Electronic Entertainment Expo 2006現地レポート

会場：Los Angeles Convention Center

　今年のテクモブースは目玉タイトルである「Dead or Alive:Xtreme 2(以下、DOAX2)」のイメージを感じさせる南国のザックアイランドをモチーフにした“テクモカバーナ”と称されたステージ演出を前面に押し出してきた。「DOAX2」に登場する水上ジェットスキーがステージに飾られており、本作のイメージを来客者にアピールするように作られていた。

　さて肝心の発表タイトルだが、すべては会場のスクリーンで上映されるデモムービーのみの出展となっていた。前述の「DOAX2」(2006年発売予定)は、前作でメインとなっていた「ビーチバレー」がパワーアップしていることはもちろん、そのほかにも「ジェットスキー」や「水上綱引き」、「ビーチフラッグ」など、多数のゲームが存在する。

　人気だったキャラクタの水着とアクセサリー等の着せ替えは健在。水着はほぼすべてが新作だというが、前作の中から特に人気が高かった水着については今作でも登場するそうだ。

　加えて、PSPでリリースされている快作アクション「カラクリKARAKURI」がPS2用ソフトとなってパワーアップし、「コロボットアドベンチャー」というタイトルで登場が決定している。ワンボタンで瞬時に「大型ロボ」や「戦車メカ」に合体変形し、派手で強力な攻撃を繰り出す「オーバードライブ」が今作の魅力になりそうだ。

　また、任天堂の新ハードWiiに向けてのタイトル「スイングゴルフ パンヤ(仮)」も以前、発表会でアナウンスされたもの。詳細は不明だが、Wiiの独特な操作感もあいまって、PC版とはまた一味違う爽快なゴルフゲームになりそうだ。

　「パンヤ」といえば、Windows版はネットワークゲームだが、Wii版がWi-Fiに対応するかどうかは明らかにされていない。ゲームモードとしてはシングルプレイ、ストーリーモード、チャレンジモード、マッチプレイ、ストロークプレイ、パーティプレイなどが用意されていると言うことなので、続報を期待したいところだ。

テクモカバーナの写真。南国の楽園のイメージが強く押し出されている	DOAガールズとの写真撮影も。セクシーかつグラマーな美女たちに囲まれて、選ばれた人たちは地上の楽園を満喫することに

【「Dead or Alive:Xtreme 2」】
ジェットスキーに乗るヒトミや、ウォータースライダーを堪能するレイファン。ミニゲームも多数が用意される (C) TECMO,LTD.Team NINJA 2006

【「コロボットアドベンチャー」】
(C) TECMO,LTD.2006

【「スイングゴルフ パンヤ(仮)」】
(C) TECMO,LTD./(C)2006 Ntreev Soft Co., LTD.

□Electronic Entertainment Expoのホームページ
http://www.e3expo.com/index.asp
□テクモのホームページ
http://www.tecmo.co.jp/

(2006年5月12日)

[Reported by 迫水紀文]