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価格未定
「AFRIKA (仮称)」、この謎のタイトルについては5月に開催されたE3において“Working Title”とされ、1分程度のムービーが公開されたにすぎない。広大な大地に多くの動物がリアルに描かれている映像……この映像を見てある編集部員は「シマウマを数えるゲームだろう」と提案し、またある者は「環境シミュレーターですよ。動物たちの生態系がリアルにシミュレートされているんです、たぶん」と語ったが、その真実はSCEJのテキストに「ジャンル:未定」とあるだけである。 E3から4カ月を経て公開された画像を見ても何ら替わりはない。実写映像かと見紛うばかりの夕日のサバンナをゆく2匹のキリン。ステージによってはキリンの生態を1日中観察するだけの環境ソフトなのかもしれない。 プレイステーション・プラットフォームではハードがリリースされる度に実験的なタイトルが話題に上っている。プレイステーションではポリゴンで描かれたキャラクタが迫力満点に打つ麻雀に驚きを禁じ得なかった「MAZIN(麻神)」。プレイステーション 2ではついにリリースされることなく舞台を去った「電線 (仮)」など、通なゲームファンの琴線をくすぐる斬新なゲームタイトルが話題に上る。マニアックなタイトルと言えばそれまでだが、新ハードの機能を利用することで初めて実現する、これまでの既成概念を打ち破るタイトルであることには違いない。
繰り返しとなるが何も明らかにされていない「AFRIKA (仮称)」。それゆえに夢がふくらむわけだが、早くその全貌を明らかにして欲しいタイトルのひとつだ。
(C)Sony Computer Entertainment Inc.
□SCEJのホームページ (2006年9月8日) [Reported by 船津稔]
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