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会場:幕張メッセ
入場料:当日1,200円、前売1,000円 今回は何と言っても、発売を1月半後に控えたプレイステーション 3に注目が集まる。株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEJ)のブースでは、昨年は本体のモックアップと映像出展のみだったが、今回は30本近いソフトをプレイアブルで出展している。ブースも出展社の中で最大の広さを構えており、試遊台の数もかなり揃っている。それでもビジネスデイの22日の開幕直後から混雑が見られ、一般公開日はさらに来場者が増えるため、PS3を目当てに来場する方はご注意いただきたい。 ただ、PS3タイトルに触れたいということで言えば、SCEJブースのほかにも、株式会社セガや、株式会社コナミデジタルエンタテインメント、株式会社カプコンなどのブースでも出展されている。特に触りたいゲームがある人は、開発元の出展各社のブースを回ってみるのも手だろう。 “次世代機”と呼ばれているゲーム機では、マイクロソフト株式会社がXbox 360用ソフトを出展している。こちらは昨年も試遊台を出展しているが、今年はいよいよタイトルが出揃ってきたという印象。特に注目の集まっている「ブルードラゴン」と「ロストオデッセイ」は、クローズドの専用ブースが設けられ、早くも数十分待ちの行列ができていた。 Wiiについては、任天堂株式会社が出展していないため、大々的な出展はない。ただ、各社のブースでは、開発中タイトルの映像として公開しているところもある。セガでは試遊はできないものの、実演デモも実施していた。 気になるところでは、プレイステーション 2やニンテンドーDSなどの現行機向けタイトルの出展に加え、今年はPCゲームと携帯アプリの出展がかなり増えている。以前からPCゲームでは海外パビリオンを展開したり、携帯端末を扱う専門コーナーが設けられたりしていたが、今年は出展各社が本腰を入れて出展している様子が見受けられる。特に携帯アプリでは、NTTドコモ、ソフトバンク、KDDIの3社が広く展開し、試遊できる携帯端末を多数設置している。こういったジャンルの広がりも、今回の特徴といえるだろう。
また今回は、「東京ゲームショウ」が10周年を迎えることを記念した企画として、「テレビゲームミュージアム」を実施している。「東京ゲームショウ」の歩みとともに、ファミリーコンピュータ登場以降の歴代の家庭用ゲーム機の展示や、実際にレトロゲームを体験できるコーナーが設けられている。
□CESAのホームページ http://www.cesa.or.jp/ □「東京ゲームショウ2006」のページ http://tgs.cesa.or.jp/ (2006年9月22日) [Reported by 石田賀津男]
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