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【BRYAN FURY(ブライアン・フューリー)】


 リーチが長く、ガードさせて有利になる浮かせ技チョッピングエルボーと全キャラクタ中最速クラスの浮かせ技であるジェットアッパーを持ち、それに加え壁際での強力な攻めとコンボの存在により一気にTOPキャラクタの仲間入りを果たしたブライアン。

 今回はその強力なチョッピングエルボー後の選択肢と壁を利用した攻め、コンボを紹介していこう。


●【チョッピングエルボーを使いこなす】

 発生こそ若干遅いものの、リーチが長くガードさせて有利、ヒット時コンボに移行可能と文句の付け所のない性能を誇るチョッピングエルボー(4LP)。ガードさせた後は相手の割り込みに対して6入れワンツーパンチ(6LPRP)派生のワンツースマッシュ(LPRPLP)やワンツーハイキック(LPRPRK)でのカウンターを狙っていくのが基本。レバーを6入れすると1発目の発生が遅くなるが、カウンターで全段連続ヒットするようになる。この場面では必ず6入れで出すよう癖をつけたい。

 ダメージが高くガードされても五分の状況となるワンツーハイキックに繋いでいくのが基本となるが、3発目をしゃがまれる危険性があるため、3発目が中段でディレイも掛かるワンツースマッシュを交ぜしゃがみと割り込みを抑制しよう。

レバー6入れのワンツーハイキックは初段カウンターで連続ヒット。手を出してくる相手には、まずこれを狙っていこう

 上記のワンツー派生はチョッピングエルボー後の「割り込まれない連携」となるが、今作ではしゃがみステータスが存在するためシットジャブなどには負けてしまう。そこで使っていくのがフライングヒール(9RK)。ジャンプステータスを持ちヒット後にコンボに移行できるため読み勝った時のリターンは非常に大きく、ガードされても反撃は受けない。

 中段の選択肢にはガードされても五分になるストマックニー(6LK)、ヒット確認して出し切れるライトニングブロー(3LPLPLPLPRP)、中段攻撃の中では最速発生を誇るエルボースラッシュ(2RP)、ストマックブロー(1RP)など豊富。ただし中段攻撃は発生の早いジャブなどで暴れられると潰されてしまう。そのためにも前述した6入れワンツーパンチ派生で暴れを抑制してから出していくように。

 中でもお勧めしたいのはエルボースラッシュとストマックブローの2つ。エルボースラッシュはブライアンの中段攻撃の中では最速で、相手の暴れがジャブクラス以外ならばまず潰す事ができる。ストマックブローは中段の選択肢というよりも相手のジャンプステータス技を潰す目的で使っていこう。

 難易度が高くなるがブライアン独特の入力方法であるスウェーキャンセル(通称スウェキャン:214で出るスウェーの途中に任意のボタンを押す事により素早く立ち途中技を出すテクニック)を駆使すれば立ち途中攻撃であるショートアッパー(立ち途中にLP+RP[RPホールド214LP])やトゥースマッシュ(立ち途中にRK[214RK])などを中段の選択肢に加えることが可能になる。

スウェーキャンセルを使い、ショートアッパーを出すこともできる。ただ214と入れた次のフレームでレバーをニュートラルにしつつLPを追加入力、という複雑なコマンドを入力しなければならず、難易度は非常に高い

 相手の立ちガードを崩すにはヒット後有利になるクイックローキック(2RK)、横方向に強いクイックレフトローキック(2LK)、各種投げ技といった所を使っていこう。相手の上段暴れに対して打ち勝てるしゃがみステータス付きのスイーパーキック(1LK)も頭に入れておきたい。

 これらの選択肢を怖がって動かなくなった相手には再度チョッピングエルボーでプレッシャーを与えていくのもいいだろう。

 チョッピングエルボー後はブライアン側が有利なことを活かしさまざまな選択を仕掛けていく事になるが、注意したい事が1つある。それはガードさせた後に横移動、または横歩きをされるとこちらの選択肢のほとんどがかわされてしまうということ。またチョッピングエルボー自体も横方向に弱いことを覚えておこう。横移動や横歩きをされた場合には、相手に割り込まれないワンツー派生や中段の選択肢であるエルボースラッシュ、チョッピングエルボー、果ては投げ技までかわされてしまう。横移動に対応していくためにクイックレフトローキックやレッグスラッシュ(3RK)などの横方向に強い選択肢を交ぜていくのを忘れないようにしたい。

ガードさせれば有利になれるチョッピングエルボーも、スカらせてしまうと逆に他の技よりも隙が大きい。相手の横移動には注意が必要だ



●【壁際での破壊力は全キャラ随一!】

 壁やられ強誘発時や空中コンボ中に壁に到達した場合にはワンツースマッシュで追撃していくのが基本となる。コンボダメージ自体は高いわけではないが、その後に受身を取る相手にスネークエッジ(3LK)が確定でヒットし大きなダメージを与えられるからだ。スネークエッジは両方向の受身に対応しており、受身を取らなかった場合もヒットするため非常に強力な連係となる。

壁ヒット後にワンツースマッシュを当てて、スネークエッジ。受け身を取っても回避できないばかりか、コンボに繋げられる。

 受身を取った相手に対してスネークエッジがヒットした際はMPKコンビネーション2発止め(2LK+RKRP)や挑発(LP+LK+RK)→ワンツースマッシュで再度壁やられを誘発し追撃していく。その後も受身を取る相手にはスネークエッジが確定でヒットするため、受身を取る相手には延々と連係がループしていくことになるのだ。

 ループを嫌がってMPKコンビネーションやワンツースマッシュ後に受身を取らず、スネークエッジがダウン状態にヒットした場合には攻め方を変化させていく必要がある。

 まずスネークエッジヒット後に受身を取る相手には挑発を重ねていくのが有効。挑発はダメージ0のガード不能技で、ヒットした直後にキャンセルしてLK+RKを出せば連続ヒットし、壁やられ・強を誘発することができる。LK+RKで壁やられを誘発した際は若干ステップアウトしてから後述のコンボ1を決めていこう。

挑発がヒットしたら、すぐにLK+RKを出せば相手はガードできない。壁際での破壊力は驚異的だ。

 次にスネークエッジを食らってもダウン状態を選択している場合。寝っぱなしの相手に対して追撃できる技はクイックローキックとスイーパーキックの2つ。ここではクイックローキックを使っていきたい。そしてクイックローキック後に受身を取ったならば挑発を重ねていく…と言った攻めが強力だ。スイーパーキックの方が若干ダメージは高いがクイックローキックと比べて技後の硬直が長く、しゃがみ状態になってしまうため挑発を素早く重ねにくいのが欠点。

 このように壁際での攻めは非常に強力。壁に持っていけば圧倒的有利に立ち回れるため、一度壁に持っていったならばそこから逃がさないつもりで攻めていこう。また壁があるステージでは壁に運ぶ事を第一に考え、大きく距離を運べるコンボを使っていくようにしたい。


●【応用コンボ】

 1.壁やられ強→ストマックブロー→ワンツースマッシュ→スネークエッジ ダメージ 84(LK+RK始動)

 壁やられ・強からは少しステップアウトしてからストマックブローを当てていこう。誘発技はマッハパンチ、スライサー(66LK)、LK+RK、ライオットアナコンダ3発目、ストマックコンビネーション(6RPLPRK)、ワンツーハイキックなどが狙いやすい。

 2.リフトアッパー(立ち途中にLP)→ストッピング~ハイドクローラ(4LK~3or6)→ニークラッシュ(立ち途中にLK)→6入れジャブ(6LP)→ジャブ→ロー・ストマックコンビネーション(2LKRP) ダメージ 65

1度目のジャブまでは最速で繋いでいけばOK。その後ステップインからジャブ、ロー・ストマックコンビネーションと繋げていく。ストマックブローでコンボを締めると高さが稼げるので、多少遠くで壁ヒットしても走って追いかけてからのワンツースマッシュが間に合いやすい。

 いわゆる運びコンボで「The Final Frontier」など、壁との距離が遠いステージでも開幕位置から壁に到達させることが可能。2回目のジャブ、ロー・ストマックコンビネーションはステップインしなければ拾うことができないので注意。

 3.リフトアッパー→6RK→ストッピング~ハイドクローラ→ニークラッシュ→6入れジャブ→マッハパンチ ダメージ 69

 リフトアッパーからの高ダメージコンボ。初段のRKはレバーを6入れにしなければストッピング~ハイドクローラで拾うことができない。

 4.ジェットアッパー(64RP)→ストッピング~ハイドクローラ→ストッピング~ハイドクローラ→ニークラッシュ→6入れジャブ→マッハパンチ(66RP) ダメージ 71

ダメージも高いが、難易度も最高クラス。同じようなコンボに飽きてしまったら、こんなコンボも狙ってみて欲しい。

 ストッピング~ハイドクローラから再度ストッピング~ハイドクローラに繋ぐお洒落かつ高ダメージコンボ。ストッピング~ハイドローラ後に横移動でステップをキャンセルする必要があり難易度は高い。

 5.フライングヒールorチョッピングエルボー→ストマックニー→ロー・ストマックコンビネーション→6入れジャブ→マッハパンチ ダメージ 70

 フライングヒール、チョッピングエルボーどちらからも同程度のダメージを誇る。

 6.ワンツースマッシュ(3発目カウンター)→右横移動→ストマックブロー→ライオットアナコンダ(LKLKRK) ダメージ 58

 ワンツースマッシュの3発目がカウンターヒットした時は右移動からストマックブローを出そう。そうすることによりライオットアナコンダで拾いやすくなる。


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(2005年8月18日)

[Reported by 鉄拳攻略チーム]


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