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　株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントの国内ビジネスを担当するソニー・コンピュータエンタテインメントジャパン (SCEJ) は、プレイステーション 3用ソフトとして開発が進められているフライトアクションアドベンチャー「WARHAWK ～ウォーホーク～」の最新スクリーンショットを公開した。

　「WARHAWK」の最大の特徴は、プレイステーション 3で新しく採用されたコントローラの機能を最も有効に活用している第1弾ソフトとなる可能性が高い点だ。プレイステーション 3ではコントローラの機能を見直しており、新規機能としてコントローラを傾けることでゲーム内キャラクタを操作できる機能を搭載している。傾ける方向だけでなく、その加速度も検知する。

　5月に米国で開催された展示会「E3」でも戦闘機に搭乗しての空中戦が楽しめたが、コントローラを傾けることで戦闘機を操作することができるという直感的な操作は楽しいの一言だ。また、思ったよりキビキビと操作に反応してくれるため、とっさの操作もこれまでのコントローラによる操作以上にしっくり来ていた。トンネルに突っ切るといったアクロバティックな飛行も楽しめる。

　「E3」の体験版ではボタンを押して敵を自動ロックオンし、ボタンを放すとホーミングミサイルを発射。敵機を一掃する爽快感を味わえた。今回のリリースでは細かい仕様が発表されていないので、変更となる可能性もあるが、いずれにせよ、爽快なアクションが楽しめるゲームに仕上がりそうだ。

　グラフィックスは掲載したスクリーンショットを見ていただければ高解像度の素晴らしいものであると判断が付くだろう。戦闘機に乗り込み俯瞰で島を眺めるとそれほどではないが、海上すれすれを飛んだときの海面の表情、地上に向かって突っ込んでいくときの緊張感、地表のオブジェクトの細かさなど、現行機では表現しえないクオリティだ。

　現状では残念ながら、戦闘機によるバトルシップとの空中戦のシーンしか公開されていないが、実は戦車などに乗り込み地上戦も楽しめるという。戦車を操作するときの操作感なども興味を引くところ。そして、「プレイステーション 3ならでは!」と言う点では、最大32人でのオンライン対戦プレイも予定されており、重要な要素だ。どういった対戦が楽しめるのかも注目したい。

　新型コントローラの機能を活用した作品なだけにプレイステーション 3のハードと同時か、早期のリリースを期待したいところだ。。

【スクリーンショット】
舞台となっている島全体を俯瞰で見ると狭そうに見えるが、実際に飛んでみるとかなり広大であることがわかる。また、水面すれすれ、地面すれすれを飛ぶと各オブジェクトも細かく描かれている。これらグラフィックスはもとより、ネットワーク対戦が予定されており、最大32人対戦を予定しているという点にも注目だろう

【イメージイラスト】
'40年代を舞台にしており、ちょっとレトロ感じの飛行機のデザインがまた魅力的。現在スクリーンショットは空中戦しか公開されていないが、戦車に乗り込むなど地上戦も描かれるという

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□ソニー・コンピュータエンタテインメントのホームページ
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(2006年8月25日)

[Reported by 船津稔]