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元気、OKEのオンライン公開機能を搭載した新作
PSP「カルネージハート ポータブル」

2006年夏 発売予定

価格:5,040円

 元気株式会社は、PSP用思考設計型ロボット対戦シミュレーション「カルネージハート ポータブル (Carnage Heart Portable)」を2006年夏発売する。価格は5,040円。CEROレーティングは「A(全年齢対象)」。

 PSP用「カルネージハート ポータブル」は、'95年に株式会社アートディンクが発売した「カルネージハート」シリーズの最新作。'98年に「ゼウス - カルネージハートセカンド」が発売されて以来、7年ぶりの新作登場となる。制作はアートディンクで、「カルネージハート」のスタッフが手がける。戦闘用ロボット「OKE (Over Kill Engine)」のデザインは、今作も横山宏氏が担当している。

 「OKE」は、機体や武装などのハードウェアを複数のパーツから組み上げ、さらにプログラムチップを組み合わせて行動パターンを設定するソフトウェアで構成される。戦闘時のアクション性は皆無で、ソフトウェアに応じた自動操縦のみというゲームシステムを伝統的に採用。今作も基本的な仕組みは変わりない。

 他のプレーヤーが設計した「OKE」との対戦では、アドホックモードによる無線通信のみならず、PCを経由してのデータ交換も可能。「OKE」データをメールで送信したり、個人のホームページで公開したりと、データを自由に配布できる。さらに元気は、データをアップロード・ダウンロードできる公式サーバーを公開する予定で、手軽に他のユーザーとの対戦を楽しめる。

 3Dで描かれる戦闘シーンには、吹きとばされた際などの脱力体の動きを表現する「ラグドール物理」や、物体同士の衝突・摩擦を表現する「剛体シミュレーション」を搭載。挙動をリアルタイムに計算することで、リアルな戦闘を表現する。

主人公のケイゴ・ジョーンズ
 シングルプレイでは、情報工学を学ぶ「ケイゴ・ジョーンズ」が主人公となる。木星軌道上のコロニー「フラカン」にある「OKE」の実験開発施設を見学に来ていたケイゴは、施設の大規模な停電に鉢合わせる。電力は数分で復旧したものの、直後に施設の「OKE」が暴走。ケイゴはコロニーからの脱出を図るため、1体の「OKE」で戦いを挑む。

【スクリーンショット】
まずはハードウェアを設計。2脚やホバーといった機体のタイプを選び、CPUやエンジン、装甲、武装といったパーツを組み合わせていく
プログラムチップを組み合わせてソフトウェアを構築。ハードウェアに合わせて、最も効率的に動くプログラミングを考えていく
戦闘シーンは、ハードウェア・ソフトウェアで設計した「OKE」がフルオートで動く。リアルタイム物理計算による挙動も見所
「OKE」のデザインは横山宏氏。左から、2脚タイプ、ホバータイプ、車両タイプ。それぞれに長所と短所があるのでうまく使い分けたい


(C)2006 GENKI
Carnage Heart (C)1995-2006 ARTDINK. All Rights Reserved.

□元気のホームページ
http://www.genki.co.jp/
□「Carnage Heart Portable」のページ
http://www.genki.co.jp/games/carnage/

(2006年3月20日)

[Reported by 石田賀津男]



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