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コミュニティーエンジン、環境シム「gumonji」を再開
「gumonji 2006」のβテストを1月26日より開始

1月26日ベータ1開始予定

利用料:無料

 株式会社スクウェア・エニックスの子会社コミュニティーエンジン株式会社は、一度の運営休止を経て、現在開発しているP2Pネットワークを使った環境シミュレータ「gumonji」の最新バージョン「gumonji 2006」のβテストを1月26日より実施する。参加は無料で、公式サイトよりメールアドレスの登録が必要となる。

CEDECで公開された「ワールドシンセサイザー構想」におけるP2Pネットワークサービスの概念図。この考え方は「gumonji」にいち早く取り入れられる
 コミュニティーエンジンは、スクウェア・エニックスのオンラインゲーム事業を支える懐刀として、オンラインゲーム開発用のミドルウェア「Virtual Community Engine」のライセンスを主業務としている。最新の採用例は、昨年12月にスクウェア・エニックス チャイナが提供を開始したオンラインゲームプラットフォーム「Play Online China」。

 「gumonji」は、ゲーム世界の環境が限定的で固定的な、現行のゲームの一種のアンチテーゼとして取り組んでいる実験的プロジェクト。昨年のCEDEC 2005では、同社代表取締役社長の中嶋謙互氏が、「gumonji」的概念の集大成として、世界のあらゆるものが無限連鎖的に、ダイナミックにシンセサイズされる世界「ワールドシンセサイザー構想」を発表し、話題を集めた。26日よりβテストが始まる「gumonji 2006」は、その構想の実証実験という見方もできそうだ。

 「gumonji 2006」は、ユーザーが自分のサーバーを設置でき、かつそれをユーザー間でダイレクトに接続できるP2Pネットワーク環境の採用が最大の特徴。ユーザー間のコミュニケーションはSNSサービスを使用し、またSNSとサーバーデータを連動させることで、アイテムの保管や交換を行なうこともできる。

 「gumonji」のキモである環境エンジンも完全に新しくなり、気圧による風、高低差による水の流れ、水の流れによる地面の浸食、セル単位での温度変化による熱対流や上昇気流などなど、さらに強力に環境をシミュレートする。

 ただし、今回は基本仕様の部分に大きな変化があるため、キャラクタの引き継ぎ等には対応しない。「gumonji」参加不参加に関わらず、キャラクタはすべて1から作り直しとなる。

 1月26日にスタートする「gumonji 2006 ベータ1」は、スタンドアロン環境で、新しい水エンジンによる、深い海や川の流れ、地面の浸食などを実感することができる。公式サイトでは、今年秋までの大まかな実装スケジュールが公開されているが、春以降にP2Pネットワークを実現し、夏以降には水エンジンに対応した動植物などが実装される見込み。興味を覚えたユーザーは一度試してみてはいかがだろうか。

□コミュニティーエンジンのホームページ
http://www.ce-lab.net/ja/
□「gumonji」のホームページ
http://www.gumonji.net/
□関連情報
【2005年8月30日】CEDEC2005レポート
コミュニティエンジン中嶋謙互氏が語る究極の環境シミュレータの展望
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20050830/cedec1.htm
【2004年8月27日】コミュニティーエンジン、WIN「gumonji」
正式サービス開始。9月までは月額料金無料
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20040827/gumo.htm

(2006年1月23日)

[Reported by 中村聖司]


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