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マキシ

Maxi
【基本戦術】

 ヌンチャクという武器はリーチが短いと想像しがちであるが、使い方によっては剣などと同等、もしくはそれ以上のリーチを生みだすことが可能な武器である。そのことを証明するのが、戦闘開始直後の距離でも相手にヒットする夜光虫()と裏夜光虫()の存在だ。夜光虫と裏夜光虫の違いについていうと、夜光虫は左周りに移動する相手の足を止めるのに効果があり、攻撃後は碌存にシフトするのに対して、裏夜光虫は右回りに移動する相手にヒットし、攻撃後は通常のスタイルとなる。共通している点は、共に横属性の中段攻撃ということ。

 このことからもわかるとおり、2つの夜光虫は8WAY-RUN対策には適している攻撃だといえるだろう。そして、戦闘開始直後の距離からワンステップほど相手方向に移動すれば、どちらの攻撃も牽制攻撃としての効果が期待できるのはもちろん、カウンターヒットとなったときに大ダメージを与える攻撃として威力を発揮する。安定したダメージを望むなら、裏夜光虫カウンターヒット~補星・天蓋死兆閉じ(+....)と繋げるだけで相手に与えるダメージは102程度となる。補星・天蓋死兆閉じがうまく出せないというのであれば、裏夜光虫カウンターヒット~弾き沙魚狩り()~昇り龍鱗(+)を狙っていくといいだろう。この場合、相手に与えるダメージは97程度となる。夜光虫の場合は碌存を経由するので、切り夜汐(碌存中)以後に同様のコンボが確定する(夜光虫カウンターヒット~碌存~補星・天蓋死兆閉を使った場合のダメージは128程度、夜光虫カウンターヒット~弾き沙魚狩り~昇り龍鱗の場合は115程度)。

 これだけでも、相手にとっては嫌な攻撃ではあるが、さらなる大ダメージを望むなら、裏夜光虫カウンターヒット~絡み雲龍唸り双哭(...)3発止め~夜光虫~碌存~切り夜汐~補星・天蓋死兆閉じを狙っていくといい。このスタンコンボは連続ヒットではないが、(絡み雲龍唸り双哭の部分で回復可)相手に与えるダメージは167程度と驚異的なものなので、狙ってみる価値はある。

夜光虫と裏夜光虫の違いはガードされた場合にもある。裏夜光虫はガードされても反撃を受けることはないが、夜光虫は碌存にシフトするために若干の隙が生まれ、反撃を受けてしまう。そこでガードされてしまった場合は、縦属性(主に突き系)と横属性の上段斬りを回避する能力が優れている、巡り海龍(碌存中)を使うといいだろう


 マキシの攻撃が活きる距離は、帆桁弾き() がヒットするぐらいの位置となる。この位置まで相手との距離が近づいたら、先述した夜光虫、裏夜光虫以外にも、閉じ()や疾り越波(or)などの技を8WAY-RUN対策として使っていくことができる。閉じは攻撃後に天枢にシフトし、疾り越波は文曲にシフトする。また、疾り越波は途中までのモーションが同じである、浪華弾き(or)と使い分けることによって、しゃがみで回避されるというリスクを減らすことができる。相手の動きがピタリと止まったら、帆桁弾きから発生する構え経由コンボの乱れ舞雲(..)を軸に攻撃を組み立てていく。乱れ舞雲は、すべての攻撃を出し切ると割り込まれてしまう恐れがあるので、基本的には1発止めを使って相手を牽制し、ヒット確認したら2発目を繰りだす形が理想となる(ノーマルヒットで2発目までが連続ヒットとなるため)。他には構えを積極的に組み込むことで、乱れ舞雲を軸とした攻撃パターンは数限りなく考えることができる。構えに関しては、いきなり全てを把握することは難しいので、徐々に覚えていけばいいだろう。

この(帆桁弾きがヒットする)距離からだと、追い海月(+)(左画像)と漣開き(+)(右画像)の下段攻撃で立ちガードを崩していくのも有効だ。漣開きはカウンターヒットで、足押さえ崩れを誘発するので積極的に狙っていきたいところ。ただし、ガードされると反撃を受けてしまうので使いすぎには注意


 相手との距離が接近した場合は構え経由コンボである、乱れ鯨波(..)を中心に攻撃を行なっていく。この攻撃の優れたところは、縦と横の攻撃が備わっているため、8WAY-RUN対策としゃがみ回避対策の2つを同時にまかなえるという点にある。そして、ラスト(3発目)の蹴り攻撃にディレイをかけれられることと、2発目の攻撃後に一拍間をおくと玉衝にシフトすることができるということに尽きる。これによって、単純に中段と下段(架け骸挫き:玉衝中.)の二択攻撃が成立することになる。中段に関していえばディレイを使えるため、相手はガードインパクトが合わせにくくなり、うかつに手をだせない状況となってしまうだろう。

 乱れ鯨波は優れた攻撃ではあるが、これだけでは相手のガードを崩すことができない場合は、下段攻撃である爪挫き()を使って、相手の体力を削っていくといいだろう。地味な攻撃ではあるが、波走り()と同様に、相手の連携に割り込むためなどにも使えるので使用頻度は高い攻撃だ。

【天枢にシフトする技】
閉じ() / 繋ぎ風雲(.) / 乱れ鯨波(..) で天枢へシフト / 潮分ち() / 漢打ち( ※ 2Pは) / 繋ぎ覇龍(.) / 補星・天蓋死兆閉じ(+....) / 水切打ち(+) / 天枢~玉衝(+) ※ 2Pは+ / 浪女雲(しゃがみ..) / 降り水切(ジャンプ着地際)
【玉衝にシフトする技】
白帆閉じ() / 渦女雲(or全方向走り中+) / 漢打ち() ※ 2Pは / 漢唄(+) / 天枢~玉衝(+) ※ 2Pは+ / 架け黒浪(天枢中.) 天枢中で玉衝へシフト / 巡り海龍(碌存中) / 浪華弾き(or) / 破軍・荒れ龍巣(右投げ) /
【文曲にシフトする技】
繋ぎ閉じ(.) / 繋ぎ龍顎(+ororororor+) 方向キー入力で2発目をキャンセルで文曲へシフト / 疾翔龍(天枢中..) 天枢中、天枢中.で文曲へシフト / 龍骸砕き(巨門中) / 踊り蛟(碌存中) でシフトをキャンセル可 / 疾り越波(or) / 裏搾り浪刃(or) / 降り潮通し(ジャンプ着地際)
【巨門にシフトする技】
繋ぎ鰓通し(.) / 架け巻龍() / 帆桁弾き() / 鰓抜き() / 繋ぎ巻龍(.) / 張式改・併せ焦熱(しゃがみ.) / 繋ぎ巻龍(天枢中.) / 波浪響き(玉衝中) / 張式改・剛槌落し(文曲中) / 龍影割り(or) でシフトをキャンセル可 / 張式改・剛槌落し(ジャンプ) /
【碌存にシフトする技】
流れ錦舞雲紡ぎ(..) / 繋ぎ荒波漢魂(.) / 漢魂() / 漢打ち() / 禄存(+) / 張式改・並び双哭(しゃがみ+) / 撥ね沙魚通し(立ち途中) / 張式改・走り双哭(立ち途中+) / 舞雲紡ぎ(文曲中) / 巡り海龍(碌存中) .で攻撃をキャンセルし、碌存にシフト / 夜光虫() ※ 2Pは /
【七星転生】
七星転生1(構え中):禄存→巨門→(玉衝→文曲→天枢) ()内繰り返し
七星転生2(構え中):巨門→禄存→(文曲→玉衝→巨門) ()内繰り返し
七星転生3(構え中+):文曲→禄存→玉衝→(巨門→天枢) ()内繰り返し
七星転生4(構え中):(禄存→玉衝→天枢) ()内繰り返し。ループ中、方向へのステップ不可
七星転生5(構え中):(天枢→玉衝→禄存) ()内繰り返し。ループ中、方向へのステップ不可



【オススメ技】

・繋ぎ閉じ(.)

 マキシの持つ攻撃の中では最速の分類に入る横属性の上段攻撃。ノーマルヒットで連続ヒットになるので、牽制攻撃としてはもちろん、反撃技としても使える。左右に対する攻撃範囲が広いので8WAY-RUN対策としての効果には期待ができる。また、1発目をガードさせれば2発目は強制ガードとなるため、しゃがんで回避されることはないので乱発しても問題はないだろう。攻撃後は文曲にシフトするので、構えを利用した攻撃展開にもっていくことも可能だ。

・裏抜き鐘漏()

 相手の腹部を目掛けて肘撃ちを入れる中段攻撃。カウンターヒットで、腹崩れ(回復可能)を誘発するため、追い討ち攻撃を決めることはできなくてもマキシ側が大きく有利な状況を作りだすことができる。ガードされても反撃を受けることはないので、相手のとの距離が近い場合は積極的に使っていくといいだろう。相手の回復が遅ければ、裏抜き鐘漏カウンターヒット~夜光虫()~碌存~切り夜汐(碌存中)~補星・天蓋死兆閉じ(+....)というスタンコンボが成立する。相手に与えるダメージは、138程度と高いので狙う価値はあるかもしれない。

・乱れ舞雲(..)

 縦属性の中段攻撃を2発連発で繰りだした後に、ジャンプしながら横蹴りを放つ連続攻撃。この攻撃をゴリ押しするだけでもある程度は勝ててしまうぐらい強い連携ではあるが、最後の横蹴りが上段攻撃となっているのでしゃがんで回避されてしまう恐れもある。これだけでもリスクを感じる攻撃ではあるが、横蹴りに合わせて上段回避能力がある攻撃を重ねられると、非常に厄介となってしまうので、3発目の横蹴りは出さずに2発止めをメインで使い、相手が忘れた頃に不意をついて3発目を使っていくといいだろう。

・乱れ鯨波(..)

 縦・横・横と攻撃を行なうので8WAY-RUNとしゃがみ回避を多用する相手には、強力な連携となる。これに加え、3発目にディレイがかかるという点と2発目の攻撃からワンテンポ遅らせてを押すことで、架け骸挫き(玉衝中.)にシフトすることができる。接近戦においては、この連携のみでも充分に戦っていけるほど強力な攻撃である。

・波走り()

 相手の攻撃を止めるならこれ、というぐらい多用する攻撃。特殊下段なのでガードされることは多いが、攻撃発生の早さ、攻撃範囲の広さを考えても、この攻撃に勝る攻撃はないだろう。攻撃後はしゃがみ状態となるので、浪女雲(しゃがみ..)で下段を意識させつつ、起き上がり攻撃などを使って、アグレッシブに攻めるといいだろう。


【空中コンボ】

・弾き沙魚狩り()~昇り龍鱗(+)
ダメージ62程度

 基本的な空中コンボの紹介となってしまうが、浮かせ技は弾き沙魚狩りに関わらず、相手が浮いたら昇り龍鱗を決めるというのが空中コンボの基本的な流れとなっているので、構えを覚えるよりも先にマスターして確実に相手の体力を奪っていくようにする。弾き沙魚狩りは、ガードされると僅かではあるが隙が生じる。その隙を逃がさず、確実に反撃を行なってくるタイプには多用は禁物だ。



【スタンコンボ】

・漣開き(+)カウンターヒット~弾き沙魚狩り()
ダメージ48程度

 漣開きは今作から追加された新技。リーチがあるため中距離からでも使っていけるので、下段を攻めたいときはどんどん使っていける攻撃だ。ノーマルヒットで、足やられを引き起こしマキシ側が有利となる点も見逃せない魅力となっている。カウンターヒットの場合は、足押さえ崩れを誘発するので追い討ちを決めることも可能となる。上記の攻撃以外にも、爪挫き()や追い波紋(+>.)がヒットする。爪挫きと追い波紋を使った場合のダメージは、共に37程度となる。




【その他のスタンコンボ】
【痺れ崩れ】
張式改・吊し裂尾()~波走り():ダメージ72程度
【崩れ落ち(うつ伏せ)】
切り夜汐(碌存中)カウンターヒット~補星・天蓋死兆閉じ(+....):ダメージ105程度
切り夜汐(碌存中)カウンターヒット~弾き沙魚狩り()~昇り龍鱗(+):ダメージ98程度
【尻餅崩れ(回復可能)】
潮分ち()~疾翔龍(天枢中..)1発目:ダメージ65程度 ※ 距離によってはヒットしない。
繋ぎ龍脈(+)1発目カウンターヒット~昇り龍鱗(+):ダメージ95程度


【その他の連続ヒット】
舞雲紡ぎ(文曲中)~弾き沙魚狩り():ダメージ65程度
架け降龍()~昇り龍鱗(+:ダメージ75程度
鰓抜き()~巨門~龍骸砕き(巨門中):ダメージ62程度
繋ぎ巻龍(.)1発目ヒット、1発止め~昇り龍鱗(+:ダメージ55程度
漢唄(+)~玉衝~架け骸挫き(玉衝)1発目ヒット:ダメージ57程度
七星・昇り皇龍(+)~漢唄(振り向き+:ダメージ100程度
駆け龍咆(立ち途中.)1発目ヒット、1発止め~昇り龍鱗(+:ダメージ67程度
繋ぎ巻龍(天枢中.)1発目ヒット、1発止め~昇り龍鱗(+:ダメージ55程度
巡り海龍(碌存中)~弾き沙魚狩り():ダメージ51程度
巡り海龍(碌存中)~玉衝~波浪響き(玉衝中):ダメージ56程度
浪華弾き(or)カウンターヒット~宿星疾風(構え中+):ダメージ96程度 ※ 浪華弾きがヒットしたら構えを維持するように方向に移動してから宿星疾風を繰りだすのがコツ
降り蛟(ジャンプ着地際)~昇り龍鱗(+:ダメージ70程度


【ガードブレイク後に確定する攻撃】
巡り海龍(碌存中)~玉衝~返し浪華(玉衝)


【ソウルチャージによって変化する技】
乱れ鯨波(..):ソウルチャージAでガードブレイクのエフェクト、効果音はでるが、ガードブレイクの効果はなし。
昇り龍鱗(+):ソウルチャージB以上でガードブレイク
張式改・並び双哭(しゃがみ+):ソウルチャージAでガードブレイク
張式改・走り双哭(立ち途中+):ソウルチャージAでガードブレイク
龍影割り(or):ソウルチャージAでガード不能
※ ソウルチャージ(A+B+K)を早い段階でキャンセルすると、黄色の炎をまとった状態ソウルチャージCとなる。やや溜めてからキャンセルすると、緑色の炎をまとった状態ソウルチャージBとなる。溜めきるか、後半になってからキャンセルすることで、青色の炎をまとった状態ソウルチャージAとなる。

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□ナムコチャンネルのページ
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□「PROJECT SOUL offcial site」のページ
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(2005年12月29日)

[Reported by 志賀康紀]



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