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価格:7,140円
PS2「ルール オブ ローズ」は、'30年代のイギリスを舞台にしたサイコミステリー・アドベンチャー。恐慌が世界経済に暗い影を落とし始めた頃、イギリスのとある田舎町で、子供たちの間に不思議な噂話が流れていた。
食べられた人たちは空飛ぶ飛行船に閉じ込められて、一生出られないんだ!」 月明かりで照らし出される街。主人公の少女「ジェニファー」は、薄暗い道をひた走るバスのなかで、乗り合わせた少年から絵本を手渡される。絵本の題名は「リトルプリンセス」。そのまま早足でバスを降りてしまう少年。慌てて後を追うジェニファー。だが、少年の姿はもはやどこにも見当たらない。
見たこともなく、知らない場所に、ひとり取り残されたジェニファー。心細さに震える彼女の耳に、少年の声だけがこだまする。
じゃぁ、さっそく命令するから、よく聞いて。 君はこれから毎月、社交界に貢ぎ物をもってきてください。持ってこないと殺すよ。 僕は王子様。だから僕は君に命令する。理由なんかない。 ふと気づくと、ジェニファーは見知らぬ倉庫に閉じ込められていた。そこは“赤いクレヨンの貴族”と呼ばれる少女たちに支配された、不思議な空間。独自の階級制度と“薔薇の掟”。自由を奪われたジェニファーは、少年と少女たちの言いなりになるしかなかったが、それでもこの“不条理な世界”から抜け出そうと出口を探し始める。
企画を担当したのは、「MOON」、「UFO」などで独自の世界観をユーザーに提示した「ラブデリック」のメンバーが集まって作られた制作会社「パンチライン」。グラフィックには「鬼武者」、「GENJI」など数々の映像を手がけてきた「白組」を起用。綿密に張り巡らされた伏線と謎。手がかりを探し、謎をつむいでいく思考性の高いアドベンチャーゲームに仕上げられているという。
人間の内面、人と人の触れ合いにこだわりぬいたという本作。果たしてどのような姿を見せてくれるのだろうか。今から期待感で旨が高鳴ってやまない。
(C)Sony Computer Entertainment Inc. ※記事中の画面は開発中のものです
□プレイステーションのホームページ (2005年12月16日) [Reported by 豊臣和孝]
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