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タキ

Taki
【基本戦術】

 タキの使用する武器は2本の忍者刀。通常の刀剣よりも刃が短いのが特徴で、刃が短ければ当然のことであるが、武器のリーチが短いということになる。このハンデを補っているのが、縦横無尽にステージを動き回れる機動力と攻撃の早さだ。リーチがないので、戦闘開始直後の距離ではその場から直接届く攻撃はないわけではないが、まずは、相手に近寄っていくことを第一に考えよう。奇襲以外では、8WAY-RUNで様子を見ながら相手との距離を縮めていくのが戦闘開始直後に行なう主な行動となる。

 ここで相手がタキの動きを止めるために牽制を仕掛けてくるようであれば、そこを逆手に取り、下段攻撃をかわせる笹火宙(+)や上段攻撃をかわせる風車(+)を使うことによって、相手との距離を一気に縮めることも可能だ。なかでも、笹火凶月(笹火宙中.)は戦闘開始直後に仕掛けていくことで、相手のとの距離を縮めると同時に攻撃を行なうことができる攻撃として重宝する。また、開始直後の位置からだと地旋誅()を使って相手の懐に飛び込むこともできる。地旋誅は、上段攻撃を回避する能力がある突進系の攻撃なので、相手との距離が開いているときには使ってみるのもいいだろう。ただし、ガードされるとタキ側が不利になる。多用は禁物だ。

笹火宙は、リング際や壁際に追い詰められたときにも使える特殊移動。瞬時に相手との位置を入替えることができるほか、or+と入力することで左右にも移動することができる。ただし、この場合は笹火宙からの発生攻撃をだすことはできない


 相手との距離が縮まったら、タキの得意な距離となるのでスピードを活かした攻撃で怒涛のラッシュを仕掛けていくことが基本となる。メインとなる攻撃は、式妖滅(..+)、十字組(..)、断影狩(..)の3つ。式妖滅は、最後のの部分を最速にすると、ノーマルヒットで全ヒットとなる。攻撃発生の早いからの攻撃であり、相手に与えるダメージも41程度と大きい。反撃確定を見逃さずに確実に相手の体力を削っていくという意味でも使用頻度は高い攻撃といえる。十字組は攻撃のリズムを狂わす攻撃として効果がある。2発目のにディレイがかかり、3発目のはホールド入力が可能となっている。これを駆使することで、攻撃のリズムを一定にしないという攻めができる。また、1発目と2発目のあとにとコマンドを入力することで、宿にシフトすることができるため攻撃に幅が広がる。そして、断影狩は2発止めを基本とし、2発目にホールドをかけることによって相手の反撃を誘うという使い方ができる。3つの攻撃に共通して言えるのは、連携の属性に縦と横が含まれているので、相手の8WAY-RUNを封じるとともにしゃがみでの回避をも阻止することができる点が挙げられる。

十字組の弱点は、2発目と3発目が上段攻撃であるために、下手にディレイをかけるとしゃがまれて回避されてしまう恐れがある。そんなときは、3発目が中段攻撃である十字架(..)をちりばめていくといいだろう


 上記の3つの攻撃以外にも、ホールド入力と宿が使える惨烈(or...)、相手の出鼻を挫くのに使える天影狩(.)と無滅(.)など、接近戦においては攻め手に困ることはない。相手のガードを崩すという意味では下段攻撃も重要な攻撃となる。代表的な下段攻撃は忍蔦()となるが、忍蔦はガードされると反撃が確定なので多用は控えるべきだ。そこで、ダメージは期待することができないが陰誅()を使って、相手のガードを崩していくといいだろう。陰誅の効果としては、下段を攻めるだけにとどまらず、攻撃後はしゃがみ状態となるので陰誅を起点として、浮鉢割(立ち途中)や乱影狩(立ち途中..)を使った攻撃を行なう布石としての効果が期待できる。そして、相手のガードを崩す手段として忘れてはいけないのが、崖渡(+)の存在である。コマンドの性質上、相手に近寄りながら投げを決めることができるうえに、他の投げよりもダメージが高いということもあって、タキのダメージ源にもなるといえるだろう。

相手の起き上がりに重ねたり、ガードインパクト後に使うなど、多彩な場面で活躍する式妖弾(+)も積極的に狙っていくといい。立ち状態の相手にヒットすると空中きりもみやられとなるので、相手の体力を一気に奪うこともできる


【宿にシフトする技】
乱破変(.) / 式妖滅(..+) / 朧() / 影十字() / 影十字(.) / 組征伐(..) / 断影狩(..) / 無滅(.) / 無影狩() / 三連誅(上段)(.) / 誅朧(.) / 天影狩(.) / 式影狩(+.) / 式妖滅(+) / 乱影狩(立ち途中.) / 風車(+) / 風影狩(風車中) / 歪車(or+) / 逆風(逆風中) / 風影狩(逆風中) / 宿影狩(宿中) / 凶月宿(宿中) / 穹宙(宿中+) ※ 打撃投げにシフトしなかった場合、宿にシフト / 惨烈(or) / 軋舞(or.) / 崩誅(or) / 逆影狩(振り向き.) / 闇逆断(しゃがみ振り向き) / 三弾誅(ジャンプ.)



【オススメ技】

・十字組(..)

 近距離戦では最も使用頻度が高い連続攻撃。この攻撃を攻撃の起点とすることで、相手の動きを封じることができる。特質すべきは、宿への移行、ディレイ、ホールドによって攻撃のタイミングをずらすことができるというところ。攻撃属性は縦・横・横となっているので、8WAY-RUN対策としても使えるという、ひとつの連携に全ての要素が含まれているといってもいいぐらいに優れた連続攻撃。唯一の弱点は、2発目以降が上段攻撃なのでしゃがんで回避されてしまう恐れがあることぐらい。

・鉄砲駆(or)

 上段回避能力がある突進系の中段攻撃。8WAY-RUNから攻撃できるのが大きな魅力で、相手の攻撃をかわしたら迷わずに鉄砲駆で反撃すること。ノーマルヒットでスタン効果のある崩れ落ち(仰向け)を誘発するが、確定する追い討ち攻撃はない。また、スタン効果と上段回避能力、突進系の中段攻撃としてタイプの似ている妖神穿()も併せて使っていくといいだろう。妖神穿は崖渡と方向キー入力が同じなので、プレッシャーをかけるにはいい。妖神穿は追加入力によってダメージが増幅するのも魅力であるが、攻撃後の硬直が鉄砲駆よりも長いので手痛い反撃を受ける恐れがある。通常は鉄砲駆をメインにし、相手が忘れた頃に妖神穿を使っていくのがベストな選択だ。

・揚羽()

 ガードされると反撃を受けてしまうが、攻撃発生が早い浮かせ技。ただし、攻撃後の硬直が長いために、ノーマルヒットでは確定する空中コンボはない。カウンターヒットで妖神穿()が確定する(追加入力のも含めたダメージは72程度)がタイミングが早くないと間に合わないので注意してほしい。同様のダメージが断影狩(..)2発止め~地旋誅()でも入るが、こちらは相手の空中制御によって地旋誅のヒット数が変わってしまうこともあるので確定とは言えないだろう。ミスなく空中コンボを決めたいなら鉄砲駆(or)がオススメだ。鉄砲駆の場合はダメージ67程度となる。

・式妖弾(+)

 拳を振り上げて、稲妻が宿った拳を地面に叩きつける下段攻撃。相手にヒットすると、空中きりもみやられ状態となりさまざまな空中コンボが狙える。タキの代名詞ともいえる式妖弾は、式妖弾・双依芽(+)、式妖弾・宿鬼(+最大ホールド)、式妖弾・猛怒託妖(+)の4バージョンが用意されている。普通に使うよりも、相手がダウンしたときに起き重ねとして使うことでヒット率もアップする。状況を考えて、それぞれの式妖弾を狙っていくといいだろう。

・宿()

 掛け声とともに低い姿勢で構える宿。宿中は低い姿勢を維持するので上段攻撃をかわすことができる。宿からの攻撃は素早いものから攻撃力のあるものまで、さまざまなタイプの派生攻撃が用意されている。特筆すべき攻撃は、ガードブレイク効果がある静魂宿(宿中)と、一撃必殺のダメージを持つ荒神宿(宿中+)の2つ。他の攻撃も優れたものが多いが、宿はメインとしてではなく単調になりがちな攻撃にアクセントをつけると意味での使用が望ましい。


【空中コンボ】

・式妖弾(+)~笹火落(+.+)
ダメージ84程度

 空中きりもみやられを誘発する式妖弾を使った空中コンボ。前作までは、式妖弾~断影狩(.)~地旋誅()というコンボが有効であったが、本作では前方向()への空中制御は若干弱くなった代わりに、方向への空中制御は若干強くなっているため、この方向に制御されると断影狩の2発目ホールドが回避されてしまう(ホールドしなければヒットしやすいが相手に与えるダメージは低い)。そこで、シンプルな形ではあるが見た目にも格好がよい、笹火落を使っていくといいだろう。

 ちなみに、式妖弾・双依芽(+)の場合は、距離ができてしまうために笹火落が決まらないので、鉄砲駆(or)がオススメ(ダメージは84程度)。式妖弾・宿鬼(+最大ホールド)の場合は笹火落が確定する(ダメージは102程度)。そして、式妖弾・猛怒託妖は硬直があるために笹火落が決まらないので、鉄砲駆を使っていくといいだろう(ダメージは89程度)。、また、鉄砲駆で追い討ちを決める場合は、早すぎると落下時に地面に衝突した際のダメージが加算されないので注意してほしい。



【スタンコンボ】

・浮鉢割(立ち途中)カウンターヒット~流雲墜()
ダメージ53程度

 スタン効果のある攻撃が少ないわけではないが、その後に繋がる攻撃がないのがタキの特徴でもある。そこでダメージは低いが、実戦でも充分に使えるコンボとしてこのコンボを狙ってほしい。浮鉢割がカウンターヒットした後に、式妖塵(しゃがみ+)に繋いで、流雲墜を決めるというコンボも決めることができる(ダメージは69程度)が、式妖塵は攻撃を受けた側が移動したい方向にコマンドを入力すると、やられながら移動するという変な現象が起こるので流雲墜が確定しない。




【その他のスタンコンボ】
【崩れ落ち(うつ伏せ)】
宙刃(笹火宙中)~天影狩(.)1発目:ダメージ56程度
【打ち上げ崩れ落ち】
影浮誅(しゃがみ+.)2発目カウンターヒット~流雲墜(:ダメージ62程度
【腹崩れ(回復可能)】
眩刃()カウンターヒット~揚羽()~断影狩(..)2発目まで~地旋誅():ダメージ104程度 ※ 地旋誅は空中制御によってはダメージが安定しない。


【その他の連続ヒット】
十字架(..)3発目カウンターヒット~鉄砲駆(or):ダメージ75程度
揚羽()カウンターヒット~鉄砲駆(or):ダメージ67程度
雷鳴車(風車or逆風中..)~~断影狩(..)2発目ホールドで2発止め~地旋誅():ダメージ79程度 ※ 地旋誅のヒット数でダメージは大きく変化する。
逆雷(逆風中)~断影狩(..)2発止め:ダメージ66程度 ※ 空中制御によっては確定しない。
静魂宿(宿中)~忍蔦():ダメージ74程度
散魔鬼炎剣(or)~乱破変(..)2発目まで:ダメージ55程度 ※ 方向に空中制御されると乱破変の2発目が当たらない
崩誅(or~忍蔦():ダメージ41程度
崩誅(or)カウンターヒット~鉄砲駆(or):ダメージ58程度
垂幽(ジャンプ着地際)~鉄砲駆(or):ダメージ73程度


【ソウルチャージによって変化する技】
静魂宿(宿中):ソウルチャージAでガード不能
※ ソウルチャージ(A+B+K)を早い段階でキャンセルすると、黄色の炎をまとった状態ソウルチャージCとなる。やや溜めてからキャンセルすると、緑色の炎をまとった状態ソウルチャージBとなる。溜めきるか、後半になってからキャンセルすることで、青色の炎をまとった状態ソウルチャージAとなる。

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(2005年12月28日)

[Reported by 志賀康紀]



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