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会場:幕張メッセ
入場料:1,000円(小学生以下、60歳以上は無料)
さらに、ステージで1時間ごとに行なわれているブース紹介イベントにおいて、昨年発売され人気を博したチームバトルアクションゲーム、「機動戦士ガンダム 連合vs. Z.A.F.T.」の続編となる「機動戦士ガンダムSEED DESTINY 連合vs.Z.A.F.T.II」が映像で出展され、今夏発売予定であることも明らかになった。今回は舞台を新たに「SEED DESTINY」に移し、デスティニーガンダムやレジェンドガンダム、グフユナイテッドなどのモビルスーツが使用可能になる模様。
●クイズ機動戦士ガンダム 問・戦士
クイズは4択クイズをメインに、○×や映像クイズ、さらにはアニメで登場した名場面のセリフを選び、その場面を再現するというユニークな問題も用意されている。クイズに正解してCPUの敵キャラクタ(モビルスーツ)にダメージを与えていき、敵を倒せばステージクリアとなる。クイズを短時間または連続して正解すると、より強力な武器やモビルスーツが登場して相手に与えるダメージや得点がより大きくなるようになっている。
実際にプレイしてみたところ、声優の名前を答えるというオーソドックスな問題が出たかと思えば、「『機動戦士ガンダム』の第1話でアムロの最初のセリフは?」などという、思い出せそうでなかなか思い出せないような問題も数多く登場する。かなりのガンダム好きでも難しいと思われるカルト問題も数多く収録されているようなので、自分自身の“ガンダム博士度”を測定しながらゲームを楽しむことができるだろう。なお、稼動開始は今春の予定。
(C)創通エージェンシー・サンライズ (C)創通エージェンシー・サンライズ・毎日放送
●キン肉マン マッスルグランプリ
さらに2プレーヤー側でプレイすると、キャラクタのコスチュームが変わるようになっている(なんとラーメンマンはモンゴルマンに姿が変わる!)ので、原作を知っている人であれば思わず嬉しくなってしまうことだろう。 操作は8方向レバーとガード、打撃、組み、必殺技の4ボタンを使用。ガードの際には、レバー入力を組み合わせることで相手の技を空振りさせたり、組技を弾き飛ばすなどの効果が発生するので、ガード後の反撃を考えながら攻撃のバリエーションを組み立てていくといった戦略性が必要になりそうだ。 必殺技はテンションゲージというパラメーターを一定量以上ためてから、ボタンとレバーによるコマンド入力によって使用する。キン肉ドライバー、タワーブリッジ、ベルリンの赤い雨など、各キャラクタごとにおなじみの必殺技が多数登場し、技がかかってから決まるまでのモーションを完全再現しているのでかなり爽快感がある。さらにゲージを多くためると、より強力な超必殺技も使えるようになっている(ちなみにウォーズマンを使用したところ、パロスペシャル ジ・エンドという技が発動した)。
稼動開始は3月の予定となっているので、もう間もなく各地のゲームセンターでお目にかかれるはずだ。
(C)ゆでたまご/集英社・東映アニメーション (C)ゆでたまご/集英社・東映アニメーション・テレビ東京 (C)BANPRESTO 2006
●データカードダス「ドラゴンボールZ2」、「たまごっち」 専用のカードを使用してデッキを作り、相手プレーヤーとの対戦が楽しめるデータカードダスシリーズ。今回は2タイトルの新作がプレイアブル出展されていた。
カードは孫悟空やベジータなど、おなじみのキャラクタの描かれたバトルカードと、特殊効果などが発生するサポートカード、イベントカードの3種類があり、これらを組み合わせてデッキを作ってCPUまたは相手プレーヤーと対戦する。さらに嬉しいことに、旧シリーズで排出されたすべてのカードが引き続き使用することができるようになっている。
カードはプレーヤーを助けてくれる仲間のキャラクタが描かれたごっちカードと、能力アップなどの効果があるアイテムカードを組み合わせてデッキを作るようになっている。また、「たまステツーしん」という機能を利用すれば、たまごっち本体に保存されたキャラクタのデータを筐体に呼び出してプレイできるという、今までにない画期的な楽しみ方ができる。
なお、両タイトルとも稼動時期は未定とのことだ。
■ カプコンブース
それ以外に目立っていたのは、全部で6台並べていたキッズ向けの対戦ゲーム「ロックマンエグゼ バトルチップスタジアム」と、ステージに設置されたプロジェクターで1時間ごとに映像を流していた久々にリリース予定のビデオゲーム「ウォー オブ ザ グレイル」の両タイトルであった。
●ロックマンエグゼ バトルチップスタジアム
まずゲーム開始時に“バトルチップ”と呼ばれる武器やキャラクタなどのデータが書き込まれたチップが1枚排出され、これらを集めてデッキを構成する。チップは筐体に直接差し込むことで使用し、これらの組み合わせによってさまざまな技が発動したり、攻撃力が変化するようになっている。このチップの組み合わせをいろいろと研究して自分だけのオリジナル技を編み出していくところに本作品の面白さがある。 さらに、おもちゃ屋さんなどで売られている“ナビデータチップ”を購入し、筐体に接続してプレイすると、バトルに勝利した際の各種プレイデータを保存してキャラクタの育成ができるようになっている。また、この育成データはGBA用ソフト「ロックマンエグゼ6」や「リンクペットEX(エクシード)」(※TAKARA製の携帯型ゲーム)などとプレイデータを相互に反映させて遊ぶことも可能だ。アーケード、コンシューマ、そして携帯型ゲーム機との異なる3種類のハードでプレーヤーを楽しませようという意欲作である。 なお、対戦中は攻撃力を決めるルーレットのランプを止める程度の操作しかおこなわないため、比較的低年齢層に向けた作品であると言えるだろう。稼動開始は3月の予定だ。
(C)CAPCOM CO., LTD. 2006 ALL RIGHTS RESERVED.
●ウォー オブ ザ グレイル
戦士のキャラクタは、聖剣エクスカリバーの使い手アーサーをはじめ、ギリシャ人の女戦士パラス・アテナ、ミノタウロスのアステリオス、サイクロプスのガルガンチュワ、中国出身の少女ジョカなどがいる。率いている軍団の兵士は、各キャラクタごとに騎士団や巨人軍団など、それぞれ種族や装備などが異なっている。 今回のところは映像のみの出展だったため、あくまで絵を見ただけの印象になるが、1対1の局地的な対戦ではなく、一度に多くの兵士たちが画面内のあちこちで同時にぶつかり合う集団戦の迫力はかなりのインパクトがあった。また、戦士が剣などを振り回して敵の兵士たちを豪快に切りまくる姿は、家庭用ソフトでおなじみの「鬼武者」シリーズをほうふつとさせるものがあった。 ぜひこの軍団対決を体験してみたかったのだが、映像出展のみだったのが本当に残念! 発売日は現在のところ未定だ。
(C)CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
●その他:新作メダルゲーム機Pick UP
「ピングーのアイスブロック」は、投入したメダルをチャッカーに入賞させるとルーレットが回転して、出た数字の数だけモニター上にいるピングーが歩き出し、近くにあるブロックを壊していくというゲーム内容。壊した後に他のブロックが動いて同じ色のものが3個以上並ぶと、ジャックポット(大量メダル獲得)のチャンスがある風船割りやスゴロクなどのボーナスゲームが出現するようになっている。 「どこでもいっしょ ~トロのおさかにゃ釣り~」は、筐体に完成度が60%と書かれていていたが、会場でプレイした限りではその数字以上に出来上がっているという印象。チャッカーに書かれたサイコロの目の数だけトロが画面上を歩き、止まったところのマス目によって魚釣りやスクラッチカード、しりとりなどのミニゲームが発生するようになっている。ほかにもリッキーやピエールなど、おなじみの通称“ポケピ”たちがミニゲームなどに登場してコミカルなアクションを見せてくれる。
いずれの作品とも、ほのぼのとした可愛いキャラクタが作り出す独特の世界観が、じっくりと腰をすえて楽しむメダルゲームにとてもマッチしていたという印象だ。
メダルをチャッカーに入れるなどして、ドンキーコングが大好物のバナナを取るとスロットが回り、役がそろうとメダルが払い出されるというシンプルな内容だが、チャッカー部分のグラフィックがドット絵で描かれており、ミニゲームなどの内容によって絵柄がいろいろと変化するのが見ていて面白い。また、大きなタルの形をした皿にたまったメダルが、ジャックポットになると一気にフィールド上に落ちてくる迫力のあるギミックも用意されていた。発売は今夏の予定。
(2006年2月17日) [Reported by 鴫原 盛之]
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