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2006年1月27日正式サービス開始予定
価格:オープンプライス(実売:6,300円程度) RPGセッションではPvPモードはプレイ不可、ストーリーはアスカロン王国からクリタ地方までプレイが可能となっている。PvPセッションでは、PvPモードに加え、RPGモードも包含した、より製品版に近い内容となっており、ストーリーはクリスタルデザート地方まで進めることが可能になっている。PvPモードに関しては、自国ユーザー限定のホーム区域に加えて、世界中のプレーヤー達と腕を競えるインターナショナル区域でも対戦可能となっている。 なお、テスト中に作成したキャラクタデータはそのまま正式サービスにも引き継がれる。期間中毎日4時間だけ行なわれるテストというのは、他のゲームのテストと比べても短い印象もあるが、この機会に他のMMORPGとは一味違う本作の魅力に触れてみてはいかがだろうか? 今回は本作の大きな特徴であるPvPモードを紹介しよう。
■ 多くの選択肢から自分なりの戦い方を模索していくキャラクタ作成 「ギルド ウォーズ」では、いきなり最強のレベル20のキャラクタを作成することが可能となっている。従来のPvPをテーマにしたMMORPGは対戦するためにひたすらキャラクタを育てなくてはならなかったが、本作では、ゲームを開始してすぐにPvPが楽しめるのである。
本作にはプレーヤーが自由にジョブを組み合わせてキャラクタを作るだけでなく、メスマーとウォーリアを組み合わせた「スペルスラッシャー」、エレメンタリストとネクロマンサーの「パイロマンサー」といったようにテンプレートが用意されている。これらのテンプレートには有効なスキルと簡単なアドバイスも表示されている。まずはここから選択し、カスタマイズを行なっていこう。 キャラクタを作成していくと選択できるスキルの多くがロックされていることに気付くだろう。これらのスキルはRPGモードを進めていくか、PvPモードで勝ち進み「バルタザールの報酬」というポイントを使用することでアンロックできる。ゲームをやりこむことでより多彩なスキルが使えるようになるのである。装備品もまた、ゲームをやりこむことで強力になる。 本作では“ギルド”の存在が大きくクローズアップされている。全世界のプレーヤー達と腕を競うため、信頼できる仲間を得て戦っていくことがゲームの大きな目的になるのである。そこには個人的なキャラクタの思い入れと共に、仲間と戦う時に有効なスキル、プレイスタイルを持つことが必要となっていく。仲間達とギルドを結成した時、自分にはどんな役割が求められるか、自分の戦場の把握能力や性格に最適なジョブは何か? 勝つためにプレーヤーは自問自答を繰り返すことになるだろう。
本作では1アカウントでRPGモードを含めて最大4人までのキャラクタを作成可能だ。まずは何回か作り直す覚悟でキャラクタを作成し、対戦を楽しみ、自分なりのプレイスタイルを模索すると共に、一緒に戦っていく仲間を捜していくのが良いだろう。
■ 全世界のプレーヤーが集う戦場で、仲間と共に戦い抜け! 「ギルド ウォーズ」のPvPモードでは、「アリーナ」、「トーナメント」、「ギルドバトル」の3つのルールで他プレーヤーと腕を競うことになる。接続できる戦場は日本区域の他に「インターナショナル区域」が用意されており、ここで文字通り世界中のプレーヤーと腕を競うことができる。
「チームアリーナ」はチームで参加する闘技場で、同じくチームを組んで対戦を希望しているプレーヤーと戦いが楽しめる場所だ。この2つのアリーナの勝利条件は「先に相手のパーティーを全滅させる」と、「制限時間内に相手を多く倒したほうが勝ち」のどちらかになっており、対戦開始時にランダムに決定される。気軽に対戦を楽しみたい人にオススメの場所である。 「古代帝王の墳墓」では、トーナメントの戦いを体験できる。現在のインターナショナル区域では戦いはもっぱらこの古代帝王の墳墓で行なわれていた。ここでの戦いは、個人のランク(知名度)やギルドの世界順位などに影響する。日本のプレーヤー達が参戦することでどういった影響が出るのか興味のあるところだ。 トーナメントは8人編成のパーティー同士で戦う勝ち抜き戦となる。このトーナメントでは敵の全滅の他に、“ある場所を長時間占拠した方が勝ち”、“聖なる遺物を自軍に持ち帰る”など複数のルールが用意されており、開始時にランダムに設定される。また、フィールドには「Morale Boost」という条件が設定されており、ある特定のNPCを倒したり、場所を奪うことで自軍が有利になる。 このMorale Boostをうまく発動させ、かつメンバーを集結させ、いかに戦うかがテーマとなる。この戦いに勝利することでパーティーメンバーのランクが上昇する。高いランクのプレーヤーは、他のパーティーからも誘われやすくなるだろう。 ギルドバトルは本作最大の魅力であるギルド同士の戦いが体験できる対戦方式である。この戦いに参加するためにはまずギルドを設立しなくてはならない。設立されたギルドはギルドランクに登録され、ギルドバトルでの勝敗により順位が上下していく。世界一を目指し、ギルドメンバーが団結し勝つ方法を模索する。この緊張感を持った戦いこそが本作の醍醐味といえるだろう。 ギルドバトルでは各ギルドが持つ「ギルドホール」が戦場となる。ギルドホールは城門で閉ざされ、見張り台のある中間地点を経て、敵のギルドホールにつながっている。フィールドには自軍と敵軍のNPCが配置されており、ギルドホールの奧にいるギルドロードを倒されると負けとなる。 マップはそれほど広くはないが、敵陣地まではいくつかのルートがあり、うまく立ち回ることで敵の裏をかくことも可能だ。また、フィールドには見張り台や投石機といったオブジェクトが用意されており、見張り台に自軍の旗を持っていくとMorale Boostが得られ戦いが有利になる。フィールドに落ちているパーツを投石機に持っていくことで投石機が使えるようになり、敵軍に強力な攻撃を行なうことができるようになる。 たとえ敵に倒されて、仲間の蘇生が得られなくても、数分後に自分の陣地で復活できるのも対戦に面白い要素を加えている。正面から戦うか、それとも仲間が敵を引きつけてくれている内に見張り台や投石機を使うか、はたまた敵陣地深くに切り込みギルドロードの首を狙うか、瞬間的に戦場の状況を把握し戦う判断力が重要となるだろう。 「ギルド ウォーズ」には観戦モードが用意されており、上位プレーヤーの戦いを観戦することができる。戦場をいかに把握するか、マップの特性をどう使うか、必要なキャラクタと有効なスキルは……上級プレーヤー達の戦いは様々な知識を与えてくれるだろう。
本作のPvPはアクション要素が強いが、決して個人の技量だけでは勝ち進めず、チームの連携と戦場の把握が重要になる。純粋に強さを求めるだけではなく、仲間を作って作戦を練り、試行錯誤を繰り返すことで仲間との絆を強くしていくという楽しさも体験できそうである。これから参戦する日本のプレーヤー達が本作の戦術をどう研究していき、世界の先輩プレーヤー達とどんな戦いを繰り広げるのか、非常に楽しみである。 2005-2006 (C) Copyright ArenaNet Inc. and NCsoft Corporation. All Rights Reserved. Guild Wars and all associated Guild Wars logos and designs are trademarks of NCsoft Corporation. NCsoft, the interlocking NC logo, and all associated NCsoft logos and designs are trademarks or registered trademarks of NCsoft Corporation. NC Japan K.K. was granted by NCsoft Corporation the right to publish, distribute, and transmit Guild Wars in Japan.
□エヌ・シー・ジャパンのホームページ (2006年1月10日) [Reported by 勝田哲也]
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