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価格:5,040円
PSP「カンガエル EXIT」は、2005年12月に発売された「EXIT」の続編。主人公「Mr. ESC(ミスターエスケープ)」を操作して、火災や地震などの危機的状況にある人々を助け、制限時間内にステージを脱出するのがゲームの目的。各ステージには災害から取り残された人々(同行者)が待っており、その特性を見極め、アイテムを駆使して脱出するための指示を与えていく。 前回の記事で明らかにされた同行者は、「キッド」、「ヤング」、「アダルト」、「ペイシェント(けが人)」、「ドッグ」、「マッチョ」の6種類。今回は、謎とされていた新同行者「うちゅ~じん」が公開された。「うちゅ~じん」は、前作の敵キャラクタ。宇宙の果てからやってきた謎の生命体で、変化の無い表情から、喜怒哀楽を読み取ることは不可能。なぜ敵キャラクタが同行者になったかといえば、実は前作の「うちゅ~じん」は「ダークサイド(!?)うちゅ~じん」に操られ、地球侵略の尖兵として働かされていたらしい。 「うちゅ~じん」は、本来友好的な種族だという。敵ではなく災害に取り残されているとなれば、それはまごうことなき要救助対象。過去のことは水に流して(見た目にはわからないが)困っている「うちゅ~じん」を助けてやるのがミスターエスケープのお仕事。 「うちゅ~じん」の特徴は“無敵”ということ。思わず「それ救助する必要あるのかよ!」とつっこみたくなるが、それはまた別の話。とにもかくにも「うちゅ~じん」は炎、電気に当たってもミスにならないばかりか、素通りすら可能。箱などが頭上から落ちてきたとしても、自分が箱になるだけで死なないという頑丈っぷり。
なんともミステリアスな「うちゅ~じん」だが、フレンドリーになれば、頭上の“箱化アイコン”をダブルクリックすることで“箱状態”に変化する。箱状態の「うちゅ~じん」はアイテムとして利用可能。動かしたいときは、移動を指示すれば元通りになる。これを利用して、ステージを攻略していくというわけだ。
既存の「エスカレーター」、「人間ロープウェイ」、「二重シャッター」、「樽(たる)」、「一方通行切り替え扉」に加え、今回公開された新ギミックは「水位変化」、「観覧車」、「ブレーカー」、「回数制限床」の4種類。いずれもプレーヤーを悩ませてくれることは間違いない。
今作は、チュートリアルを含めると全110ステージが登場。前作「EXIT」のセーブデータがあれば、さらに20ステージが追加される。さらに注目すべきは“世界各国”をモチーフにした新ステージの数々。今回、情報として公開されただけでも「イギリス」、「ロシア」、「アマゾン」、「エジプト」、「南太平洋」など、そのバリエーションは多岐にわたる。このあたりは次の記事で詳しくご紹介する予定なので「EXIT」ファンの人はぜひ楽しみにしていただきたい。
(C)TAITO CORP.2005,2006
□タイトーのホームページ (2006年8月24日) [Reported by 豊臣和孝]
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