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シリーズ初のマルチバトルでエースを狙え!!
バンダイナムコゲームス、「ACE COMBAT X -Skies of Deception-」

2006年 秋 発売予定

価格:未定

 株式会社バンダイナムコゲームスは、今秋に発売を予定しているプレイステーション・ポータブル(PSP)用フライトシューティング「ACE COMBAT X -Skies of Deception-(以下、「ACE-X」)」の最新情報を公開した。

 今回公開された情報は、シリーズ初となるマルチプレイモードの詳細と「ACE-X」ならではのオリジナル機体、プレーヤーが搭乗できる新機体の紹介。また、第1報では報じられなかった、シリーズ通してのおなじみ要素である、無線機能が「ACE-X」にも搭載されていることが判明した。こちらの情報も併せて紹介していく。

 本作の魅力のひとつであるマルチプレイモードは、PSPが持つアドホック通信対戦機能を使用することで1人1画面、最大4人までの同時プレイが可能となる。多彩なルールとプレーヤーが自由に設定できる多数の条件設定により、初心者からエースプレーヤーまで、幅広いプレーヤー層を巻き込んでの対戦を楽しむことができる。

 プレーヤーが設定可能な条件は、チーム戦・バトルロイヤルの選択/MAP選択/制限時間/勝利条件/僚機の有無/機体選択/特殊兵装選択/武器の強さ・弾数/ハンディキャップ/復活回数/BGMの選択/空中・地上ターゲットの有無・数など、対戦ルールとの組み合わせによってはその数50以上にも及ぶという。マルチプレイでの敵機撃墜数で得られる経験値により、自分の階級がランクアップする。ウィンドウ内の各プレーヤーネームの左には「階級章」が、下には「階級名」が表示されるようになっている

【マルチプレイモード】
プレーヤー参加待ち画面。プレーヤーは最大4人まで参加できるようになっている。 通常対戦、基地攻撃戦などを選択。ランダムモードを選択すると、対戦ルール、及び各種条件の設定をCOMがランダムで設定してくれる
2チームに分かれて遊ぶ対戦ルールでは、この画面で、プレーヤー機、COM機の全ての参加機体のチーム分けの設定ができる 機体選択は各プレーヤー、COM機全て別々の機体を選ぶ事もできるが、逆に全員同一の機体にすることも可能 ここでは、通常ミサイルの弾数、特殊兵装の弾数、ミサイルの命中率などを設定し、ハンディキャップを付けることもできる


■ 通常対戦:「問答無用の空中決戦!」

 他のプレーヤーたちとの正面対決を楽しむという、最もシンプルなルールで対戦を楽しめるのがこの通常対戦。それゆえ、一番奥が深いとも言えるだろう。

 このルールには、最後に残った者が勝者となる「サバイバル」と撃墜数を競う「シュートアウト」の2つのモードが用意されている。

人対人だからこそ味わえる緊張感のある戦い。1人を狙っていると後ろから攻撃されることも。周囲360度を警戒しながら、ライバルを凌駕するテクニックを見せつけろ!!


■ 基地攻撃戦:「堅牢な敵基地を攻略せよ!」

 2つのチームに分かれ、互いの基地攻略を競い合うのがルール。基地は周囲の防御施設と航空戦力により硬く守られており、攻略は一筋縄ではいかない。

 また、敵の基地攻略にばかり気を取られていると、自分の基地が危機に陥ることも。戦域全体の戦況を確認しながら戦うハイレベルなエースの能力が問われる。

このルールの醍醐味は仲間同士の役割分担にある。チームの仲間同士で攻撃・防衛と任務を分けるか? それとも攻略に専念するか? 状況は刻一刻と変化していく


■ 制空戦:「限られた空間で繰り広げられる攻防!」

 照明によって囲まれた限定空間を飛び続ける時間を競うのがルール。

 長時間この空間に存在し続けられれば、ポイントがアップしていくが、狭い空間での戦いは、容易に混戦状態を生み出すだろう。

限定された空間での戦闘は、敵プレーヤーとの接触を高め、高密度な戦いへと発展させる


■ データビーコン争奪戦:「ビーコンをめぐる熱いバトル!」

 敵基地のビーコンを奪取して自分の基地に持ち運ぶルール。

 2つのチームに分かれ争奪戦を繰り広げる事になるので、敵チームよりも、より早く自分の基地へとビーコンを運びこんだチームが勝利となる。だが、ビーコンを所持している機体は機動性が落ち、敵に狙われやすくなるリスクをしょいこむことになる。

いざというときはビーコンを手放し、反撃に転じることも可能だ。とっさの判断を要求されることになるだろう。また、チームプレイならではの役割分担により、戦略はプレーヤー次第で無限に広がる


■ 護衛戦:「味方部隊の進軍を守りつつ、敵軍を蹴散らせ!」

 2つのチームに分かれ、進軍する味方部隊を守り、より多くの味方をより早く、敵基地に到達させるのが目的。

 味方を守るだけでなく、敵軍を殲滅する事も可能となっている。対空能力重視でライバルを撃墜し、味方部隊を護りぬくか? それとも、対地能力重視で敵地上部隊を殲滅させ、その進攻を阻むか? 機体の選択も、重要なポイントになるだろう。

ステージは、地上と海上の2つが用意されている。これにより、同じルールで違った遊びを楽しむことができる



■ 「ACE-X」だけのオリジナル機体が多数登場

 「ACE-X」には多数のオリジナル機体が登場する。本作に登場するオリジナル機体は、おまけ的な要素ではなく、ゲームを進める途中で入手が可能になっているという。また、「ACE2」以来10年ぶりとなる機体「XFA-27」の登場も明らかとなった。これらのオリジナル機体は全て、プレーヤーの好みに合わせてカスタマイズが可能。こちらの情報は今後の詳報を期待していただきたい。

■ XFA-24A Apalis

「戦場を選ばない、高い汎用性」という実戦的なコンセプトのもとに設計された多目的機。燃費のよいエンジンや、カナード付ダブルデルタ翼という機体構成の結果として得られた大きめの最大積載量など、さまざまな点でミッションを選ばずに使用することができる柔軟性を持つ。

 全体的に限界性能よりも信頼性を重視した結果、一般的な部品が数多く使用されている。このためどのような戦場に投入されても部品調達や整備に不自由しないというメリットがあり、また、その結果として比較的安価に納まっている機体コストも見逃せないポイントである。性能的に突出した部分はないものの、3次元可変ノズル機構を採用したことにより必要充分な格闘戦能力を備えており、トータルバランスに優れた機体に仕上がっている。



■ XFA-27

 プレイステーション版「ACE COMBAT 2」において“究極の戦闘機”として登場した「XFA-27」が、「ACE-X」で甦る。「ACE2」をプレイしたことのある人なら、あの圧倒的な性能を良く覚えている事だろう。機首周りの繊細なフォルムと相反するように、エンジン近くに取り付けられた4枚の水平尾翼により後方からの印象が重厚な物となっているのが特長。

 また、F-14を彷彿とさせる可変翼が、高速飛行時に閉じると、より先鋭的なフォルムの印象が増すようになっている。今回はミリタリーテイストを意識したカラーリングとなっているが、「ACE2」登場時のカラーリングもあるかもしれない? また、なくてはならないXFA-27だけが持つあの機能も、カスタマイズ次第で搭載可能になる?




■ 「ACE-X」でも健在だった無線機能

 「ACE COMBAT 04 -shatterd skies-」以降の「エースコンバット」シリーズを通して好評を博しているのが「無線」の存在だ。戦況の変化や、戦いの真っ只中にいる兵士たちの声など、多彩な無線内容が臨場感を盛り上げてくれる。これはシリーズを通してのことはもちろん、「ACE-X」の世界においても重要な要素だといえるだろう。

 今作では、収録されている音声は英語のみとなっているが、字幕の方は7カ国語を搭載する予定となっている。これによりマルチプレイモードでは、外国のプレーヤーともスムーズに対戦が可能になるという。

字幕対応言語(予定)は日本語、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、ハングルとなっている



■ プレーヤー機体の紹介

【Su-27 Flanker】
「フランカー」のコードネームで呼ばれる、大型の制空戦闘機。洗練された空力特性とパワフルなエンジンで、優れた運動性能を発揮する。現代制空戦闘機のひとつの到達点と言われている
【Typhoon】
国際共同で開発された制空戦闘機。カナード翼(前翼)付デルタ翼の制御は高度に自動化され、超音速・亜音速領域共に「タイフーン(台風)」の名に違わぬ、敏捷性を発揮する
【F-5E Tiger II】
「タイガーII(虎)」と呼ばれる軽量戦闘機。安価で安定した飛行性能を保有し、扱いやすい機体である。構造が簡素なため前線での整備性が高く、各国の空軍で採用されている
【F-1】
練習機から派生した攻撃機。対地・対艦攻撃を主眼に 開発された。旧式機のため能力は第一線級に劣るが、コンパクトに良くまとまった機体で、パイロットや整備員からの信頼も厚い


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※画面は開発中のものです。

□バンダイナムコゲームスのホームページ
http://www.bandainamcogames.co.jp/
□バンダイナムコゲームスの家庭用製品公式サイト
http://www.bngi-channel.jp/
□製品情報
http://namco-ch.net/acecombat-x/
□関連情報
【4月14日】エースの翼がついにPSPに!
「ACE COMBAT X Skies of Deception(仮)」
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20060414/acx.htm

(2006年6月23日)

[Reported by 志賀康紀]



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