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アスタロス
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Astaroth |
【基本戦術】
自身の体の大きさと斧のリーチにより、戦闘開始時の距離からでも相手に攻撃を加えていけるアスタロス。攻め手に回っているときは、リーチのある攻撃で相手の動きを牽制し、ワンチャンスから確実にダメージを奪っていく集中力が必要とされる。また、近距離ではほとんどの相手に手数で押されることになる。ガードやガードインパクトでしのぎ、時には多少強引にでも相打ち覚悟で割り込みを仕掛けていく必要があるかもしれない。
戦闘開始時から牽制でプレッシャーをかけつつ、相手との距離関係をチェックしながらじわじわとダメージを奪っていきたいところ。開幕直後の距離では、シュ・ムクサリオンの+で左回り、+で右回りと、左右に対して牽制が可能な中段攻撃を持っている。ただし、どちらも攻撃の発生、そしてガード後の復帰は多少遅い(ガードさせれば相手も吹き飛ぶが)ので、牽制程度に出しておくことが基本。連発すると相手に懐に飛び込まれてしまう。
前述の2つの技より1ステップ分近づいた距離では、相手の8WAY-RUNに対して、右回りにはロツェリオ(.)やメルフィール・ヴィシア(.)で対応。ロツェリオは1発で止めたり、2発目をディレイで繰り出すようにしよう。2発目がカウンターヒットすれば腹崩れのスタン状態になるので、追撃が可能(後述)。メルフィール・ヴィシアはモーションは遅めだが、1発目がカウンターヒットすると相手はスタン状態となり、2発目が連続ヒットしてエリオ・クラッグ(空中の相手に+)の追い打ちで大ダメージ(ダメージ127程度)が取れる。左回りに移動する相手に対しては、ムクスーザ()を使っていくといいだろう。ムクスーザは、攻撃発生が早いので近距離でも使っていける。
前述の牽制では上段攻撃が多めなので、相手は対応してしゃがみガードから手を出してくるようになる。そこでアディ・リアスファーザ(.....)の出番だ。1発目が中段(ヒット時は打撃投げ:ダメージ約84)、その後5発まで横属性の中段攻撃が連続するうえ、自分で方向指定しての移動もできる。ガードされた場合も反撃を受ける心配は皆無といっていい。方向問わず牽制できるほか、ヒットしたときのメリットも大きい生命線の1つといえる技だ。
アディ・リアスファーザを意識して立ちガードで固まるようなら、メリュールスーザ()も使っていく。ダメージはそれほどないが、多少でもダメージを受けるだけで相手にとってはプレッシャーになる。相手の動きもより鈍くなるはずだ。
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戦闘開始直後の距離ならシュ・ムクサリオンのみで、相手の8WAY-RUNを牽制できる。ただし、モーションが遅いので少しずつ距離を縮められることもある。テュダス・ムクスーザ1発止めスーザとムクスーザの届く距離を把握して、いつでも切り替えられるようにしておきたい |
なお、相手が足を止めてこちらの8WAY-RUNを牽制してくる場合、上段攻撃なら上段回避性能を持つスルバルト(ororor)やメリアックスーザ()で対抗。中段攻撃は素直にガードして、相手との距離が開いたままならロツェリオ1発止め()、ムクスーザ、ムクサリオンで相手にプレッシャーを与えていく。距離が詰まった場合は、攻撃の隙間をぬってヴィメル()やロティアス()で反撃を狙っていこう。ロティアスは、カウンターヒットすればヴィメルの追い打ちが確定するので、ヒット確認は怠らないこと。
近距離ではヴィメルを軸に、投げ技との2択を迫っていきたい。投げはやはりガードインパクトされないメルファディア(+)からムズールヴィシアの追い打ち(ダメージ85程度)で大ダメージを狙うのが基本となる(ジャストインパクトされてしまうが)。相手がガード主体であれば、いきなりメルファディアを使っても問題ない。ヴィメルの後に最速の上段攻撃で暴れる相手にはスルバルト(しゃがみ)をたたき込み、縦属性の攻撃を使ってくるなら横にステップ(or 8WAY-RUN)してヴィメルやロティアスを狙うこと。こうしてヴィメルを相手に意識させて、立ちガードを主体にさせてからメルファディアを決めていく。当然、相手はメルファディアを警戒して投げ抜け()を狙ってくるので、トゥルサロス(+)も使って投げ抜けに2択をかけておく、またはホールドしてタイミングを変化させるなどバリエーションを持たせよう。
忘れてならないのはメリュールスーザ()、メルヴィック()、ヴィシオスーザ(.)の1発目などの下段攻撃。メリュールスーザはヒットさせても有利を築くほどではないが、出がそこそこ速い。立ちガードへの揺さぶりには欠かせない技だ。メルヴィックは縦属性なので8WAY-RUNで回避されやすい。ヴィスオスーザは出が遅いが横方向に強い。フェイント効果を利用しての使用がベストだろう。いずれにしても連発しても攻め込まれるだけなので、ベストな使い道としては、相手の上段攻撃や8WAY-RUNにあわせるなど、ポイントで使って相手の動きを止める程度にとどめよう。
なお、でこちらの攻撃を止めにくる相手には無理に攻め込まず、一歩下がって攻撃をかわしてからヴィメルで改めて攻め直す。または、いったん守勢に回って相手の攻めをガードでしのいでから、スルバルトで攻め込もう。
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ヴィメルがカウンターヒットしたら、再びヴィメルで追い打ち。ロティアスのカウンターヒット時も同様にヴィメルの追い打ちで確実に相手の体力を奪っていくこと |
手数で押してくるような相手には、とにかくガードを固めて攻撃をしのぐ。ガード後に反撃が確定するポイントではヴィメルかヴィサリオン()を使う。または、相手の攻撃が止まったところにロティアスを使って攻撃の合間に割り込んでみよう。カウンターヒットになればヴィメル()やエルアット・ルスゲリオ(ダウン中の相手に+or+)での追い打ちが確定(ヴィメルの場合はダメージ77程度、エルアット・ルスゲリオだとダメージ76程度となるが、エルアット・ルスゲリオは投げ抜けが可能)するので、ダメージソースとしても申し分ない。スピードを重視するなら、上段攻撃だがティス・ロディル(.)を使うといい。1発目だけを相手に見せておき、しゃがんだりガード後に動く相手に2発目の中段攻撃を当てる手も絡めていくこと。
アスタロスの重要な攻撃チャンスとしては起き攻めも挙げられる。基本的にはダウン中の相手にもヒットするヴィメルをホールドしてメインに使い、ダメージ源となるメルファディアを絡めて使っていけば、起き攻めは問題ない。
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ガード後に最速の上段攻撃を使う相手なら、しゃがみ状態で繰り出せるスルバルトを狙っていってもいい。ノーマルヒットとカウンターヒット共に相手を吹き飛ばすだけだが、しゃがみ状態から直接上段回避性能を繰り出せるのが強み。ガードされても反撃を受けないので使い勝手もよい。また、上段攻撃を回避することができるギュルガンメィル(+)や上中段攻撃に対してインパクト性能を持ち、下段攻撃を回避することができるスルファー(+)などの攻撃も積極的に使っていくといいだろう |
【オススメ技】
・ムクスーザ()
左側の広範囲をカバーできる横属性の攻撃。上段攻撃ではあるものの、攻撃のスピードは申し分ないので相手の8WAY-RUNを潰すのに最適。斧の先端が当たる距離で使えば、相手の攻撃が届きにくく牽制技としての効果もさらに高まる。カウンターヒットした場合は、右斜め後方に相手を吹き飛ばし、リングアウトも狙うことができる点も見逃せない。
・ヴィメル()
ガードされても反撃を受けにくく、攻めの起点となる技。ダウンした相手にもヒットするので、ロティアスがカウンターヒットした後の追い打ちにも使える。この技は相手の動きを止めることを念頭に使っていくことになるだろう。ホールドした場合、相手がガードすると強制しゃがみ状態になる。
・ロティアス()
相手の攻撃タイミングを見計らって繰り出してカウンターを狙っていきたい。膝蹴りを繰り出したときには空中にいるので、相手の下段攻撃もかわせる。ガード後の反撃にも使えるが、技のスピードはそれほど速くはないので、相手の攻撃がやんだときや攻撃に若干の隙がある技に対して狙っていきたい。
・スルバルト(oror)
モーション中は上段回避性能があるのが強み。相手が牽制で上段攻撃を多用するなら、この技を使っていってもいいだろう。ガードされても反撃をうける心配はないが、前作のようにガードした相手が大きく後退することもない。利用頻度は減ったがそれでも使いやすい技には代わりはない。また、近距離で繰り出せば相手が8WAY-RUNで横に逃げても、回避はほぼ不可能というメリットがある。なお、スルバルト最大ホールドヒット時の効果が、とorで違う。orは1ヒットのみで、相手を真上に跳ね上げて背後に落下させる(ダメージ50程度)。一方のの方は近距離では2ヒットとなり、2発目で相手を跳ね上げてアスタロスの背後に落下(ダメージ60程度)。また、距離が離れると1ヒットになり相手は跳ね上がらずに吹き飛ぶだけとなる(ダメージ50程度)。そして、の方が硬直時間の解除が遅くなっている。
・メルファディア(+)
通常のガードインパクトでは返せず、ジャストインパクトでのみ返せる投げ技。とはいえ、投げ技ゆえ投げ抜けされるので、トゥルサロスも絡めて使っていこう。投げが決まった後は、ムズールヴィシアで追い打ちを決めること(ダメージ87程度。最大ホールド時107程度)。
【空中コンボ】
・メルファディア(+)~ムズールヴィシア(or)
ダメージ85程度
メルファディアで投げた後のムズールヴィシアの追い打ちは、相手が地面に叩きつけられる直前くらいでと入力すれば連続ヒットになる。少しだけタイミングを遅らせれば、受け身を取った相手にムズールヴィシアがヒットして浮かすことができる(その後に追い打ちは入らず)。そのため相手の受け身を考慮してコマンドをとしておけば、ムズールヴィシアの後にディオルロス(空中の相手に+)が入り、ダメージが146程度となる。だが、で繰り出したムズールヴィシアで相手が浮かなかったり、追い打ちに失敗するとダメージ60程度にまで落ちてしまう。確実性を取るならムズールヴィシアはのものを使うこと。
【スタンコンボ】
・ロティラオン()近距離カウンターヒット or ロツェリオ(.)2発目のみカウンターヒット~ムズールヴィシア(or)
ダメージ77程度(ロツェリオの場合はダメージ67程度)
ロティラオンがカウンターヒットするとスタン状態になるので、すぐにorと入力してムズールヴィシアを決めるだけ。また、ロティラオンと同様に、ロツェリオ2発目のみのカウンターヒットもこのスタン状態になる。こちらは距離に関係なくスタン状態を引き起こせる。
なお、ロティラオンやロツェリオが近距離でカウンターヒットした際には、メルアリオン(or)~ムズールヴィシア(or)という追いうちも狙ってみたい(ダメージ100程度)。こちらは最後に相手が方向ボタンに入力していた場合、避けられてしまうが……。
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【その他のスタンコンボ】 |
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【崩れ落ち(仰向け)】 |
イェルクスーザ(立ち途中.)1発止めカウンターヒット~エルアット・ルスゲリオ(ダウン中の相手に+or+):ダメージ67程度 |
イェルクスーザ(立ち途中.)1発止めカウンターヒット~ムズールヴィシア(or):ダメージ66程度 |
【捻り崩れ落ち】 |
メルフィール・ヴィシア(.)1発止めカウンターヒット~ザムゥイレオス(+or+):ダメージ66程度 |
メルフィール・ヴィシア(.)1発目カウンターヒット~ディオルロス(+):ダメージ162程度 ※ ステージや相手キャラクタによっては、ディオルロスが繋がらない。 |
【腹崩れ】 |
エル・アークリオン(.)2発目カウンターヒット~ロティアス()~エルアット・ルスゲリオ(ダウン中の相手に+or+):ダメージ102程度 |
デロ・プリオン(背向け+)カウンターヒット~ムズールヴィシア(or):ダメージ83程度 |
【切り上げ崩れ】 |
ティス・ロディル(.)カウンターヒット~ムズールヴィシア(or):ダメージ94程度 |
ティス・ロディル(.)カウンターヒット~エルアット・ルスゲリオ(ダウン中の相手に+or+):ダメージ93程度 |
ティス・ロディル(.)1発止めカウンターヒット~ザムゥイレオス(+or+):ダメージ64程度。 |
【地震やられ】 |
メルアリオン(or)最大ホールド~アディ・リアスファーザ():ダメージ83程度 |
メルアリオン(or)最大ホールド~ロティアス()~エル・アークリオン(.)~エルアット・ルスゲリオ(ダウン中の相手に+or+):ダメージ93程度 |
【腹崩れ(回復可能)】 |
ジェイク・ビュトゥール()カウンターヒット~メルフィール・ヴィシア(.)~エリオ・クラッグ(+)~ヴィメル():ダメージ156程度 |
ジェイク・ビュトゥール()カウンターヒット~エル・アークリオン(.)~ロティアス()~エルアット・ルスゲリオ(ダウン中の相手に+or+):ダメージ118程度 |
ジェイク・ビュトゥール()カウンターヒット~エル・アークリオン(.)~ロティアス()~ヴィメル():ダメージ117程度 |
ジェイク・ビュトゥール()カウンターヒット~メルフィール・ヴィシア(.)~ディオルロス(+):ダメージ168程度 ※ ステージや相手キャラクタによっては、ディオルロスが繋がらない |
【その他の連続ヒット】 |
ロティアス()カウンターヒット~ヴィメル():ダメージ70程度 |
キュメルシア()カウンターヒット~エリオ・クラッグ(空中の相手に+):ダメージ88程度 |
キュメルシア()最大ホールド~ディオルロス(+):ダメージ125程度 |
メルフ・シャルシーア()カウンターヒットorホールドヒット~メリュールスーザ(+):ダメージ69程度(ホールド時のダメージは106程度) |
スルバルト()最大ホールド~エリオ・クラッグ(空中の相手に+)~ヴィメル(:ダメージ139程度 |
スルバルト(or)最大ホールド~アディ・リアスファーザ():ダメージ129程度 ※ スルバルトがヒット後、相手は背後へ。振り向いたら最速でアディ・リアスファーザを繰り出す。 |
ギュルガンメイル(+)カウンターヒット~エリオ・クラッグ(空中の相手に+)~ヴィメル(:ダメージ114程度 ※ ギュルガンメイルで相手がアスタロスの背後にいったらすぐに+を入力するだけでいい。 |
ムズールヴィシア(or)~ディオルロス(+):ダメージ101程度 |
メルアリオン(or)最大ホールドヒット~アディ・リアスファーザ():ダメージ124程度 |
メルアリオン(or)最大ホールドヒット~エリオ・クラッグ(空中の相手に+)~ヴィメル():ダメージ114程度 |
【ガードブレイク後に確定する攻撃】 |
イルメシア(.)~ヴィスアーク() |
【ソウルチャージによって変化する技】 |
ディ・フィラリオス():ソウルチャージBでガード不能 |
メルフ・シャルシーア():ソウルチャージAでガード不能 |
※ ソウルチャージ(A+B+K)を早い段階でキャンセルすると、黄色の炎をまとった状態ソウルチャージCとなる。やや溜めてからキャンセルすると、緑色の炎をまとった状態ソウルチャージBとなる。溜めきるか、後半になってからキャンセルすることで、青色の炎をまとった状態ソウルチャージAとなる。
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(2005年12月29日)
[Reported by 渡辺洋二/志賀康紀]
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