価格：5,040円

　株式会社マーベラスインタラクティブは、ニンテンドーDS用釣りRPG「川のぬし釣り こもれびの谷せせらぎの詩」を、2006年秋に発売する。価格は5,040円。

　「川のぬし釣り こもれびの谷せせらぎの詩」は、'90年からはじまる「ぬし釣り」シリーズの最新作。川のせせらぎや鳥のさえずりなどのリアルな効果音で再現された大自然の中、「釣り」をしながら旅をするという、ほのぼのとした雰囲気のRPGとなっている。キャラクタデザインは、「牧場物語」シリーズでおなじみのまつやまいぐさ氏が担当している。

　DS版では、魚とのバトル……いわゆる「釣り」のシステムが大きく進化。DSの特徴である2画面を使い、水中の魚の動きだけではなく、水上の主人公や浮きを表示し、魚との距離がわかるようになっている。また、タッチペンを使って竿の動きや釣り糸の巻き取りをするなど、これまでのシリーズにない新しい「釣り」が体験できる。

魚がかかったら釣りバトル開始	DS版では上画面で水中、下画面で魚との距離がわかる	タッチペンで竿を左右に動かして魚の動きに対応する	タッチペン下にスライドさせると糸を巻き取る

野山を歩き回って魚のいそうな場所を探す

　主人公「せんり」のかわいい妹が、ある日眠りから覚めなくなってしまうという謎の病にかかってしまう。どこかにいる川のぬしの肝を食べさせると妹を目覚めされることができるらしいという。それを聞いた「せんり」が仲間を連れてぬし釣りの旅に出るところから冒険が始まる。

　冒険の舞台となるこの世界は、人間社会の発展によって姿を消していった妖怪たちが存在する。悩み事を抱えた妖怪たちは主人公の前に現われることがあり、彼らを助けてあげながら旅を続けていくことになる。また、「化けだぬき」と「九尾の狐」、「からす天狗」の3匹の妖怪は一緒についてくる。仲間の妖怪は最初は小さな精霊玉から始まるが、一緒に冒険し、釣った魚を与えることで成長していく。

　このほか、旅の途中に寄り道をして周りの野山を見ると、そこにはさまざまな昆虫が生息し、花も咲いている。自然の中を散策しながら、昆虫採集したり、花を摘むことができる。捕まえた魚や昆虫は、図鑑博士のところへ持っていくと、魚カードや昆虫カードと交換できる。図鑑カードホルダーに収めて、図鑑を完成させるといった楽しみも用意されている。

【登場キャラクタ】
せんり妹の病気を治すため、ぬし釣りの旅に出る。正確は真面目で素直。	ゆんなせんりの妹。勉強が好きで本を読みすぎてメガネっ子になる。	あやは本作のヒロイン。主人公の妹のことを何かと気にかけるやさしい娘。
【仲間になる妖怪】
化けだぬき成長すると岩を押しのけるほどの力を持つ。おっとりとしたのんびり屋でよく転ぶ。おなかが空くと力が出ない。	九尾の狐せんりのHPを回復してくれるキュートな妖怪。せんりのことが大好きだが素直に伝えられないツンデレ娘。	からす天狗成長すると空を飛ぶ能力を持つ。無口でクール。せんりのためには一生懸命働くが空回りしてしまうこともある。
【そのほかの妖怪】
左から「カッパ」、「鬼っ子」、「木霊」。このほかにも多数の妖怪が登場する

【スクリーンショット】
妖怪を連れて野山を散策。「釣り」がテーマとはいえ、野山には昆虫が生息し、きれいな花も咲いている
ヒロイン「あやは」の登場シーン	魚のいそうな場所を見つけたらさっそく釣り開始だ

イベントシーン。選択肢は画面下に表示される	釣った魚は仲間にあげて育てることができる

(C)2006 Marvelous Interactive Inc.

□マーベラスインタラクティブのホームページ
http://www.mmv-i.net/
□「川のぬし釣り こもれびの谷せせらぎの詩」のページ
http://www.mmv-i.net/game/ds/kawanushi/
□関連情報
【2004年8月20日】マーベラスライブウェア、釣りアクションにRPG要素を融合
EZweb「川のぬし釣り」を配信
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040820/kawa.htm

(2006年8月10日)

[Reported by 滝沢修]