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会場:韓国国際展示場
■ 小林智美氏デザインのマスケッティア嬢が出迎える「グラナド・エスパダ」コーナー Hanbitsoftブースで一番力を入れた出展を行なっていた「グラナド・エスパダ」コーナー。たくさんの試遊台を設置し、さらに小林智美氏のイラストを大きく展示、小林氏のデザインしたマスケッティアの女性キャラクタのコスチュームに身を包んだコンパニオンが出迎えるなどファンにとって見所たくさんのブースだった。
今回出展されたのはG★の特別バージョン、年内までに韓国で実施される予定の第3次のクローズドβテストで実装される内容を先取りしたもの。今回のバージョンでは新MAPを歩き、いくつかの新要素を体験できるというものだった。 今回追加された街「コインブラ」はグラナド・エスパダの新大陸発見の際に最初にできた街。船が行き交う港町という設定だ。イタリアの街を参考にしたという街は夕焼けがとても美しい街で、おしゃれなカフェもある。大陸最初の街と言うことで開拓民の行き交う粗野なイメージを勝手に持っていたのだが、画面から見るコインブラは洗練された美しさを持っている街で、ちょっと奇妙な感じがした。 NPCの配置はまだのようで、街は寂しい印象を受ける。重くなってしまうのは問題かもしれないが、忙しく行き交う人々の姿などが似合いそうな街である。 もう1つ追加されたマップは「ポルトベルル」という新ダンジョン。幽霊船の船の中を舞台にした場所で、船倉を思わせる天井の広いフィールドが続く。モンスターもまだ準備中ということで、甲羅の前面に砲塔を持った亀のモンスターと、生きている碇ともいえる不気味なモンスターの姿が確認できた。
他には、剣と銃を同時に使うファイターの新スタンス、空中に浮かび上がるウィザードの女性の新スキルといった要素が確認できた。韓国での第3次クローズドβテストの日にちが決まった時点で、日本でのスケジュールもおおむね決まってくるという。今回はまだまだ開発中という印象だったが、テスト開始時にはどんなモンスターやNPCが配置されるのか、そして正式サービス時にはどうなるのか、楽しみである。
■ 3つの国が激しく戦いを繰り広げる「ネオ スチーム」 「ネオ スチーム」は国家間の戦いをテーマにしたMMORPG。プレーヤー達は、技術、神秘、自然の3つの国家にわかれ、激しい戦いを繰り広げることになる。プレーヤーキャラクタはヒューマン、魔法使い的な役割を持つエルフ、技術的な能力に秀でる毛むくじゃらの小人ポン、狼男のような獣人族メンス(韓国語で猛獣の意味)の4種族からキャラクタを選択する。
今までRvRをテーマにした作品の場合、種族間でのバランスが問題になる場合があったが、本作では種族と国家は別であり、ユーザーからのバランスに関する不満は少ないという。各国家によって同じ種族でもキャラクタのグラフィックが変化するのがユニークだ。 それぞれの種族はレベルを上げるごとにより個性的な存在になっていく。ヒューマンはNPCとの取り引きに有利になり、エルフはポーションの効果が上がり、ポンはマナやスタミナの回復力が上がり、メンスはよりタフになる。 本作の特徴としては「スチームマシン」の存在が上げられるだろう。この世界には蒸気機関で動く機械が多数存在し、プレーヤーの武器になるものから、ロボットのような乗り物、さらに列車のような巨大な移動機械も存在する。また、熱気球といったガジェットも登場する。
広報担当者の話によれば、本作は「グラナド・エスパダ」が比較的高い年齢層のユーザーにアピールしているのに対し、低年齢層のユーザーをターゲットに制作されているという。少年漫画のような線の太いイラストで描かれたキャラクタは親しみやすい。国家間の戦いがどんな風景になるのか、興味深い。
■ 「スカッとゴルフ パンヤ」、古代遺跡をイメージした難易度の低い新コースを実装 「スカッとゴルフ パンヤ」はWizWizをイメージしたコーナーに多数の試遊台を設置、11月何日に実装したばかりの新コース「Shining sand」をアピールしていた。
初心者向けの設定だが、上級者はさらにショートカットができるようなルートが設定されていて、極めることで驚異的なスコアを記録できるという。このショートカットの鍵を握るのが「ゲート」の存在だ。手鏡のような丸い建造物で中心は常にきらめいている。このきらめく部分にボールのスピードが大きく増幅される。今までの「パンヤ」とはひと味違う攻略を可能とするオブジェクトである。
「スカッとゴルフ パンヤ」のコンパニオンは、クーやアリンといったプレーヤーキャラクタや、キャディーのロロの衣装をまとって登場、ゲーム内のアクセサリを細かく再現していて、衣装を制作したスタッフのこだわりを強く感じた。
□ 「G★2005」のホームページ (2005年11月12日) [Reported by 勝田哲也]
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