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価格:5.040円
DS「韋駄天翔 DS 燃えろ! フレイムカイザー」は、月刊コミックボンボン連載中の「IDATEN翔(イダテンジャンプ)」をモチーフにしたレースゲーム。2005年よりテレビ東京系列でTVアニメが放映されており、ゲームはTVアニメ版がベースになっている。 MTBが大好きな主人公「山登 翔(やまと しょう)」は、メカニックが得意な「坂巻 駆(さかまき かける)」、勝気な少女ライダー「獅堂 まこと(しどう まこと)」と、いつもの裏山練習場「Xゾーン」で練習をしていた。そんなとき、同じ小学校に通う鮫島兄弟のMTBチーム「シャークトゥース」と、練習場を賭けて勝負することになる。 練習場「Xゾーン」は、翔にとって亡くした父との大切な思い出の場所。絶対に負けられない決戦の最中、翔は“突如現れた黒い煙”に包まれ、不思議な世界に飛ばされてしまう。目覚めた翔の横には、仲間たちと愛車「フレイムカイザー」が横たわっていた。戸惑う翔たちの前に、大人のMTBライダーたちが現われ「ここは“Xゾーン”だ。俺と“韋駄天バトル”で勝負しろ」という。
元の世界に戻るためには、ハイパーMTBレース“韋駄天バトル”に勝ち、エンブレムを10枚集める必要があるという。火山、廃墟、砂漠、雪山、地下鉄など、過酷な環境で行なわれる数多のレース。プレーヤーは、翔と「フレイムカイザー」を操作して、元の世界に戻るためレースバトルを勝ち抜いていかなければならない。本作のストーリーはTVアニメーションがベース。ゲームならではのオリジナル要素も多数盛り込まれているという。
韋駄天バトルは、MTBを使って行なわれる1対1のレース。ルールは「ライダーが途中で交代してはいけない」、「レースをしている以外の物が妨害をしてはいけない」、「相手の身体を直接攻撃してはいけない」という3つを守れば、あとは何でもありという激しいもの。スタート時には“ドライブランチャー”と呼ばれる装置を使い、猛烈な加速とともにマシンがコースに飛び出していく。 DS本体の上画面には、レース中のシーンが3Dポリゴンで表示される。下タッチパネルにはホイール、ブレーキ、ジャンプなどの表示があり、プレーヤーはこれをタッチペンでなぞったり触れたりすることでMTBをコントロールする。キャラクタやMTBのグラフィックはもちろん、コントロールは想像以上になめらか。シンプルな操作で、TVアニメさながらの迫力ある走行シーンが楽しめる。 本作では、タッチパネルを使ってさまざまな“イダテンアクション”を決めることができる。まずは、スタート時にマシンを加速させるドライブランチャー。劇中ではサポート役のふたりがピストンを動かしてエネルギーを重点するが、ゲームではタッチパネルに表示されるボードをプレーヤーがこすることになる。見事充電が完了すれば、マシンは白煙をあげて猛ダッシュする。 このほかにも、ジャンプ中にタッチパネルで“V”を素早く入力すれば、敵や障害物を一気に飛び越せる「バニーホップ”が、逆に“∧”入力、ジャンプ後にダッシュする「ノーズダイブ」などが使用可能。“3”で大ジャンプしつつ敵の攻撃を避ける「サブロク」、転倒中に“C”入力で素早く立ち直れる「リカバー」、“-”で連続ジャンプの「ダニエル」、“|”で「ダッシュ」ど、多彩なテクニックが用意されている。
オリジナルエンブレムの作成はもちろん、MTBのセッティングも好きなように調節できるなど、ファンにはたまらない要素が満載。初心者向けの練習コースも用意されており、コミックやTVアニメを知らない人でもすぐに楽しめる内容になっている。興味がある人は、この機会にゲームと関連作品をまとめてチェックしてみてはいかがだろうか。
(C)藤原としひろ・TOMY・講談社/アニプレックス・MN・テレビ東京 (C)TAITO CORP.2006
□タイトーのホームページ (2006年9月4日) [Reported by 豊臣和孝]
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