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価格:7,140円(通常版)
PS2「ローゼンメイデン ドゥエルヴァルツァ」は、コミックやTVアニメで人気の同名作品をアドベンチャーゲーム化したもの。コミック版は月刊コミックバーズで連載中。TVアニメは現在第2期「ローゼンメイデン・トロイメント」がTBS系列で放送されている。ゲームは2004年10月より放送された第1期のストーリーをベースに、ゲーム独自の展開などが織り交ぜられるという。 物語は、アンティークドールの天才人形師「ローゼン」によって“生きている人形”こと「ローゼンメイデン(薔薇乙女)シリーズ」が生み出されたことから始まる。7つに割られた不思議な欠片“ローザミスティカ”により不思議な生命力を宿した人形は、人々の噂にのぼるだけで、誰の目に触れることもなく長い年月だけが過ぎていく。 ――あれから幾年月が経っただろうか。某年某月の日本。学校にもいかず家に引きこもり、趣味のネット通販(クーリングオフ寸前に返品するイタズラ)を繰り返す主人公「桜田ジュン」のもとに、頼んだ覚えのない荷物が届いた。中身は精巧なアンティークドール。興味本位で背中のゼンマイを巻くと、目覚めたドールは「真紅」と名乗り、感謝するどころか突然の平手打ち。さらには、高飛車な態度でジュンに下僕になるよう命令してくる。当然のように嫌がるジュンだが、窓から侵入してきた刃物を持った人形に命を狙われ、なかば強制的に真紅のミーディアム(媒介者)として、なかば強制的に契約することになる。
プレーヤーは主人公のジュンとなり、「真紅」や「雛苺(ひないちご)」、「翠星石(すいせいせき)」などのドールたちと行動を共にして“信頼度”を上げていき、やがてくる“アリスゲーム(ローゼンメイデン同士の戦い)”に備える。アドベンチャーパートでは、選択肢の結果によりドールの信頼度が変化。過去のテキストを見返す機能が用意されているので、以前の行動を参考に選択肢をチョイスしていくことが可能になっている。 登場キャラクタは全員フルボイス仕様。オリジナルアニメーションパート、TVアニメ本編で好評を博した「TV人形劇・くんくん探偵」ルーレット、ギャラリーモードなど、ゲームだけのオリジナル要素もふんだんに盛り込まれる予定だという。
7体のドールそれぞれに宿る“ローザミスティカ”を奪い合うアリスゲーム。すべてのローザミスティカを集めたドールは、ローゼンの目指す完全なドール「アリス」になれる。だが、ローザミスティカを奪われたドールは、ただの人形になってしまい2度と動かなくなってしまうという。はたしてプレーヤーのドールは「アリス」になることができるのだろうか。原作と異なるであろうオリジナルの展開や結末など、今から期待感で胸が高鳴る。ゲームは原作を知らなくても楽しめるよう作られているが、気になる人は第1期DVDだけでも事前に観ておくといいかもしれない。
(C)PEACH-PIT・幻冬舎コミックス/薔薇乙女製作委員会 (C)TAITO CORP.2005 ※画面は開発中のものです
□タイトーのホームページ (2005年12月27日) [Reported by 豊臣和孝]
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