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すでに4月末の時点で、それまでコードネームだった「Revolution」の正式名称「Wii」を発表するなど、いち早く動きを見せていたため、今回のカンファレンスでのビッグサプライズは発表されなかった。しかし、好調なニンテンドーDSの今後のソフトラインナップを発表したほか、ゼルダなど「Wii」のタイトルの一端が公開された。 「Wii」用のソフトとして紹介されたのは、「Wii Sports」と題された野球やテニスが収録されたタイトル。これまでの任天堂のタイトルとは違い、マリオなどのキャラクタは使用されていない。米国ではスポーツゲームがハードの動向を左右するとまで言われているため、このラインナップとなったのだろう。カンファレンスでは岩田聡代表取締役社長や宮本茂氏等を含めダブルス (つまり計4名) で対戦を披露してみせた。 また、スピーチを行なった岩田聡氏は従来までの「ゲームをしていない人とコアゲーマーが共にゲームを楽しめるためには」といった視点が重要とアピール。「Wii」に関して言えば、スタンバイ状態にはいるため、常にインターネットに接続した状態であるとし、バーチャルコンソール機能と共に重要な役割を果たすと説明した。しかし最後に「しかし最も重要なのはソフト」としてソフトウェアの重要性を強調した。 ニンテンドーDSのタイトルとしての注目作はやはり「Star Fox DS」だろう。短い時間ながらムービーが公開されていた。このほかにも「Legend of Zelda, The: Phantom Hourglass」、「ディディーコングレーシング」、「Yoshi's Island 2」など期待のタイトルが列んだ。2006年末までにニンテンドーDSのソフトが米国内で100タイトルもリリースされる予定だという。
詳しいカンファレンスの模様は後ほどお伝えする。 (2006年5月10日) [Reported by 船津稔]
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