価格：5,040円

パッケージ

　株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEJ)は、PSP「プレイステーション・ポータブル」用競馬ゲーム「ダービータイム2006」を3月2日に発売する。価格は5,040円。

　「ダービータイム2006」は、昨年4月21日に発売されたPSP「ダービータイム」の後継タイトル。レーシングプログラムを2006年度版に対応するとともに、登場する競走馬などのデータを更新。基本的なシステムは前作を踏襲しつつ、さまざまな面でボリュームアップが図られている。また、インフラストラクチャーモードを使ったレース大会をはじめ、通信機能を使った遊びの要素も追加されている。

　プレーヤーはオーナー・ブリーダー(生産者兼馬主)として、生産からレースへの出走登録までを行ない、自分の所有する馬で競馬界の最高峰「ダービー」制覇を目指す。ゲームは競走馬1頭を購入するところから始まる。その1頭の馬を通じて、育成から入厩、レースへの出走、騎手への指示など、プレーヤーのするべきことを1つずつステップアップしながらナビゲートしてくれるので、競馬ゲーム初心者でも安心してプレイできるだろう。

　レーシングプログラムをはじめ、競走馬、種牡馬などのデータは最新データになっているのをはじめ、競馬場も新たに香港の「沙田(シャティン)競馬場」を追加。さらに競馬場の再現度や、レースシーンの迫力、配合理論も強化されている。

　育成パートでは、馬の世話の仕方が増え、馬のリアクションも多彩になっている。また、アイテムショップで販売されるアイテムも、育成に役立つものが実装され、特殊な効果を持ったエサや馬具なども登場する。

　前作で、通信対戦するには、他のプレーヤーと直接会ってレースをするしかなかったが、今作ではインフラストラクチャーモードによる対戦プレイを実現。参加者は大会が開催されるサーバーへ自分の馬のデータをアップロードすることで出走登録し、レース開催後に結果をダウンロードするだけで参加できるので、手軽に他のプレーヤーとのレースが楽しめる。

　このほか、通信機能を使った、種牡馬やエサ、馬具のトレードやオークションなどにも対応。前作で育てた馬との対戦機能なども用意されている。

予約特典のディープインパクトカレンダー

　予約特典は、昨年、無敗のまま皐月賞、日本ダービー、菊花賞の牡馬クラシック3冠を制したディープインパクト号がデザインされた卓上カレンダー。レース以外のシーンも収録された、ファンには嬉しい一品となっている。

【スクリーンショット】
新たに追加された香港の「沙田競馬場」。海外レースへの挑戦の幅が広がる		競走馬の能力を決める配合理論もパワーアップ
ストーリーも健在。今作ではさらに選択肢やフリーシナリオなども追加される
東京(府中)競馬場の大けやきも再現	今年新設されたばかりのG1レース「ヴィクトリアマイル」ももちろん登場
馬にあげるエサにもさまざまな効果がある	育成中の馬の世話の種類が追加。若駒のうちに弱点を克服しておこう	馬具の種類も増えたことにより、馬の状態に合わせて選択する必要がある
前作にもあった実際の競馬の予想モードは健在	インフラストラクチャーモードでサーバーへ繋いで大会を開催することで、全国のプレーヤーたちとレースで勝負できる

(C)Sony Computer Entertainment Inc.

□ソニー・コンピュータエンタテインメントのホームページ
http://www.playstation.jp/
□「ダービータイム2006」のページ
http://www.playstation.jp/scej/title/derby2006/
□関連情報
【2005年4月6日】SCEJ、PSP「ダービータイム」TVCMに杉本清氏を起用
競馬と馬への愛情を“杉本節”で語る
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20050406/derby.htm

(2006年2月16日)

[Reported by 滝沢修]