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会場:幕張メッセ
入場料:中学生以上1,000円(前売700円) プレス発表会では、株式会社タイトーAM事業本部開発統括部の内藤峰氏が「TAITO Type X2」のセールスポイントを要約して解説した。「TAITO Type X2」はチップセットにインテルの「Intel Q965 Express チップセット」を採用し、グラフィック性能や安定性の面が向上。CPUは「Core 2 Duo」をはじめとして、「Pentium 4」、「Celeron D」から選択可能。ローエンドバージョンではハイエンドバージョンよりも低価格での販売を実現したことを明らかにした。
続いて発表されたのは「TAITO Type X2」のタイトルラインナップ。株式会社ブロッコリー代表取締役会長兼最高開発責任者・「アクエリアンエイジ」エグゼクティブプロデューサーの木谷高明氏からオンライン対戦型トレーディングカードゲーム「アクエリアンエイジ オルタナティブ」の開発が発表された。「今作は'99年7月に弊社から誕生した国産オリジナルトレーディングカードゲームとして発売された『アクエリアンエイジ』の7周年記念事業の一環として開発しました。ゲーム化したいと考えていた矢先に、運良くタイトーさんから話が来たことに感謝しております」と開発の経緯を語った。
発表会の最後に登場したのは、株式会社SNKプレイモアコンテンツ事業本部取締役本部長の細谷壮一郎氏。PS2でリリースされた3D格闘ゲーム「KOF MAXIMUM IMPACT」シリーズのアーケードバージョン「KOF MAXIMUM IMPACT REGULATION"A"」を発表した。最大の特徴は2D格闘ゲーム「THE KING OF FIGHTERS X」から参戦した新主人公アッシュ・クリムゾンが登場すること。細谷氏は「タイトルの"A"はアーケードのAでもあり、アッシュが出るという意味のAでもある。ロゴの緑色もアッシュの炎のイメージなのです。格闘ゲームファンはヒット感にこだわりがあるので、そこに力を入れて開発を進めたい」とコメントした。稼働開始時期は2007年中を予定しているという。
続いて、「サムライスピリッツ閃」が紹介された。細谷氏は「これは僕らのリベンジです(苦笑)。昔、ネオジオ64基板でリリースした『サムライスピリッツ~侍魂~』が散りました。そのSNKプレイモアからのリベンジです。『VF』や『鉄拳』シリーズを凌ぐことをやる!」と自信に満ちたコメントで会場を沸かせた。話の内容から3D格闘ゲームであることはわかるが、詳細の製品内容やリリース時期については触れられなかった。
■ アクエリアンエイジ オルタナティブ 特設ブースを設置し、来場者が長蛇の列を作っていたのが「アクエリアンエイジ オルタナティブ」だ。国産オリジナルトレーディングカードゲーム「アクエリアンエイジ」を題材にした、オンライン対戦型ゲーム。タイトーの通信システム「NESYS」に対応し、店舗間の通信対戦が楽しめる。
スターターパックと専用NESYSカードが必要で、筐体の前面部の「プレイスクリーン」上でカードを動かすことでモニター上のキャラクタが移動、様々なカードを駆使してプレーヤーの分身のキャラクタ(将棋で言うと王将)のHPをゼロにすることで勝利となる。1プレイは300円を予定しており、1プレイごとにプレイカードが排出される。完成版は「一人用」か「対人戦」を選択できるようになる。
プレーヤーキャラを常に移動させて相手のキャラクタの攻撃から逃げ回らせつつ、複数の味方キャラクタで攻撃を仕掛けるなど同時行動を求められるゲームだ。相手キャラクタのカード画像も表示されるので、手元の「プレイスクリーン」を見ていれば操作をしながら全体マップと状況が把握できる。カードを動かすだけで手一杯で、画面を見ている暇がないという問題がないおかげか複雑さがある程度緩和できていると感じた。「プレイスクリーン」でのカードの検知も問題はなく、思い通りにキャラクタが動くのは好印象。可愛らしいカードの絵柄も含めて、新たなアーケードゲームファン層の拡大に期待が持てる作品だ。 (C)TAITO CORP 2006 (C)BROCCORI
■ バトルギア4 Tuned
ドライブゲームが苦手な筆者が待ちこがれていた機能、それが「ブレーキアシスト機能」。ブレーキ操作が自動的に行なわれるため、ハンドル操作に意識を集中させるだけでレースの高揚感だけを手軽に楽しめた。ブレーキングのタイミング表示などのガイドも出現するので、ビギナーがドライブゲームに慣れるまでは大変ありがたい機能といえる。
■ 兎 -野性の闘牌- オンライン DDの血統(仮称)
(C)伊藤誠/竹書房"近代麻雀" ((C)TAITO CORP.2006 (C)Warashi Inc.2006
■ その他の出展作品
(C)1983-2006 TOMY (C)ShoPro・TV Tokyo ZOIDS is a trademark of TOMY Company, Ltd. and used under license (C)D-GATE 2005、2006 (C)2006 日本システム, (C)2006 タカラトミー (C)2006 MOSS LTD ALL RIGHTS RESERVED.LICENSED BY SEIBUKAIHATSU INC.
□タイトーのホームページ (2006年9月15日) [Reported by 福田柵太郎]
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