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【RAVEN(レイブン)】
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今作からの完全新キャラであるレイヴン。忍者という設定そのままに、姿を消して背後に回ったり、空中から攻撃したりとトリッキーな技が多く、背向けや特徴的なステップも持ち合わせているキャラである。しかしその反面、特徴的な技が多いために使いずらい印象を受ける、今回からの攻略でしっかりと基本の立ち回りを覚えていこう。
●【基本戦術】
レイヴンはスプリントミラージュ(236)の機動力をいかし相手に近づき、中・下段の二択攻撃を相手に仕掛けていくのが基本戦術となる。スプリントミラージュから出せる技はヒット時に追撃が可能な技が多い。基本的には中段攻撃にモータルエルボー(236LP)、下段攻撃にはブラッディバズソー(236RP)を使っていこう。
モータルエルボーはガードされても反撃を受けず、相手との距離が離れるため非常に優秀。ヒット時には相手をダウンさせることができ、ヒット時、ガード時ともに再度スプリントミラージュからの二択を仕掛けていきやすい距離をとれる。
ブラッディバズソーはノーマルヒットでダウンを奪える下段技。しゃがみステータスがついているため相手の上段攻撃をかわしつつヒットさせることも出来る。ブラッディバズソーでダウンを奪うことに成功した場合は、後述のコンボ1で追撃していこう。ちなみにスプリントミラージュからは固有技以外にも立ち途中技を出すことも出来る。23☆LPと入力した場合はモータルエルボーではなく、立ち途中技のボディースラッシュ(立ち途中LP)が出る。自在にだせるようになれば、二択の破壊力が増すので戦力アップにつながるはずだ。近距離、中距離、起き攻めにとスプリントミラージュを使っていく場面は多いため、まずはこのステップを使いこなすことが勝利の鍵になるぞ。
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スプリントミラージュからはガードさせれば距離が離れるモータルエルボー(写真左)と、ダウンが奪える下段のブラッディバズソー(写真右)で二択をかけていく。 |
●【近距離での立ち回り】
近距離戦で使用するレイヴンの上段攻撃、中段攻撃は少々頼りない。発生が早いワンツーパンチ(LPRP)やダガーブロー(3LP)、ショートアッパー(3RP)といった基本技を主軸に、しゃがみステータスが付いているゲートキーパー(6LPRP)などを絡めて細かく攻めていこう。ゲートキーパーは使いやすい技だが、2発目を横移動でかわされてしまうので使いすぎには注意が必要だ。逆に下段攻撃のハーケンキック(1RK)は強力。この技は発生途中にしゃがみステータスが付いており、ヒット時にダウンを奪うことが可能。その後はハーデスヒール(4LK)やサイスヒール(9LK)で追い討ちできる。ただし先端ヒットした場合はダウンを奪えず、ガードされたときは反撃を受けるため乱発は危険。しゃがみステータスを活かし相手の上段に合わせるように使うと効果的だ。
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しゃがみステータスを持っているゲートキーパーは、相手の上段攻撃をもぐりつつ当てることができる(写真左・中)。ハーケンキックはクリーンヒットさせればダウンも奪える強力な下段攻撃だ(写真右)。 |
防御側に回った場合は上段攻撃をうまくしゃがんでかわし、ボディースラッシュを当てていきたい。ボディースラッシュはガードされると投げクラスの反撃を受けてしまうが、発生が早く、ヒット時に空中コンボ(後述コンボ2)に移行することができるため重宝する。
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避け性能の高いブラインドゴースト。相手の打撃技に合わせて出していこう。 |
またブラインドゴースト(3LK+RK)を使っていくのも面白い。コマンド入力後に早い段階で空中判定になり、避け性能が高いので相手の攻撃をかわしつつ当てることができる。技後は背向けに移行し、ヒット時に相手がレバー前で受け身を取らなかった場合はバットロール(背向け中4LK+RK)での追い討ちが確定する。ただし、ガードされた場合は背を向けているために非常に危険な状況となるので、アクセント的に使っていく程度にとどめておこう。
●【中距離での立ち回り】
レイヴンはリーチに優れた技が豊富なため、近距離戦よりも中距離戦のほうが戦いやすい。前述したスプリントミラージュを使ってのモータルエルボー、ブラッディバズソーの二択を主軸に相手にプレッシャーをかけていこう。スプリントミラージュからの派生を警戒し固まっている相手には、ロングレンジスローやスプリントミラージュからの投げも有効だ。
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ジャンプステータスを持つフライングコープス。当たり方によっては追撃も可能。 |
またフライングコープス(66LK)も頼りになる。ガードされるとジャブ程度の技で反撃を受けてしまうが、相手の左方向に強く、ジャンプステータス付きの中段攻撃で、ヒットしたときの角度によっては追撃が可能となる。
他にもギロチンクラッカー1発止め(3RK)やアサシンスティングコンボ(1RPLP)を散らすのも有効。ギロチンクラッカーはしゃがみ状態にヒットした場合に相手を浮かす効果があり下段さばき成功後の追撃技としても重宝する。ディレイで2発目を出すこともできるので牽制技としてうまく使っていこう。アサシンスティングコンボは中・上段の2段技で初段のリーチが長く、ヒット時は2発連続ヒットし、ガード時は強制ガードになる。2発目の上段をしゃがまれて反撃されると言うことはないため、多用しても問題ないぞ。
レイヴンはこの距離での下段攻撃の選択肢も豊富だ。バジリスクファング(2RK)はリーチが長く、しゃがみステータスがついているため削りとして使っていける。キラービー(1LK)は前半ジャンプステータス、後半はしゃがみステータスがついているため相手の技をかわす機会が非常に多い。しかもヒット時は大きく有利になるので、強気に打撃と投げの二択を迫ろう。ちなみにサイスヒールとモーションがまったく一緒なため、二択に使っていくのも面白いぞ。この距離では積極的にスプリントミラージュからの二択を仕掛けていくのを忘れないようにしよう。
●【遠距離での立ち回り】
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発生とリーチに優れるランスキック。相手の技スカりにこれを入れていこう。 |
遠距離戦ではスプリントミラージュで近づき得意の中距離戦に持ち込むか、相手の技スカりを誘い反撃を当てていこう。相手の技スカりにはリーチが長く発生の早いランスキック(6RK)が使いやすい。ガード時に距離がはなれる技(ポールの崩拳等)の確定反撃としても使えるので、覚えておくといい。
●【基本コンボ】
1.ブラッディバズソー→ローキック(2LK)→ギロチンクラッカー ダメージ 32
2.ボディースラッシュ→フライングコープス→ジャブ(LP)→ジャブ→ユニコーンテイル(4RPRPLK) ダメージ 57
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ボディースラッシュからフライングコープスを決め、ジャブで拾ってユニコーンテイルに繋ぐ。最初のジャブの後にステップインが必要だが、他は全て最速で繋げばOKだ。 |
1、2ともに最後の技をスカルクラッシュ(4RKRK)にすると背を向けながら相手を叩きつけ、その後背向けからの強力な起き攻めを行なうことができる。
相手がすぐ起きようとするならばトリックキック(背向け中6RKLK)が動く相手にヒットし、その後はスプリントミラージュでの起き攻めに移行可能。寝っぱなしを選択していた場合はバットロールがダウン状態の相手にヒットする。この二択をいやがり各種起き蹴りを出してくる相手には(666)で起き蹴りをすかし、相手の背後に回ることが可能だぞ。
●【確定反撃に使う打撃技】
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下段さばき後はしゃがみ状態の相手を浮かせることができる、ギロチンクラッカー1発止めで追撃しよう。 |
・ジャブクラス ワンツーパンチ
・投げクラス ハイキック
・ロングレンジクラス クルセイダー(LP+RP)、ボディスラッシュ
・下段さばき後 ギロチンクラッカー1発止め
レイヴンは立ち状態での反撃技に乏しい。大きな隙がない限りコンボ始動技をあてる機会がないため、わずかな隙でもワンツーパンチやハイキックを決めてしっかりダメージを奪っていきたい。隙が非常に大きい技をガードした場合はヒュドラバインド(【RKLK】)を決めてコンボに移行しよう。
逆に下段攻撃をガードした場合の反撃技は優秀。ボディースラッシュの発生が早いため、多くの下段技に対してコンボを決めることが可能だ。
●【確定反撃される打撃技】
・ジャブクラス ヒュドラバインド、フライングコープス、バーサーカーレイブ(6LK+RKRKRP)、クルセイダー、スライドハンマー(4LP+RPRP)
・投げクラス ボディースラッシュ、ハーケンキック(遠距離)
・ロングレンジクラス ランスキック、ギロチンクラッカー(2発出し切り)、ブラッディバズソー、スライドフェンサー(4LP+RPLK)、ハーケンキック(近距離)、グレムリンズキャノン(背向け中にLK+RK)、トルネードディザスター(236LK+RK)
レイヴンの主要技の多くが何かしらの反撃をうけてしまうため、的確に反撃を決めてくる相手には辛い戦いを強いられることになる。しかし技の性能自体は強力なので、どの技がどの程度の反撃を受けるのかをしっかり把握し、リスクをうまく管理しながら立ち回ろう。
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(2005年8月17日)
[Reported by 鉄拳攻略チーム]
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