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価格:6,090円
PS2「街ingメーカー2」は、2003年に同社から発売された「SIMPLE2000シリーズ Vol.39 THE ぼくの街づくり ~街ingメーカー++~」の続編にあたる作品。住人とコミュニケーションをとりながら街を発展させていくのがゲームの主目的。プレーヤーは、タイトルにある「マッチングメーカー(都市開発プロデューサー)」となり、理想の街づくりに着手する。
一般的な都市開発SLGと「街ingメーカー2」の相違点は“街の住人たちとのコミュニケーションがメイン”ということ。基本操作は「舗装」、「誘致」、「会話」の3種類のみ。住人たちは、職業、性格ともに千差万別で、それぞれの意思に基づいて生活している。そんな住人たちとの会話から要望や不満などを聞き入れ、少しずつ問題を解決していくことで街が発展。街は、農家をたくさん誘致すれば農業都市に、オフィス中心なら商業都市と、プレーヤー次第でさまざまな変化を見せる。
前作で好評を博したシステムは、さまざまな改良を重ねてさらに進化。たとえば、前作ではテナントを誘致するために“人気メーター”をあげて住人から電話がかかってくるのを待つ必要があったが、今作では住人から定期的に連絡が入り、随時テナントの設置が可能になった。住人感情を間接的に表現する“人気メーター”は、住人の“不満メーター”に変更。これにより街の善し悪しが直感的にわかるようになっている。また、寝てしまうため会話が成り立たなかった夜の時間が早く経過するようになったり、カメラの視界がアナログスティックで任意に変更できたり、テナントの設置方向が選べたりと、随所にユーザーフレンドリーな変更が行なわれている。
プレイ可能なマップは、チュートリアルを含め全22面。ゲーム中に登場する実名テナントは前作の3倍以上で、現時点でユニクロ、トイザらス、ベビーザらス、ケイヨーD2、焼肉屋さかい、TGIフランデーズ、ケンタッキーフライドチキン、ピザハット、ピザーラ、トゥザハーブズ、フレッシュネスバーガー、サークルK、サンクス、東進ハイスクール、エネオス、日の丸タクシー、タイムズ、TOHOシネマズ、ガスト、夢庵、JTB、日航ホテル、タワーレコード、SOS・BOLBE-E、牛角、吉野家、和民、COCO壱番屋、ローソン、ミキハウス、メンズプラザアオキ、ツタヤ、モスバーガー、NOVAといった計35以上のテナントの登場が確定済み。また、テナントだけでなく「駅」、「高速道路」も設置可能となっている。
今作では、自分の好きな主人公キャラクタが選べるようになった。子供から大人までバリエーション豊かなエディットが可能。さらに顔や髪型を選べ、購入した服に着替えたり、アイテムを身につけることもできる。
テナントはもちろん、キャラクタなどのグラフィックはすべて新規描き下ろしになっているという。シリーズ初体験の人はもちろん、前作をとことんやり込んだプレーヤーも新鮮な気持ちで楽しくプレイできるだろう。
(C)2006 Indi Software/MEDIA FACTORY Published by D3 PUBLISHER
□ディースリー・パブリッシャーのホームページ (2006年6月8日) [Reported by 豊臣和孝]
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