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SCEJ、PS3「THE EYE OF JUDGMENT」
カメラでカードの配置を読み取りリアルタイムに反映させるカードゲーム

発売未定

価格:未定

 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントの国内ビジネスを担当するソニー・コンピュータエンタテインメントジャパン (SCEJ) は、プレイステーション 3用ソフトとして開発が進められているカードゲーム「THE EYE OF JUDGMENT (仮)」の最新スクリーンショットを公開した。

 「THE EYE OF JUDGMENT (仮)」は、本物のトレーディングカードを使用して遊ぶのだが、専用カメラでカードに記録された2次元バーコード「 サイバーコード」を読み取り、リアルタイムにゲーム画面に反映する。3×3の9マスを舞台にカードを配置し、カードに記録されたクリーチャーの戦いなどでマスを取り合い、先に5マス占拠したプレーヤーが勝ちとなる。カードを配置するとカメラからデータが読み込まれ画面上では対応したマスにド迫力の特殊効果と共にクリーチャーが登場。バトルシーンを展開する。

 クリーチャーには火や水、木などの属性があり、それぞれ得手、不得手が存在する。クリーチャーのデザインは、最近の主流となっている日本のアニメっぽい可愛らしいデザインと言うよりはファンタジーものの王道を行くクラシカルなデザイン。世界観がしっかりと設定されていて、ファンタジックな世界観が好きな人にはたまらないデザインとなっている。

 カードにはクリーチャーのグラフィックスとデータが描かれているが、カードには記載されていないクリーチャーのデータを確認するモードも搭載されており、このモードでカメラにカードをかざすと画面上ではカードの上にクリーチャーがちょこんと乗っかっているように表示される。手のひらにカードを乗せてカメラにかざせば、まるでクリーチャーが手の上に乗っているようで面白い。そのままカードを左右に回転させれば乗っているクリーチャーも左右にくるくると回転する。

 これまでは3Dのモデルをコントローラの方向キーで向きを変えていたが、このゲームではカードを使って物理的に方向を変えることで、画面内のクリーチャーを隅々まで観察することができるというわけだ。カメラに近づければクリーチャーは拡大して表示される。

 「THE EYE OF JUDGMENT」では、本当の世界のトレーディングカードとゲーム内の世界観がリアルタイムにリンクしている点が注目だ。オンラインで対戦できるのかなど気になる点も多い。「東京ゲームショウ2006」でもプレイアブルで出展されると言うことなので、一度プレイしていただきたい。

【クリーチャー】
 「THE EYE OF JUDGMENT」ではカードを並べてゲームをプレイするだけではなく、カード内の情報を確かめることもできる。
 カードをもち、プレイステーション 3にUSB接続したカメラに写るように持って行くと、画面上では上写真のようにカードのクリーチャーがまるで手のひらの上にいるかのように、リアルタイムに描かれる。さらにカードをくるりと回すことで、クリーチャーもくるりと回してみることができる。前後左右をくまなく調べることができるわけだ。さらにカメラに近づければクリーチャーが大きく映し出されるなど、本当にクリーチャーが手のひらの上にいるかのような錯覚に陥りそうだ。
 これだけではない。このクリーチャーにちょっかいを出すことができる。たとえばしっぽに触ると嫌がったり、頭をなでると火を吹いたり……いくつかのリアクションが用意されているという。カメラの映像をうまく取り込みリアルタイムに処理することで、まるで現実のように表現している。テレビゲームと連動したカードゲームならではの機能ともいえる。
日本的で可愛らしいデザインのカードゲームが多い中、クラシックなファンタジー世界をベースにした世界観を想起させるグラフィックスにデザインされているのが特徴。ファンにはたまらないだろう


【スクリーンショット】
フィールドは3×3の9マスで構成されている。ここにカードを置いてクリーチャーを召還。カードの働きに乗っ取って陣地を取り合うのが基本的なゲームの流れとなる クリーチャーを召還するとこのようにド派手な効果と共にクリーチャーが登場する もちろん召還時のグラフィックスは様々なものが用意されている。上写真は火属性を持つクリーチャーを召還したときのスクリーンショット
上写真は木属性のクリーチャーを召喚した時のもの。どのようなデザインのクリーチャーが召還されたのだろうか クリーチャー同士のバトルシーンのスクリーンショット。迫力のCGで描かれるまた背景が違っている点にも注目して欲しい
比較的連続したバトルシーンのスクリーンショットをまとめてみた。少しでも動きを感じて欲しい


(C)Sony Computer Entertainment.

□ソニー・コンピュータエンタテインメントのホームページ
http://www.jp.playstation.com/

(2006年8月25日)

[Reported by 船津稔]



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