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タイトー、自作迷宮で戦うアクションRPG
PSP「クロニクル オブ ダンジョンメーカー」

9月28日 発売予定

価格:5,040円

イメージ画像
 株式会社タイトーは、プレイステーション・ポータブル(PSP)用ダンジョンアクション「クロニクル オブ ダンジョンメーカー」を9月28日に発売する。価格は5,040円。PSP本体のADHOC通信機能に対応する。

 PSP「クロニクル オブ ダンジョンメーカー」は、プレーヤー自らの手で“ダンジョン(地下迷宮)”をエディットし、そこにさまざまなモンスターをおびきだして戦うアクションRPG。アクション主体ではあるが、操作系はきわめて簡単。互いの位置や間合いに注意しつつ、ロックオン機能を使えば自動的に捕捉される敵キャラクタに対してアクションボタンを押すだけでテンポよく戦闘が進んでいく。

 ゲームがはじまると、プレーヤーは町の人たちから「アイテムをとってきて欲しい」などの依頼を受ける。プレーヤーは町外れにある洞窟にいき、そこから本格的なゲームがスタートする。

 一般的なファンタジーRPGでは、ダンジョンは最初から存在するのが通例。冒険者たるプレーヤーは、地下深くまで潜り探索を続けることになるが、本作には「ありもののダンジョン」などというものは存在しない。ダンジョンは“潜って探索するもの”ではなく、あくまでも“魔物をおびき寄せるために作る罠”という位置付け。ひらたくいえば“魔物ホイホイ”のようなものだ。

ダンジョンは探索するものではなく、魔物をおびき寄せるための罠。これまでにあまり無かったタイプのファンタジーアクションRPGだ


 ダンジョンの作り方はシンプルそのもの。地下に穴を掘り、通路や部屋を設置して入り口を開けっ放しにして一晩放置するだけ。すると翌朝には、野山など周辺を俳諧する魔物たちが「ここは良い住処になる」とばかり、なかに入り込んでいるという仕組み。あとは、剣と魔法をたずさえた主人公ことプレーヤーがそれを退治すればいい。魔物を倒せば、住処に持ち込んできたお金などが獲得できる。通路、部屋などの構成はプレーヤー次第。30種類ある部屋をうまく組み合わせれば、よりたくさんの魔物を呼び寄せることができる。

豪華堅牢なダンジョンほど、強く知能が高い魔物に好まれる。当然、そういった魔物たちはステキなお宝をタンマリ持っているはず。色々な構成を試してみよう


 稼いだお金でダンジョンを広くすれば、さらに多くの魔物たちが入り込めるようになる。お金に余裕があれば「宝箱」を設置するのも効果的。宝箱の部屋に入った魔物は「これは良い隠し場所を見つけた!」と大喜びし、そこに高価な宝物を隠すことがある。これらを繰り返しダンジョンを拡張していくことで、やがては「魔界の大物」などに代表されるボスキャラを倒すことも可能になるという。ただし、ダンジョンの建材にばかりお金をかけると自分自身がモンスターと戦うための武器や防具がおろそかになるため、このあたりはバランスよくゲームを進めていく必要がありそうだ。

ダンジョンに迷い込んだ魔物たち。住まう魔物は部屋の大きさに応じて種類が異なり、大きな部屋になるほど強い魔物がいる可能性が高くなる。モンスターにはロックオン機能を使えば、ターゲットをあらわすカーソルが自動でつくため、プレーヤーは攻撃ボタンを押すだけでOK。アクションRPGだが難しい操作は必要ない
ボスキャラクタ「グリフォン」が出現! 並大抵の強さではなく、まばゆいエフェクトとともに激しい攻撃をしかけてくる


 ダンジョンを中心に展開する本筋とは別に、RPGにつきものの“クエスト”も存在する。クエストはお使いゲームのような単調なものではなく、ダンジョンを作っていく過程で依頼される簡潔ながらキッチリと筋がとおったもの。クリアするとレアなアイテムが入手できることもあり、それほど手間もかからないのでなるべくこなしておきたいところ。

ゲームを進めていく過程でさまざまなクエストが舞い込んでくる。クリアすれば報酬が手に入る


通信機能で友だちにダンジョンをプレゼントできる
 クエストでは、アイテム以外にも“戦ったモンスターの肉”が入手できることがある。モンスターの肉は、持ち帰って食べればキャラクタがパワーアップするという効果がある。肉以外にもさまざまな食材やレシピがあり、その数なんと20種類以上。これらを集めて能力アップをはかるのも、ゲームの楽しみのひとつとなっている。

 PSP本体のADHOC通信機能を使えば、自分が作ったダンジョンを友だちにプレゼントすることができる。人の作ったダンジョンは、必ず自分とは違ったノウハウが盛り込まれているはず。ひとりでストイックに遊ぶのもいいが、一緒に遊ぶ人がいればさらに楽しさが広がっていくはずだ。

【主な登場人物】
老人 博物館の館長 建材店の売子 建材店の主
武器屋の主 お城で会う女性 買取屋 治癒術師
市場の女の子 魔法屋の双子姉妹


(C)TAITO CORP.2006
(C)2006 Global A Entertainment, Inc.

□タイトーのホームページ
http://www.taito.co.jp/

(2006年7月21日)

[Reported by 豊臣和孝]



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