価格：未定

　ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパン(SCEJ)は、PSP(プレイステーション・ポータブル)用「－どこでもいっしょ－ レッツ学校!」を6月に発売する。価格は未定。開発は株式会社ビサイド。

　PSP用「－どこでもいっしょ－ レッツ学校!」は、同社のお話しゲーム「どこでもいっしょ」のキャラクタが登場するシリーズ最新作。プレーヤーは、シリーズでおなじみの5人のポケピ(ポケットピープル)たちが通う学校の先生となり、1年間をともに生活する。

【ポケピ】
トロ 本名「井上トロ」。今回も人間になるために勉強している	リッキー 本名不明。世界最強の格闘家を目指して勉強する

ピエール 本名「山本ピエール」。海外留学するために勉強しているらしい	ジュン 本名「三原ジュン」。アイドルを夢見て勉強に励む	スズキ 本名「R・スズキ」。研究者としてノーベル賞を取るため勉強中

　ゲームでは、プレーヤーが5人のポケピ全員の先生となるが、最初に自分のお気に入りのポケピを「マイポケピ」として選べる。マイポケピはクラス委員となり、教室の中心に座る。ほかの4人も座席の場所を好みに指定できる。

　学校では、1カ月に4日間、1日3科目の授業が行なわれる。ポケピに教科書を読ませたり、黒板で発表させたりといった先生らしい生徒とのコミュニケーションのほか、計算問題をプレーヤーが解くといったクイズなどのバリエーションに富んだ授業が用意されている。

　一般科目のほかに、「特別授業」がある。授業の中でポケピたちにコトバを教えられるというもので、あるコトバを教えると、ポケピからそれについての質問が次々と飛び出す。これに答えていくことで、コトバの意味を伝えていく。またコトバをしりとりの要領で次々教えられるようになっている。

　このほか仕様を見ると、アドホックモードとインフラストラクチャーモードに対応するとされている。今回公開されているゲーム内容には無線LANが必要なものは見当たらないが、オンライン機能を用いた何らかの要素が用意されているようだ。またこちらも詳細は不明だが、PSP用「どこでもいっしょ」との連動機能も搭載される。

【スクリーンショット】
ポケピたちの学校生活のイメージカット。これまでのシリーズとは違う、ポケピたちの新たな一面が見られそう
ポケピたちの学校には、人間のコトバを教えてくれる先生がいないらしい。そこでプレーヤーが先生として学校に行くことに。校長先生は……クロ?
最初に「マイポケピ」を選択すると、そのポケピがクラス委員に。他のポケピの席も選べる
「どこでもいっしょ」といえばコトバあそび。今回は授業のなかで、ポケピたちの質問に答えながらコトバを教えていく。しりとりを意識した教え方も用意されているようだ
ポケピたちに教科書を読ませたりするばかりでなく、プレーヤーがクイズに答える授業も。ポケピたちの先生として、間違えるわけにはいかない
学校では授業のほかにも、さまざまな出来事が起こる。ポケピ同士の関係も見えてくるかも
こちらは今回未公開の情報からの画面。トロがヒヨコのコスプレをしていたり、クロたちを相手に3対3でしりとり対決をしてみたり。こちらも今までにないポケピたちの一面が見られそうだ

(C)Sony Computer Entertainment Inc.
※ 画面は開発中のものです。

□ソニー・コンピュータエンタテインメントのホームページ
http://www.playstation.jp/
□「どこでもいっしょ」シリーズのページ
http://www.dokodemoissyo.com/

(2006年2月24日)

[Reported by 石田賀津男]