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会場:Los Angeles Convention Center
■ PSP「METAL SLUG ANTHOLOGY」
PSP本体のADHOC通信機能に対応しており、ワイヤレスでふたり同時プレイをサポート。画面サイズを、オリジナル、拡大、全画面(ワイド)と3段階で切り替えることもできる。正確に計測したわけではないが、タイトルを選んでからゲームが始まるまでのロード時間は、おおむね10~15秒程度。ちょっと待たされるが、それ以降はノンストップでゲームがプレイできるというから、気になるのは最初だけだ。 長時間触れたわけではないので断言はできないが、少なくとも筆者の目にすればほぼ完璧といっていい移植度。各タイトルをプレイしてみたが、まったくもって遜色は見られない。それどころか、初代「メタルスラッグ」が、今プレイしてもまったく古臭くないところにある種の“凄み”を感じされられた。
出展されていたのはPSP版だが、任天堂の最新プラットフォーム「Wii」版のリリースもアナウンスされており、独特の操作系にも対応する予定だとしている。どちらも価格、発売日ともに未定。
■ GBA「METAL SLUG」
試遊台に設置されていたバージョンは、正直「なんとか動くところまでこぎつけました」といった程度のバージョンで、主人公と捕虜以外、敵味方すべてのキャラクタがまだ実装されていない状態。スクロールできる限界まで移動しても、ボスキャラはおろかなんの変化も起こらないため、試遊台に実装されている「Mission Complete」ボタンを押して、やっと次のステージにいける有様だ。
グラフィックのタッチなどは忠実なのだが、少々気になったのは画面スクロールのスピード。画面サイズやレイアウトなどの諸事情を差し引いても、オリジナル版よりも速いというか、全体に軽すぎる。このあたりは、製品版での改善を強く望みたいところ。発売日、価格ともに未定。
■ PS2「THE KING OF FIGHTERS 2006(邦題:THE KING OF FIGHTERS MAXIMUM IMPACT 2)」
当初、何の予備知識もなかったため「KOF2006が出展されている!」と驚いたが、画面を見て「あぁ、そういうことか」と納得。出展バージョンは日本語版MI2そのままだが、そもそもインフォメーションベースが英語で作られていることもあり、海外の人たちにも違和感なく受け入れられていた(というか全然意に介していないふう)。
同社ブースへの進入経路が会場内のメイン導線から若干はずれたところにあるため「アメリカの人たちはどんなキャラが好きなのかな。どんなふうにプレイするのかな」といったところが、あまり確認できなかったのが残念。仲間内でわいわいやる対戦ツールとしては非常によくできているので、もっと大勢の人に存在を気づいてもらえたなら、より一層ブース内が盛り上がっていたことだろう。北米版は8月発売予定。
■ ニンテンドーDS「SNK VS. CAPCOM CARD FIGHTERS DS」
名称からもわかるとおり、ネオジオポケットでリリースされた「カードファイターズ」シリーズ最新作。詳細については明らかにされていないが、全カード(300種類以上)が新規に起こされ、キャラクタ固有の能力、コンビネーションなどの個性をきちんと反映。戦略性もより高められているという。
シリーズでは久々の新作ときうこともあり「え、そんなの出てたんだ」という新規ファンも少なくないはず。日本での発売も当然決定しているので、知らなかった人は要注目といったところ。発売日、価格ともに未定。
(C)SNK PLAYMORE
□SNKプレイモアのホームページ (2006年5月13日) [Reported by 豊臣和孝]
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