価格：5,040円

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　株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントは、プレイステーション・ポータブル（PSP）用なつやすみアドベンチャー「ぼくのなつやすみポータブル ムシムシ博士とてっぺん山の秘密!!」を6月29日に発売する。価格は5,040円。PSP本体のADHOC通信機能に対応している。

　PSP「ぼくのなつやすみポータブル ムシムシ博士とてっぺん山の秘密!!」は、プレイステーションで2000年に発売された「ぼくのなつやすみ」をアレンジ移殖した作品。ゲームの舞台は、昭和50年の夏。母親が出産するため、北関東で陶芸を営む叔父の家に預けられる小学3年生の主人公少年。プレーヤーはその少年となり、素朴な田舎町でゆったりと夏休みの1ヵ月間を過ごしていく。

　今作は新キャラクタが追加され、ストーリーがより厚みを増している。PS版には存在しなかったキャラクタたちとの出会いが、明かされなかった謎の解明につながっていく。イベントやムービーも追加されており、前作をプレイした人も新鮮な気持ちでふたたび“あの懐かしい夏休み”を体験することができる。

【ボクくん】
本作の主人公。好奇心旺盛な小学3年生。都会生まれ、都会育ちの心優しい男の子。たくさんのドキドキやワクワクをこの夏体験して、ほんのちょっぴり大人になる

【アニキくん】	【ヨシコちゃん】	【教頭センセ】
時々家の近所に現われる、ボクくんより少し年上の中学生。色白で細身の体つきで、フワフワしたしゃべり方をする少年。ある日、ボクくんがアニキくんの後を追いかけると、曲がり角の先で突然アニキくんを見失ってしまう。アニキくんに出会った直後はいつも不思議な事件が発生するため、ボクくんはアニキくんがとても気になっている	ボクくんが居候している叔父の家の長女、萌と仲の良い同級生。少しキャピキャピしたところもあるが、やや男勝りで活発な少女。とにかく明るく元気な女の子で、考えるより先に行動してしまい、結局は大失敗をくり返す。だが、それでもへこたれない芯の強さを持っている	戦時中、付近の山中のどこかに、自分の宝物を隠したらしいが、隠した場所を忘れている。PS版では噂話の中だけで登場する人物。今でも時々大きなメモ帳を片手に、宝物を探して山の中を散策している。怒ると怖そうだが、心根は優しい人。昆虫や自然のことに詳しく、ボクくんはこの先生からいろいろなことを学ぶ

　今作は“昆虫採集”がパワーアップ。PS版の64種類から128種類に倍化した昆虫のなかには、なかなかつかまえられないレアなものが存在するという。好評だった「虫相撲」もリニューアルが施され、お気に入りの甲虫を次回のプレイに連れて行くことが可能になった。PSP本体のADHOC通信機能を利用すれば、他プレーヤーに甲虫をプレゼントしたり、あるいは交換することができる。

- より楽しさを増した昆虫採集と虫相撲 -
男の子の夏休みといえば、やっぱりコレでしょ。虫取り網を持って野山をかけまわるべし。お気に入りの甲虫はADHOC通信機能で他プレーヤーとやりとりできる

　忙しい現代だからこそ、ほっと一息つきたくなる瞬間がある。通勤通学、休み時間、ふとした合間でも、PSPと本作があれば、そこには優しく懐かしい“あの夏休み”が待っている。夏の日差しが作り出すコントラスト、さわやかな風、小川のせせらぎが恋しくなったときは、本作を手にとってみてはいかがだろうか。

【スクリーンショット】

(C)Sony Computer Entertainment Inc.

□プレイステーションのホームページ
http://www.jp.playstation.com/
□製品情報
http://www.jp.playstation.com/scej/title/boku_p/
□関連情報
【2002年5月30日】この夏発売の「ぼくのなつやすみ2 海の冒険編」ムービーを
SCEIホームページで公開
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20020530/bokunatu.htm

(2006年4月21日)

[Reported by 豊臣和孝]