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価格:5,040円
前回の記事では、「EXIT」の大まかな内容を紹介した。今回はさらに1歩踏み込んで、基本的なルールから、アクションやアイテムなどの詳細、そしてゲーム前半に登場する4種類のシチュエーションについて紹介しよう。
ゲームをプレイした雰囲気としては、もっとも最初の「プリンス・オブ・ペルシャ」や、ヒューマンの「セプテントリオン」などに近い感覚を受けた。かなり頭を悩ます上質のアクションパズルとなりそうだ。
■ 基本システム
基本ルールは、「Mr. ESC(ミスターエスケープ)」を操り、各ステージごとに設定された条件をクリアして、危機的状況から制限時間内に脱出すること。脱出の途中では取り残された人々もおり、彼らを同行させて無事に出口まで導くことも重要な使命となる。
プレーヤーの操作する「Mr. ESC」は、歩く、走る、跳ぶ以外にも、ぶらさがったり、四つん這いなど、多彩なアクションが可能。ステージに設置された数々の危険を回避するためには、これらのアクションを使いこなさなければならない。
ステージ中にはさまざまなアイテムが登場する。ただしアイテムは1回使うと消えてしまうので、使う順番が大事。先のことまで考えて慎重に使わないと、最後の最後で手詰まりになることもあるだろう。
■ ステージに設置された仕掛けの数々
ステージには、崩れる床や放電した床など、間違って足を踏み入れるとミスとなってしまう、さまざまな仕掛けが待ち構えている。中には危険なものばかりではなく、火を消してくれるスプリンクラーのレバーや、シャッターを開閉するスイッチなど、脱出するためには必要な仕掛けも用意されており、これらをうまく使うことが脱出への近道となる。
■ 同行者は強力な味方、適切な指示を出して完璧な脱出を目指せ! 取り残された人々を助け出すと、主人公と同行するようになる。同行者となった彼らは、ただ助けてくれるのを待っているだけではなく、脱出を手伝ってくれる貴重な存在。1人ではどうにもならない仕掛けも、同行者にうまく指示を出すことで簡単に突破できる。
ただし、同行者も主人公同様に高いところから落下したり、炎や電気に触れるとミスとなる。もし、同行者がミスになってしまうと、商売敵の「Jet」が登場。背負っているロケット噴射を使って同行者を横取りし、手柄を自分のものにしてしまう。そうならないためにも、同行者の安全も常に考えながら行動しなくてはならない。
また、同行者には「ヤング」、「アダルト」、「キッド」の3種類のタイプがあり、それぞれに特徴を持っている。それぞれの長所を生かして、適切な指示を出すことが、完璧な脱出へと一歩近付くことになる。
本作には、全部で100のステージが用意されている。プレーヤーはこの中から自由に選択してプレイしていく。ただし、一部のステージは特定の条件をクリアすることで開放される。
この100ステージは、全10種類のシチュエーションから構成されている。今回はこのうち、前半4つのシチュエーションを紹介する。
(C)TAITO CORP.2005 ※画像は開発中のものです。
□タイトーのホームページ (2005年11月8日) [Reported by 滝沢修]
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