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「鉄拳5 DARK RESURRECTION」は、2004年にアーケード、2005年に家庭用で発売された対戦格闘アクションゲーム「鉄拳5」をバージョンアップさせたタイトル。「鉄拳 DR」は「鉄拳」シリーズとしては初のPSP用タイトルとして登場する。「鉄拳 DR」の「鉄拳5」からの変更点としては、リリとドラグノフが新規キャラクタとして追加、鉄拳の世界観を広げるオープニングムービーの追加、キャラクタカスタマイズアイテムの増加などが挙げられる。 収録されているモードは、アーケードモードやタイムアタックモード、プラクティスモードなどはもちろん、PSP版ならではの新モードやミニゲームも収録されており、多彩なゲームモードでプレイを楽しめる。また、家庭用「鉄拳」シリーズと言えば、ゲームのムービーの存在を欠かせない。「鉄拳 DR」では、アーケード版オープニングムービーの“本来の姿”が収録されているとのこと。 「鉄拳5」で好評を博したキャラクタカスタマイズ機能も搭載している。これは、キャラクタに好きなアイテムを装飾し、自分だけのオリジナルキャラクタを作成できるというもの。家庭用にアレンジもしてあるので、アーケード版とは異なったオリジナルキャラクタを作り出すことができるようだ。アイテムの入手は、ゲームを進めることで獲得するファイトマネーを使うことで可能となる。また、PSPのハード性能のひとつであるワイヤレスLAN機能を使用した対戦も可能。 さて、PSP版の第1報となる今回は、登場キャラクタとステージを紹介する。そして、PSP版の発売に向けて2月17日より、PSP「鉄拳 DARK RESURRECTION」連動「ゴーストキャラクタ」募集のキャンペーンが開始される。キャンペーン終了は3月15日を予定。このキャンペーンの内容は、AC「鉄拳5 DARK RESURRECTION」に登録されている、プレーヤーのゴーストデータ(プレーヤーがカスタマイズしたキャラクタ)を「全キャラクタ×全段位数」分募集するというもの。当選したキャラクタは、PSP「鉄拳 DARK RESURRECTION」のCPUキャラクタとして登場することになる(注:応募者全員のデータが反映されるわけでない)。 応募資格は、TEKKEN-NET携帯サイト登録ユーザー。1プレーヤー1回限り(複数のキャラクタを登録している場合は、予定ではあるが3キャラクタまで応募が可能となるようだ)。応募方法はTEKKEN-NET携帯サイト内に用意された専用ページにアクセスし、規約事項を確認した上で同意した場合は、キャラクタ選択画面に移行し、そこでキャラクタを登録中3体まで選択し、応募できる(複数回に分けての応募はできない)。
ゴーストキャラクタは、「プレーヤー名」、「キャラクタカスタマイズ状態(アイテム、カラー、称号)」、「対戦内容の癖」を収録し、「一言コメント」、「所属チーム」、「戦績」は反映されない。また、応募者全員に「限定待ち受け画像」をプレゼントする予定もあるという。ただし、ゴースト応募後にカード削除、またはTEKKEN-NETの退会を行なうと応募資格が失われてしまう。注意してほしい。
・iモード:「iMenu」→「メニューリスト」→「ゲーム」→「アーケード連動」→「TEKKEN-NET」
■ LILI (リリ)
国籍:モナコ モナコ在住の石油王の1人娘であるリリは、生粋のお嬢様であった。4年前、営利目的の誘拐犯に襲撃された際に闇雲に暴れ、図らずも犯人グループの1人を倒して以来、人を倒すことの快感に目覚めてしまう。 しかし、リリが心底慕う父が争いごとを嫌う温厚な性格であるため「お父様には嫌われたくない……でも、もっと闘いたい」と、葛藤に苦しめられる。そして闘いの衝動を抑えられなかったリリは、旅行と称して自家用ジェット機で海外へ赴き、ストリートファイトに興じるようになる。
そんなある日、サンフランシスコで倒した相手から、とある格闘大会の招待状を手に入れる。その大会の主催が父を悩ませていた三島財閥であることに気付いたリリは、三島財閥を手に入れれば父の役に立てると思い、大会出場を決意した。 ■ DRAGUNOV (ドラグノフ)
国籍:ロシア 広大なタイガに覆われた極寒の地。資源開発の目的で行なわれていた地質調査中に、永久凍土の下から異形の物体が発見された。軍は急遽特殊部隊を派遣し、現場周辺を完全に封鎖。極秘裏にこの未知の物体は研究所に運び込まれた。 それから1カ月。未知の物体に関する調査報告を受けた軍司令部は、発掘作戦に携わった1人の男に極秘任務を与えた。男の名はドラグノフ。軍特殊部隊に所属し、数々の戦場で恐怖の象徴として恐れられ、その圧倒的戦闘能力から「白き死神」と呼ばれた男である。
命令を受けたドラグノフはただ静かにうなずくと、目的地である日本に向け旅立つのであった。 ■ RAVEN (レイヴン)
国籍:不明 国際的な諜報機関に於いて、最も優秀かつ冷酷であると評されるエージェント、コードネーム“Raven”。 顔にX字の傷跡を持つこと以外、国籍、年齢など素性経歴は一切不明。総司令部からの指令で、三島財閥と新興企業G社について調査を進めていく中、“JACK部隊”の自爆攻撃に巻き込まれる三島平八の姿を目撃する。
その後、何者かによってThe King of Iron Fist Tournament開催が告知された。Ravenは大会の裏に潜む真相を探るべく潜入する。 ■ 馮 威 (フェン・ウェイ)
国籍:中国 中国拳法を極め、最強を目指す武闘家、馮 威。 幼い頃から“神拳”と呼ばれる中国拳法の達人の下で修行に励み、成人となる頃には同門最強と認められるまでになっていた。 しかし、貪欲に強さを求める余り、禁忌とされていた他流試合に手を染め、ついには馮を諌めようとした師・神拳をも殺してしまう。
その際に「完全なる神拳の復活には三島に奪われし“神拳奥義之書”が必要だ」と知らされた馮は、The King of Iron Fist Tournament出場を決意する。 ■ 風間飛鳥 (かざま あすか)
国籍:日本 物心のつく前から父に風間流古武術を叩き込まれた飛鳥は、持ち前の正義感からもめごとを見つけると乱入する“おせっかいな喧嘩仲裁屋”と、地元大阪ではちょっとは名の知れた存在だった。 ある日帰宅してみると、道場の門下生達が沈痛な面持ちで飛鳥を迎えた。聞くと中国人らしき男が道場に現われて父を倒し、父はそのまま病院に運ばれたという。
数日後、事情聴取に訪れた香港国際警察の刑事から「男はThe King of Iron Fist Tournamentに出場するだろう」と聞き、自ら大会に出場することを決める。 ■ JACK-5 (ジャック5)
国籍:なし 愛されし心持たぬ重機兵、JACK-5。 2年前、GUNJACKと共に三島重工への潜入を試みた女性物理学者ジェーンは、警備中の鉄拳衆の機銃掃射に被弾。GUNJACKはジェーンをかばい盾となって、そして……動かなくなった。
翌日、G社の貨物運搬船に発見され一命を取りとめたジェーンは、そのままG社ロボット工学研究所に身を寄せて量産型戦闘兵器“JACK-4”を完成。その行動データを元に“JACK-5”の開発に着手した。そして、最新鋭機の性能テストの場に選ばれたのは、開催が告知されたばかりのThe King of Iron Fist Tournament 5だった。 ■ JULA CHANG (ジュリア・チャン)
国籍:アメリカ 失われた森林を取り戻すため研究を続ける、ジュリア・チャン。 The King of Iron Fist Tournament 4で研究データを奪い返すことができなかったジュリアは、失意のうちに本国に戻り、再び新たな方向性を模索し始める。しかし、研究が行き詰まる度に奪われたデータのことが頭をよぎるのだった。 そんな折、『Dear Julia』と記され、異国の文字で綴られた謎の手紙とともに、The King of Iron Fist Tournament 5開催の告知がジュリアの元に届く。
森林再生の望みを賭けて、ジュリアは再び大会への参加を決意する。 ■ CRAIG MARDUK (クレイグ・マードック)
国籍:オーストラリア デビュー以来無敗を誇ったバーリトゥード・ファイター、クレイグ・マードック。 前大会でキングに敗れたことに納得できないマードックは、退院するやいなや地獄のハードトレーニングを敢行し、ひと月後には凶悪な肉体兵器と化していた。 ある日、マードックはバーリトゥードの大会にブラックジャガーのマスクを被って乱入。決勝に残ったファイターを瞬く間にリングに沈め、キングとのリベンジマッチを宣言したのであった。
再戦の舞台、それはThe King of Iron Fist Tournament 5! ■ 三島一八 (みしま かずや)
国籍:なし 三島平八の息子にしてデビルの血を継ぐ男、三島一八。 「The King of Iron Fist Tournament 4」決勝では三島平八に、更に本丸で風間仁に敗れた一八。 ようやく意識を取り戻した時、彼はJACK-4部隊によって包囲されていた。「G社め……俺も一緒に消すつもりか!」成り行きで平八と共闘することとなった一八であったが、敵の隙をついて本丸から脱出。
デビル化を果たすと、爆発する本丸を背に飛び去った。一八は自分を裏切った全てに憎悪し、復讐を果たすためThe King of Iron Fist Tournament 5に向かうのであった。 ■ King (キング)
国籍:メキシコ 2人の王者の魂を受け継ぎし覆面プロレスラー、キング。 「The King of Iron Fist Tournament 4」で師の仇・クレイグ・マードックを倒した後、止めを刺すために病室に向かったキングだが、復讐する事の愚かさに気付き、病室を後にした。 帰国後しばらくして、ブラックジャガーのマスクを被ったマードックが 自分とのリベンジマッチを宣言したことを耳にする。「これ以上師匠の名を汚すような真似を許すわけにはいかない。」
そして、キング対マードックのリベンジマッチが The King of Iron Fist Tournament 5で実現することとなった。 ■ BRYAN FURY (ブライアン・フューリー)
国籍:アメリカ Dr.アベルに作り出されしレプリカント、ブライアン・フューリー。 完全なる機械の体を手に入れるため、Dr.ボスコノビッチに全てを託し深い眠りに付いたブライアン。 しかし彼が再び意識を取り戻した時、体は元の姿のままであった。ボスコノビッチによると、自分の体はブラックボックスがあまりにも多かったため、応急処置として永久機関を組み込んでみたのだという。「永久機関だと? ……ふはははははっ! 素晴らしい。素晴らしいぞ!」ブライアンは歓喜の声を上げると、ボスコノビッチを突き飛ばし外へ向かって歩き始めた。 異変に気付いた卍党の党員が数人がかりでブライアンを止めにかかるが、そのすべてをなぎ倒し、ブライアンは卍の隠れ里を後にする。
数日後、再び「The king of iron fist tournament」が開催されることを知ったブライアンは、永久機関の性能を試すため、大会への参加を決めるのであった。 ■ 吉光 (よしみつ)
国籍:無し(元日本) 世界中の貧民救済を目的とする、義賊集団卍党の党首、吉光。 The king of iron fist tournament 4に於いて、三島財閥地下金庫襲撃作戦を発動させた吉光は、作戦の途中、ブライアン・フューリーが倒れているのを発見。ボスコノビッチの指示により、ブライアンを助け出すのであった。 あれから1カ月が経ったある日、ボスコノビッチの研究所から発信されたSOSで、救援に向かった吉光が見た物は、破壊された施設と卍党員達の亡骸だった。最深部の研究室で倒れていたボスコノビッチの話によると、永久機関を埋め込まれたブライアンが暴れだしたのだという。
「恩を仇で返すとは……許せぬ……」吉光の拳は、怒りに打ち震えていた。その後The king of iron fist tournament 5にブライアンが参加する事を知った吉光は、死んでいった党員の仇を討つため、大会に出場する事を決意するのだった。 ■ 風間 仁 (かざま じん)
国籍:日本 三島一八と風間 準の間に生まれし運命の子、風間 仁。 一八、三島平八との死闘の後、仁は本丸から飛び去るが、邪悪な気配を感じて意識を失ってしまう。 やがて何者かの声によって意識を取り戻した仁が見た物は巨大竜巻が襲ったかのように荒れ果てた山林の姿……それは暴走した自分の仕業である事は疑いようが無かった。 その後、屋久島に戻った仁は悪夢にうなされるようになり、己の中のデビルの血が強くなっていくのを感じていた。「このまま精神を侵蝕され続ければ、完全に自我を失うのも時間の問題だろう」
そう考えた仁は元凶を絶つため何処ともなく旅立つのであった。運命の糸に導かれるままに……。 ■ 凌 暁雨 (リン・シャオユウ)
国籍:中国 三島を救うために奔走する女子高生、凌 暁雨。 前大会で義賊の頭領・吉光に三島平八の陰謀から救われ、三島の歴史を聞かされた。その中で、平八が息子・三島一八を千尋の谷へ落とした事件こそが全ての災厄の始まりなのではないかと、暁雨には思えてならなかった。 そして平八の死を聞いた時、暁雨の目は涙で溢れ、「時間を巻き戻せれば……」と、切ない想いと悲しみに染まるのだった。そんな折、開発資金さえあればタイムマシンを実用化できるという、天才博士を自称する老人に出会った。
暁雨はタイムマシンに乗せて貰うことを条件に、捨てるつもりでポケットに丸めた「第5回鉄拳大会出場招待状」を取り出し、何かを決意するのだった。 ■ CHRISTIE MONTEIRO (クリスティ・モンテイロ)
国籍:ブラジル 伝説のカポエイラマスターの孫娘、クリスティ・モンテイロ。 長きに渡り刑務所に身を置いていた祖父が、出所することとなった。しかし、祖父を迎えに刑務所に向かったクリスティが目にしたのは、以前とは比べ物にならないほどやせ細り、今にも倒れそうな祖父の姿だった。 すぐさま病院に運び込むと、祖父の体は不治の病に侵されていて、放っておくと余命半年だろう、と医師から診断を下されたのだった。しかし、三島財閥の研究技術があれば、治療法が発見できるかも知れないという。
そして数日後、三島財閥主催のThe King of Iron Fist Tournament 5が開催されることを知ったクリスティは、祖父を助けるため大会出場を決意した。 ■ 花郎 (ファラン)
国籍:韓国 風間 仁をライバル視する天才テコンドー使い、花郎。 The King of Iron Fist Tournament 4終盤で花郎は韓国軍に身柄を拘束され、仁と対戦する望みは叶わなかった。その後、韓国大使館に連行された花郎は、大使と名乗る男から信じられない言葉を聞く事となった。 「今回の件に関して、恩赦により不問となった。軍から君宛の文章を預かっている。読みたまえ」手紙に目を通した花郎は思わず立ち上がっていた。「まさか……おいっ、これは本当なんだろうな!?」
翌日、渡された手紙を手に、花郎は急ぎ韓国へと戻った。それから2カ月。兵役を終え、気兼ねすることは何も無い。自由の翼を手に入れた花郎が目指すは、打倒風間 仁! ■ MARSHALL LAW (マーシャル・ロウ)
国籍:アメリカ かつて伝説の龍と呼ばれ、闘う料理人の異名を持つ、マーシャル・ロウ。 中華料理チェーンの展開に失敗し、再起をかけて出場したThe King of Iron Fist Tournament 4であったが、結局優勝する事は叶わなかった。そして帰国する金も無いマーシャルは日本に残り、大型中華料理店で日払いの雑用として働いていた。 1カ月が経ったある日、妻からの電話で家出中の息子フォレストが人身事故を起こしたことを知らされた。
ポール・フェニックスのバイクを勝手に乗り回して、運転を誤ったのだという。一瞬にして莫大な損害賠償や治療費が必要になってしまったマーシャルは、藁をも掴む思いで、再びThe King of Iron Fist Tournamentに参戦する。 ■ PAUL PHOENIX (ポール・フェニックス)
国籍:アメリカ 自称・宇宙一の熱血格闘家、ポール・フェニックス。 「今度こそ優勝してみせる!」そう意気込んでThe King of Iron Fist Tournament 4に出場したポールは、20年以上昔に対戦して以来、一度も拳を交えていないライバル、三島一八の出現に心躍らせた。しかし、そんなポールの前に、またもやクマが立ち塞がった。 「またクマかよ!」 ポールは優勢に試合を進めたが、クマの驚異的なタフさに焦ってしまい、逆転の一撃を食らってしまう。己の慢心が生んだ、一瞬の隙。「俺は格闘家として大事な何かを忘れていたようだ。……また一から出直しだな。」
2カ月後、ポールはThe King of Iron Fist Tournament 5の舞台にいた。「今度こそ勝って、俺が宇宙一の格闘家である事を証明してやる!」 ■ 李 超狼 (リー・チャオラン)
国籍:日本 三島平八の養子、そして三島一八のライバル、李 超狼。 平八を倒すため、正体を偽ってThe King of Iron Fist Tournament 4に参加したが、死んだはずの一八が対戦相手として現われた事による動揺で、李は一八に敗れてしまう。 その後、平八の死亡で混乱した三島財閥の乗っ取りを画策するが、何者かに財閥トップの座を奪われたことを知り、李は激昂する。「何だと? まさか一八か! 相変わらず私の邪魔ばかりしてくれる……」
そして1カ月後、The King of Iron Fist Tournament 5の開催が告知されると、李はすぐさま大会への出場を決めた。「一八……積年の恨み、晴らさせてもらうぞ。そして今度こそ私が三島財閥の全てを手に入れて見せる」 ■ 雷 武龍 (レイ・ウーロン)
国籍:中国 スーパーポリスの異名で知られる香港国際警察の刑事、雷 武龍。 The King of Iron Fist Tournament 4でシンジケートの大量検挙に成功した雷は、再びスーパーポリスとしての評判を取り戻していた。 そんな中、中国各地で道場破り事件が発生する。雷はこれに興味を持ち、独自に捜査を開始した。被害を受けた者の中には、雷の知る達人も数多く含まれていた事から、雷は犯人逮捕に全力を傾けたが、ある時期を境に犯人が全く姿を現さなくなってしまい、捜査は行き詰まってしまう。
そんな雷の下に、つい最近日本で同様の事件が発生したという連絡が入る。犯人の男が次に狙うのはThe King of Iron Fist Tournament 5に違い無いと確信した雷は、男を捕らえるため再び大会に出場するのであった。 ■ STEVE FOX (スティーブ・フォックス)
国籍:イギリス 世界チャンピオンの座を欲しいままにする天才ボクサー、スティーブ・フォックス。 己の存在を世界に示し、出生の謎を解くため、スティーブはThe King of Iron Fist Tournament 4に出場した。雷 武龍の協力によって自らの出生の秘密を知ったスティーブは、自分を生み出した三島財閥に激しい怒りを覚えると共に、自分のような人間を2度と作り出してはいけないと考えていた。 そんな折にThe King of Iron Fist Tournament 5の開催が告知される。世界チャンピオンに返り咲いていたスティーブは、すぐさま大会への参加を決めるのだった。
「今の俺を止められる奴はいない。待っていろ、三島財閥!」 ■ NINA WILLIAMS (ニーナ・ウィリアムズ)
国籍:アイルランド 自分の過去を知らぬまま、暗殺を請け負って生きるニーナ・ウィリアムズ。 シンジケートからの情報で、スティーブ・フォックスが自分の息子である事を知ったが、ニーナに特別な感情が沸くことは無かった。 その後、シンジケートは雷 武龍によって検挙され、スティーブを狙う理由を失ったニーナは、記憶を取り戻そうと、実妹アンナ・ウィリアムズと数年ぶりの再会を果たす。しかし、アンナの顔を見た途端、ニーナの過去の記憶が甦り、アンナに向けて発砲するのだった。
その後、数日にも渡る銃撃戦が続いたものの、お互い決定打を欠き、ついにはThe King of Iron Fist Tournament 5で決着をつける事となった。かくして、壮絶な姉妹喧嘩は再び幕を開けたのだった。 ■ ANNA WILLIAMS (アンナ・ウィリアムズ)
国籍:アイルランド 過去にニーナ・ウィリアムズと激しい姉妹喧嘩を繰り広げた、アンナ・ウィリアムズ。 数年前に姉が姿を消して以来、アンナは物足りない日々を送っていたが、一本の電話がそんな生活を激変させた。それは行方不明となっていた姉、ニーナからのものだった。 数日後、2人は数年ぶりの再会を果たすが、ニーナはアンナの顔を見ると、何の躊躇も無く突然銃を発砲してきた。アンナはすぐさま応戦し、その後数日間に渡る銃撃戦が繰り広げられた。
しかしお互いに決定打を欠き、ついにはThe King of Iron Fist Tournament 5で決着をつける事となった。「あのクソ女! 今度こそ、今度こそ、今度こそ絶対殺してあげるわ!」 ■ 白頭山 (ペク・トー・サン)
国籍:韓国 テコンドーの達人にして花郎の師匠、白頭山。 数年前、テコンドーの指導に地方を訪れていたペクは、帰宅途中に何者かに襲われ意識を失う。 彼が再び意識を取り戻した時、そこは軍の病院で、面会に訪れた国防部幹部の話によると1年間、ペクは意識不明の状態だったという。 その後、軍で指導に就いていたペクは、基地司令官の要望を受けて軍を脱走した花郎宛に自分の無事と、軍へ戻るよう説得の手紙を書いていた。そして2人は2年半ぶりの再開を果たしたのだった。
そして2カ月後、ペクは花郎の成長を確かめるため、再びThe King of Iron Fist Tournamentの舞台に立つのだった。 ■ ROGER Jr (ロジャー・ジュニア)
国籍:なし DNA操作から生まれた軍事用カンガルー2代目、ロジャーJr.。 三島一八の下、三島財閥バイオテクノロジー研究所で行なわれた軍事用アニマル実用化の研究から、第1号・ロジャーが誕生した。 ロジャー(パパ)はThe King of Iron Fist Tournament 2に出場した後、現在では待望のJr.も誕生して親子3匹仲良く静かに暮らしていた。 しかしある日突然、妻子を残してロジャー(パパ)は何者かに連れ去られてしまう。
そして図ったかのようなタイミングで、開催が告げられたThe King of Iron Fist Tournament 5。パパの行方との関連を直感したロジャーJr.は、ママの袋に入っての参加を決意するのだった。 ■ EDDY GORDO (エディ・ゴルド)
国籍:ブラジル 伝説のカポエイラマスターを師に持つ男、エディ・ゴルド。 長きに渡り刑務所に身を置いていた師匠が、出所することとなった。しかし、師匠を迎えに刑務所に向かったエディが目にしたのは、以前とは比べ物にならないほどやせ細り、今にも倒れそうな師匠の姿であった。 すぐさま病院に連れて行くと、師匠の体は不治の病に侵されていて、余命半年だと宣告される。しかし、三島財閥の研究技術があれば、治療法が発見できるかも知れないという。
そして数日後、三島財閥主催のThe King of Iron Fist Tournament 5が開催されることを知ったエディは、師匠を助けるためクリスティーと共に大会出場を決意した。 ■ BRUCE IRVIN (ブルース・アーヴィン)
国籍:アメリカ 三島一八の私設部隊で多くの実績を残した、ブルース・アーヴィン。 21年前、一八が三島平八に敗れると、ブルースは私設部隊を後にした。その後各国の部隊を転々とし、現在はサバイバル技術指導教官として働いていた。 そんなある日、ブルースはThe King of Iron Fist Tournament 4に、死亡したと思っていた一八が出場していた事を知る。そして平八亡き三島財閥がThe King of Iron Fist Tournament 5を開催するということも。 幾多の戦場を渡り歩いてきたブルースの肌は、大会に潜むきな臭さを敏感に感じ取っていたが、同時に抑えきれないほどの好奇心が沸いてくるのだった。
「いいかげん退屈していたところだ。久しぶりに三島財閥のお遊びに付き合ってやるとするか」 ■ 王 椋雷 (ワン・ジンレイ)
国籍:中国 未だ力衰えぬ華僑の重鎮、王 椋雷。 若かりし日、王には杯を共にした異国の親友がいた。その名は三島仁八。 世界に戦乱の兆しが見え始めた頃、「平和のために、三島家を滅ぼさなければならない」という言葉を残し、仁八は王の前から姿を消した。……その後、仁八の死が王に伝わり、世界は大きな戦火に包まれた。 それから30年以上の時が経ち、隠居生活を送っていた王の下にThe King of Iron Fist Tournament 5の招待状と共に、『お主の力を必要としている。我が下へ来い、椋雷』とのメッセージが届く。差出人は……三島 仁八!!
「まさか! 仁八が生きているというのか!?」死んだはずの旧友からの手紙。その真偽を確かめるべく、大会へ出場する王であった。 ■ KUMA (クマ)
国籍:なし 三島平八の忠実なるペット、クマ。 The King of Iron Fist Tournament 4で、とうとう打倒ポールを実現したクマ。しかし、幸せは長く続かなかった…平八が死んでしまったのだ。しばらくの間、悲しみに暮れるクマだったが、三島財閥が大混乱に陥っている事を知ると、三島財閥を救うことこそが自分の平八への忠誠を示す手段だと思いついたのだった。 「(救う)ガウ!」
しかしクマが三島財閥本部に辿りつくと、既に混乱は収束した後だった。「ガ、ガウ?」クマは警備員に本部から追い出され、とぼとぼと山に帰るしかなかった。その後、三島財閥がThe King of Iron Fist Tournament 5を開催することを知ったクマは三島財閥を取り戻すため、大会出場を決意する。 ■ PANDA (パンダ)
国籍:なし 凌 暁雨のペット兼ボディーガード、パンダ。 The King of Iron Fist Tournament 4での様々な出来事で、すっかり元気を無くしてしまった暁雨。そんな様子を心配するパンダは、何とか暁雨に以前の元気を取り戻して貰おうと必死に考えた末、『消息不明の風間 仁と会えば、暁雨はきっと元気になるはず』という結論に至った。 そしてパンダは思いつく限りの手段で仁の行方を追ってみたが、そう簡単には見つからなかった。そんなある日、パンダの所に暁雨が嬉々とした表情で飛び込んできた。「パンダ! 私ね、The King of Iron Fist Tournament 5に出場することにしたの。 だからね、パンダ。また力を貸して」
理由はよく分からないが、暁雨が元気になるのなら……と、パンダはついていくのだった。
国籍:日本 かつて史上最年少大関として脚光を浴びた関取、巌竜。 ミシェール・チャンにふられた過去も良い思い出となった現在。巌竜はハワイにて相撲部屋を開いていた。 ある日、The King of Iron Fist Tournament 4のビデオを観ていた巌竜は、その中に若き日のミシェールそっくりなジュリア・チャンの姿を見つけ、年甲斐も無く再び一目惚れしてしまった。 そして、ジュリアが三島財閥から『森林再生プログラム』を取り戻そうとしている事を知る。
そこへ飛び込んできたThe King of Iron Fist Tournament 5開催の知らせ。「おおっ、なんという偶然! 大会に優勝して『森林再生プログラム』を取り返してあげれば、ジュリアちゃんはワシにベタ惚れ間違いなしでごわす!」こうして、大会出場を決意する巌竜、時に55歳であった。 ■ 木人 (モクジン)
国籍:不明 樹齢2,000年の樫の木から作られたという修行用の人形、木人。 2年前、突如として動き出した木人は、闘神が風間 仁に倒されると同時にその活動を終えた。再び博物館に戻された時、木人の顔は心成しか微笑んでいるように見えたという。
そして今、強大な力を持った何者かの存在を感じ取った木人は再び動き始める。……果して木人が、その務めを終える日は来るのだろうか? ■ デビル仁 (デビル・ジン)
国籍:なし デビルの血に支配されし、風間 仁。 本丸の崩壊によって、永き封印から復活を遂げた三島仁八。その力に呼応するかのように、仁の体内でデビルの血が活性化していった。
そして2カ月後。仁の精神は完全に侵蝕され、邪悪なる最凶の生物が覚醒を遂げたのだった……。 ■ 三島平八 (みしま へいはち)
国籍:日本 三島財閥頭首、そしてThe King of Iron Fist Tournament 4の主催者だった、三島平八。 本丸での闘いで風間 仁に敗れた直後、平八は所属不明のJACK部隊による急襲を受けた。三島一八と共にJACKを蹴散らす平八であったが、一八の裏切りによってJACK部隊の自爆攻撃に巻き込まれてしまう。 しかし、想像を絶する爆炎の中、常人では確実に死亡する状況でありながら、超人的肉体を持つ平八は奇跡的に生き延びたのだった。 1カ月後……何者かが三島財閥を操り、The King of Iron Fist Tournament 5が開催されることを知った平八は、異常なまでの回復力を発揮して完全復活し、大会に挑むのであった。
「どこのどいつか知らぬが、ふざけた真似をしおって。三島財閥は誰にも渡さん!」 ■ ARMOR KING (アーマーキング)
国籍:不明 謎の覆面レスラー、アーマーキング。
鋼鉄のアーマーとブラックジャガーのマスクに身を包んだ謎のレスラー。その正体及び目的は謎に包まれている……。 (C) NAMCO LTD., ALL RIGHTS RESERVED. ※ 画面は開発中のものです。
□ナムコのホームページ (2006年2月17日) [Reported by 志賀康紀]
また、弊誌に掲載された写真、文章の転載、使用に関しましては一切お断わりいたします ウォッチ編集部内GAME Watch担当game-watch@impress.co.jp Copyright (c) 2006 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |
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