双2 Empires」に人気が集まる

9月22日~24日 開催予定(22日はビジネスデイ)

会場:幕張メッセ

入場料:当日1,200円、前売1,000円
    小学生以下無料


 株式会社コーエーのブースは、プレイステーション 3の発売が間近に迫り、PS3用タイトルの試遊台出展が期待されたが、残念ながら映像出展のみにとどまった。

 試遊台が設置されていたのは、PS2、PSP、ニンテンドーDS、携帯電話用の最新タイトル。ほかにはWindows用「真・三國無双BB」も出展されていたが、同作については、ELEVEN-UPのブースレポートでお伝えするので、そちらをご覧いただきたい。


■ PS3は映像出展のみ

 映像出展のみとなったPS3タイトルだが、「BLADESTORM -百年戦争-」と「麻雀大会IV」の内容とスクリーンショットなどが公開されたので紹介する。

 「BLADESTORM -百年戦争-」は、英仏百年戦争を舞台に、傭兵隊長としてさまざまな戦いに挑むアクションゲーム。部隊長という立場から多種多様な部隊を率い、部隊の圧倒的な破壊力にからくる“鎧袖一触”の強さを見せ付けるという、「無双」シリーズの“一騎当千”とは異なる、新しい爽快感が得られるという。もちろんプレーヤーキャラクタ自身も武器・防具を持ち、アクションを繰り広げる。

 上映された映像では、画面を埋め尽くすほどおびただしい数の兵士がぶつかり合い、激しく戦うという、文字通り“戦争”が、映画のようなカットで流れていた。しかも、それだけの数の兵士1人1人が、それぞれ異なったアクションを見せているなど、PS3のパワーをまざまざと実感させられる内容だった。

 発売日、価格ともに未定。

【スクリーンショット】
タイトル画面 キャラクタモデル。西洋ファンタジーのような甲冑姿だ
ムービーシーンも3Dグラフィックスのキャラクタによる演出
西洋ファンタジーの「無双」シリーズにも見えるが、部隊を指揮して、味方も積極的に戦う“軍勢VS軍勢”の大規模な戦争が魅力的だ

(C)KOEI Co., Ltd. All rights reserved.


 「麻雀大会IV」は、歴史上の人物などが個性豊かなキャラクタとして登場する麻雀ゲームの最新作。インチキなしの打牌アルゴリズムを採用しており、純粋に麻雀を打ちたい人も楽しめる。また、インターネットを介した通信対戦にも対応している。

 映像では、織田信長や諸葛亮が登場するなど、時代と場所を越えた独特の雰囲気をかもし出していた。キャラクタのセリフもフルボイスとなっており、歴史に残る名言を麻雀で使うなど、シリアスゆえのコミカルさが感じられた。

 発売は11月の予定。価格は未定。

【スクリーンショット】
歴史上の人物たちが麻雀で勝負を繰り広げる。コミカルな演出もポイント

(C)KOEI Co., Ltd. All rights reserved.


■ そのほかではPS2「戦国無双2 Empires」に人気集中

 9月28日と発売が間近に迫った「三國志11」は、最終バージョンを出展。ゲーム内容はWindows版からの移植ということで、ほぼ変化はなく、インターフェイスがコントローラで操作しやすいタイプに変更されている。操作性はこれまでに何作も移植されているだけあって、洗練されているものの、広大な1枚マップになった今作では、移動する場面などではやはりマウスが欲しくなった。

 家庭用ゲーム機タイトルでもっとも人気を集めていたのは、11月16日発売予定のPS2「戦国無双2 Empires」。試遊台では新モードを体験できるほどプレイはできなかったが、アクション性は「戦国無双2」とは変わっていない印象。それでも待ち行列ができるというのは根強い人気がある証拠だろう。また、「戦国無双」のキャラクタ「ねね」や「お市」などのコスプレをした一般参加者の姿も多数見かけたのが印象的だった。

 「雀・三國無双」は、PSP版とDS版の両方を並べて出展。同作はPS2版ですでに発売中の作品の移植版で、PSPとDSのそれぞれの持つ機能に合わせてアレンジが施されている。両プラットフォームのを続けてプレイしてみた印象では、PSP版は大画面を使い、携帯ゲーム機にもかかわらず豪快な演出が再現されているのが魅力的。DS版に比べてキャラクタがきれいに感じるのもポイントといえる。一方、DS版は、2画面を生かして、プレーヤーの手牌と捨て牌を下、相手3人のを上画面に表示するというスタイルで、タッチペンでの操作にも対応しているのが嬉しいところ。また、両機種とも、ワイヤレス通信を使ったマルチプレイにも対応しているのが特徴だ。

【PSP「雀・三國無双」のスクリーンショット】
自由対局や雀帝位戦モードなども搭載されている。もちろんキャラクタごとの対局データも細かく保存され参照できる

【DS「雀・三國無双」スクリーンショット】
グラフィックスの表現力は劣るものの、画面構成がすっきりと見やすい。画面切り替えも早く、さくさくとプレイしたい人にはちょうどよさそうだ

階段を上った2階に設置されていたPS2「三國志11」 「戦国無双」のコスプレをした人も並んでいたPS2「戦国無双2 Empires」 発売中のPS2「遥かなる時の中で 舞一夜」。こちらにもコスプレイヤーさんが
「雀・三國無双」のPSP版とDS版 「真・三國無双4」の武器フィギュアとトレーディングカードも展示されていた ブースの裏側にも大画面モニタでもPS3タイトルの映像を上映
一般のコスプレイヤーではなく、コーエーブースのコンパニオンのお姉さん


(C)2006 KOEI Co., Ltd. All rights reserved.

□コーエーのホームページ
http://www.gamecity.ne.jp/
□「東京ゲームショウ2006」のページ
http://tgs.cesa.or.jp/

(2006年9月23日)

[Reported by 滝沢修]



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