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ザサラメール
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Zasalamel |
【基本戦術】
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タリムと体格を比べるとその差は一目瞭然 |
本作が初登場となるザサラメールの武器は、デスサイズと呼ばれる大きな鎌。武器の形状からもわかるとおり、初撃で斬りつけてから鎌の形状を利用し、2発目でザサラメール側に引き寄せるか、空中に浮かせる、といった攻撃が多数用意されているキャラクタだ。
身長のみならず武器もリーチがあるため、開幕時の距離からサイズ・オブ・シャマシュ()が相手にヒットするので、相手の8WAY-RUN対策として効果が期待できる。リーチの長さと攻撃範囲の広さ、リングアウトを狙えるという3拍子が揃った攻撃だけに中距離での攻撃は、サイズ・オブ・シャマシュのみでも充分に戦っていけるといえるだろう。ただし、上段攻撃なのでしゃがまれてしまうとピンチを招いてしまうことになる。そこで、横属性の中段攻撃としてリーパー・オブ・アダト(立ち途中)を併用していくといい。コマンドの性質上、瞬時にリーパー・オブ・アダトが出せないというのであれば、シックル・オブ・シン()を代用してもいいだろう。この攻撃は、リーパー・オブ・アダトと比べるとリーチが若干短いので相手との距離には気をつけてもらいたい。
相手に動きがなければ、クロー・オブ・ネルガル(.)かラス・オブ・ティアマト(+)で攻め込むという選択肢もあるが、どちらの攻撃もガードされてしまうと反撃を受けてしまうので注意が必要だ。しかし、クロー・オブ・ネルガルは中段・下段の連続攻撃で見切られにくい点と2発目の攻撃がヒットすると相手が空高く浮くので、オファリング・トゥ・キシャル(+:ダメージ73程度)に繋げることができる。また、中段・中段攻撃であるマッカリー・バイ・ネルガル(.)を絡めていけば、クロー・オブ・ネルガルをガードされる確率も減ってくるだろう。
そして、忘れてはいけないのがプレイヤー・トゥ・イシュタル(or)。この技はノーマルヒットでも、オファリング・トゥ・キシャルに繋ぐことが可能(ダメージ63程度)という優れた攻撃である。が、ガードされると反撃を受けてしまうことと、縦攻撃なので8WAY-RUNで簡単にかわされてしまうという欠点がある。前述の反撃に関しては、リーチのある攻撃なので中距離以上から攻撃を仕掛けることで、ガードされても反撃が届かない距離を取ることができる。
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ザサラメールの攻撃には相手を空高く浮かせることができるものが多数用意されている。相手を浮かせたらオファリング・トゥ・キシャルに繋げるというスタイルがダメージ源となるので、浮かせたら確実にオファリング・トゥ・キシャルに繋げられるようにマスターしておこう |
近距離時の攻防は、巨漢でリーチの長い武器を持つザサラメールにとっては分が悪い。相手の8WAY-RUNを阻止する攻撃としては、ツイン・リッパー・オブ・シャマシュ(.)かクレバー・シン()が基本的なスタイルであるが、この2つの攻撃には不安要素がある。ひとつはしゃがまれると手痛い反撃を受けてしまうこと。もうひとつは仮に攻撃がヒットしたとしても近距離を維持してしまうこと。そこで、左周りに動く相手には、ウィスパー・オブ・バシュム()を使い、右回りに移動する相手には、フック・オブ・ナムタル(.)とプレクトラム・オブ・ナムタル(.)を中心に攻撃を行なうといいだろう。ウィスパー・オブ・バシュムは中段攻撃なので、こちらの攻撃をしゃがんでかわそうとする相手に、フック・オブ・ナムタルは右周りに移動する相手に効果がある。そして、プレクトラム・オブ・ナムタルは上段攻撃ではあるが、仮に1発目の攻撃が回避されても、2発目が中段攻撃となっているので相手の攻撃を潰すという目的としても使える。
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横属性の中段攻撃として重宝するウィスパー・オブ・バシュム。右回りに動く相手には当たらないが、ガードされても反撃を受けることはない。リーチが短いので密着状態のときに使うようにしないと、空振りして反撃を受けてしまう恐れがある |
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フック・オブ・ナムタルは、ノーマルヒットで連続攻撃となり、ヒット時には相手をザサラメール側に引き寄せるという技質がある。もちろん、引き寄せてしまうということは、近距離戦となってしまうことになるが、ザサラメール側が大きく優位となるので、この場合は一気に攻め込むといいだろう |
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プレクトラム・オブ・ナムタルは、2発目がヒットすると相手との位置が逆転し、大きく距離をとることができる。近距離から抜け出す方法として非常に役に立つ攻撃。また、2発目にディレイを掛けることによって、攻撃の出鼻を挫くことも可能だ |
近距離時に相手のガードを崩す手段としては、中段と下段の攻撃を使い分けていきたいところではあるが、ザサラメールにはずば抜けて性能のよい下段攻撃は用意されていないといっても過言ではないだろう。そこで、相手のガードを崩す手段として投げ技を使うという選択肢がある。ちなみに、エレシュキガル・ザ・コールドハート(+)とキングー・ザ・スレイ・ウォーロード(+)の2つの投げ技(正面からの投げ技として)が用意されているが、キングー・ザ・スレイ・ウォーロードのほうがダメージは大きい。そして、コマンド投げであるネルガル・ザ・ブラッドサースト(+)は、投げ技でありながらスタン属性をもっている。このスタン状態は回復可能ではあるが、スティング・オブ・ネルガル()~シークレット・コンフェッション・トゥ・ラハム(or.)~オファリング・トゥ・キシャル(+)やサンダー・オブ・マルドゥーク(+.)一発止め~セイクリッド・リチュアル・オブ・イシュタル(+.)~ラス・オブ・ティアマト(+)に繋ぐことができる(前述のコンボはダメージ98程度、後述のコンボはダメージ99程度)。
投げ以外にガードを揺さぶる手段としては、ウィズダム・オブ・ウトナピシュティム
()とルアー・オブ・シャムハト()で下段を意識させて、回復可能な腹崩れを引き起こすスティング・オブ・ネルガル()や、浮かせ技であるヒム・トゥ・イシュタル()、攻撃発生が早く、ヒットすると距離が離れるヤーニング・オブ・ギルガメシュ()などの縦属性の中段攻撃を積極的に使っていくといいだろう。
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ヒム・トゥ・イシュタル(左画像)とプレイヤー・トゥ・イシュタル(右画像)は、同じアッパー系の攻撃であるがその性質は全くといっていいほど異なる。リーチの長さ、ヒット時の浮きの高さを考えると、プレイヤー・トゥ・イシュタルの方に目が行きがちではあるが、コマンドの入力を考えるとヒム・トゥ・イシュタルにも利はある |
【オススメ技】
・サイズ・オブ・シャマシュ()
大きく一歩前に踏み込んで横一文字に切り裂く横属性の上段攻撃。技の性質上、中距離からの牽制攻撃として多用できるが、大きく前に踏み込むためガードされると相手との距離が近い状態となってしまう。仮にガードされても反撃を受けることはないが、その後の展開が近距離戦となってしまいがちなので、その辺をどう凌ぐかがポイントになる。
・スティング・オブ・ネルガル()
鎌の柄を相手の腹に突き刺す、縦属性の中段攻撃。見た目以上にリーチがあるほか、相手の上段攻撃をかわす能力も備わっている。そして、カウンターヒット時には、スタン効果がある腹崩れ(回復可能)を引き起こす。8WAY-RUNであっさりかわされてしまうが、近距離戦においては、積極的に使っていくといいだろう。
・サンダー・オブ・マルドゥーク(+.)
この技もスティング・オブ・ネルガルと同様にカウンターヒットで腹崩れ(回復可能)を誘発する攻撃。また、2発目の攻撃にわずかではあるが、左側にも当たり判定があるので、8WAY-RUNで左回りに移動している相手にヒットしやすい(8WAY-RUNを使い、1発目を回避して反撃をしようとする相手にヒットする)。しかし、この攻撃はガードされた状態で最後まで出し切ろうとすると、3発目の攻撃が出る前に割り込まれてしまう。これを避けるためも2発止めを基本として使っていきたい攻撃ではあるが、2発目もガードされると、反撃を受けてしまうので多用するのは控えよう。
・タクティクス・オブ・エンキドゥ(or)
優れた下段攻撃を持たないザサラメールの唯一ともいえる、効果の期待できる下段攻撃。低い体勢からの下段回し蹴りであるため、相手の上段攻撃をかわすことができるほか、相手の背後がリングサイド際のときは、リングアウトを狙うことも可能。8WAY-RUN時に使っても、攻撃後に組み込んでも、どちらの使い方でも効果的に使っていける攻撃だ。
・プレイヤー・トゥ・イシュタル(or)
ノーマルヒットでも相手は空中に高く浮くのでオファリング・トゥ・キシャルに繋ぐことができる。同じアッパー系の攻撃であるヒム・トゥ・イシュタル()よりも、リーチが長いということで中距離ではプレイヤー・トゥ・イシュタルを、近距離ではヒム・トゥ・イシュタルを使っていくといいだろう。ただし、ガードされると反撃を受けてしまうので注意が必要だ。逆にヒム・トゥ・イシュタルはリーチは短いが、ガードされても反撃を受けることはない。
・ワーニング・フロム・エンリル(+)
近距離戦を得意としないサザラメールならではの攻撃で、後ろにジャンプしながら鎌を振り落とすという縦属性の中段攻撃。消極的な攻撃方法ではあるが、ジャンプしながらの攻撃ということで、相手の下段攻撃を回避することはもちろん、下がりながらの攻撃であるので、リーチの短い攻撃も回避することができる。
【空中コンボ】
・ヒム・トゥ・イシュタル()~ラス・オブ・ティアマト(+) ダメージ54程度
ヒム・トゥ・イシュタルはアッパー系の攻撃ではあるが、ノーマルヒット時はあまり高くは浮かないのでオファリング・トゥ・キシャルで空中投げを狙うことができない。そこで、ノーマルヒット時はラス・オブ・ティアマトで相手の体力を奪っていくということになる。ラス・オブ・ティアマト後は相手に対して背を向けた状態となるので、相手との距離が近い場合は振り向き攻撃で相手の起き上がりを攻めてみるのもいいだろう。ヒム・トゥ・イシュタルがカウンターした場合は、オファリング・トゥ・キシャルに繋ぐことができる(ダメージ64程度)。
【スタンコンボ】
・ハルバード・オブ・アンシャル(+)~ラス・オブ・ティアマト(+) ダメージ67程度
ハルバード・オブ・アンシャルがヒットした後は、最速でラス・オブ・ティアマトを決めることでダメージは67程度となるが、ラス・オブ・ティアマトはダウン中の相手にもヒットする性質があるので、多少攻撃が遅れてもダウンした相手にラス・オブ・ティアマトがヒットする。ただし、ダメージは54程度と減少してしまう。
後述する「その他のスタンコンボ」を参照してもらえればわかるが、ザサラメールは回復不可能なスタン属性の攻撃が少なめとなっている。しかしながら、ノーマルヒットでスタン状態を誘発するものばかりなので、特にカウンターヒットを意識する必要はないというメリットがある。なので、スタン状態を誘発する攻撃を仕掛けるときは、その後の連続攻撃も頭にいれて確実にヒットさせるように心がけよう。大きなダメージは期待できないが、わずかな差で勝負が決まることを考えると、スタンコンボは非常に重要な要素といえるだろう。
【その他のスタンコンボ】 |
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【崩れ落ち(うつ伏せ)】 |
ハルバード・オブ・アンシャル(+)~ヤーニング・オブ・ギルガメシュ()~ルアー・オブ・シャムハト():ダメージ70程度 ※ ハルバード・オブ・アンシャルが近距離でないとヤーニング・オブ・ギルガメシュの2発目がヒットしない。 |
【切り伏せ崩れ(うつ伏せ)】 |
パニッシュメント・バイ・エンリル()~ルアー・オブ・シャムハト():ダメージ48程度 |
【捻り崩れ落ち】 |
アンギス・オブ・ネルガル(+)~ラス・オブ・ティアマト(+):ダメージ53程度 |
【腹崩れ(回復可能)】 |
スティング・オブ・ネルガル()カウンターヒット~ブレッシング・フォー・ラハム(+)~ラス・オブ・ティアマト(+):ダメージ90程度 |
スティング・オブ・ネルガル()カウンターヒット~クロー・オブ・ネルガル(.)~オファリング・トゥ・キシャル(+):ダメージ92程度 |
スティング・オブ・ネルガル()カウンターヒット~シークレット・コンフェッション・トゥ・ラハム(or.)~オファリング・トゥ・キシャル(+):ダメージ92程度 |
サンダー・オブ・マルドゥーク(+.)1発目or2発目カウンターヒット、2発目止め~プレイヤー・トゥ・イシュタル(or)~オファリング・トゥ・キシャル(+):ダメージ98程度 |
【その他の連続ヒット】 |
マリシャス・スタブ・オブ・リルトゥ(.)2発目ヒット~ルアー・オブ・シャムハト():ダメージ36程度 |
クロー・オブ・ネルガル(.)2発目ヒット~ラス・オブ・ティアマト(+):ダメージ68程度 |
クロー・オブ・ネルガル(.)2発目ヒット~オファリング・トゥ・キシャル(+):ダメージ73程度 |
ブレッシング・フォー・ラハム(+)~ラス・オブ・ティアマト+):ダメージ64程度 |
プレイヤー・トゥ・イシュタル(or)~ラス・オブ・ティアマト+):ダメージ58程度 |
マターナル・ダムキナ(ジャンプ着地際)→ルアー・オブ・シャムハト(しゃがみ):ダメージ43程度 |
【ガードブレイク後に確定する攻撃】 |
ハルバード・オブ・アンシャル(+)~グローリー・オブ・ギルガメシュ() ※ 近距離の場合のみヒットする。 |
【ソウルチャージによって変化する技】 |
ジャッジ・オブ・エア():ソウルチャージBでガードブレイク |
ジャッジ・オブ・エア():ソウルチャージAでガード不能 |
ブレッシング・フォー・ラハム(+):ソウルチャージAでガード不能 |
サンダー・オブ・マルドゥーク(+.):ソウルチャージB以上でガードブレイク |
クリムゾン・コロナ・オブ・シャマシュ(+):ソウルチャージAでガード不能 |
※ ソウルチャージ(A+B+K)を早い段階でキャンセルすると、黄色の炎をまとった状態ソウルチャージCとなる。やや溜めてからキャンセルすると、緑色の炎をまとった状態ソウルチャージBとなる。溜めきるか、後半になってからキャンセルすることで、青色の炎をまとった状態ソウルチャージAとなる。
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(2005年12月28日)
[Reported by 志賀康紀]
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