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会場:日本サッカーミュージアム
決勝トーナメントは、札幌、仙台、新潟、大宮、東京、名古屋、大阪、広島、高松、福岡の10都市で行なわれた予選優勝者、そして全国ランキング上位者、さらに「WE8LE」から追加されたネットワーク予選を優勝した計18名によって争われた。「WE」では2回目の全国大会ということで、3月20日からの予選に参加した応募者は5,625人にのぼる。
インターバルを置いて始まった決勝戦は、高塚統括プロデューサーの挨拶のあと、「WE9」から解説陣の一席を勤める元日本代表の北澤 豪氏がビデオでコメント。
決勝に勝ち上がってきたのは「松浦有志」氏と、「シェード」氏。シェード氏はネットワークからの参加。どちらもチームはブラジルを選択していたが、シェード氏の主力メンバーであるアドリアーノあたりの調子があまり良くなかったのが気になるところだ。対戦前のコメントでは「(選手の)調子が悪いのがかえってプレッシャーにならなかったのでここまで来れました」とシェード氏が言えば、「プレイ仲間に鍛えてもらってここまできたので、力を出し切れれば結果がついてくると思います」と松浦氏。 さて、決勝戦は前半開始から17分、松浦氏がゴール。ディフェンス陣の隙を突いた、あっというまの得点だった。前半40分にはシェード氏がお返しのゴールを決め、1-1でハーフタイムを迎える。高塚氏の解説どおり、どちらもフォーメーション的に4-2-1-3のシステムで中盤が薄く、ゴール前でいかに的確に相手攻撃陣を封殺できるかがカギ、という展開。
激しくポジションを調整するシェード氏のサイドアタックに対し、松浦有志氏のカウンターが炸裂したのが後半8分。そのまま追いすがるシェード氏の攻めをかわしきった松浦氏が、2005年度チャンプの栄冠を手にした。松浦有志氏にはジーコ監督、中村俊輔選手のサインボールと記念のオブジェがプレゼントされた。 破れたシェード氏は「ここまで来られて十分です」と感想を述べた。松浦氏は「対戦してくれたみんなにありがとうと言いたい」と、観客席にいた普段の対戦仲間に感謝の言葉を投げかけていたのが印象的。「シェード氏はネットワークで対戦したことがあって、知っている仲なので決勝戦は普段と違ったことをしようとしたんだけど、緊張していつもどおりのプレイになりましたね。ネットワークでは負けていたので、リベンジできてよかった。『WE』は『3』から友達の家でプレイしはじめたんですが、自分で買ったのは『8』から。自分が遊び始めたころには、周りの友達がすごくて。強くなるには、やっぱり強い友達と対戦するのが一番ですね」と、対戦ゲームではやはり「強いライバルの存在」が必要だとアピールしていた。 また、高塚統括プロデューサーは「荒れた試合になるかと思っていたら、あっさり得点できましたね」と決勝戦の試合展開を振り返った。
会場には2004年度チャンプのちゃっぴー氏も来場。2人で10月に行なわれる欧州チャンプとの対決権をかけ、コルシカ島での日本代表決定戦に臨むことになる。その際は8月4日に発売される新作「WE9」が使用されるかもしれないということだったが、もう1つの日本代表の活躍にも期待したいところだ。
□コナミのホームページ http://www.konami.co.jp/ □「ウイニングイレブン」公式サイト http://www.konami.jp/gs/game/we/ □「“WE”JAPAN GRAND PRIX」公式サイト http://www.konami.jp/gs/game/we/jgp/ □関連情報 【1月16日】コナミ、ジーコ監督も登場! 「WE8」全国大会決勝開催 ネットワーク対応「WE8LE」もお披露目 http://game.watch.impress.co.jp/docs/20050116/we8.htm (2005年8月1日) [Reported by 佐伯憲司]
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