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【新日本プロレスリングオフィシャル携帯サイト】
料金:315円 (月額)
発表会では新日本プロレスリング代表取締役専務の山中秀明氏が今後の方針を説明。現在、新日本プロレスリングでは1年間に120試合の興業を行なっており、のべ100万人が来場しているという。これに会場には来れないがテレビを楽しんでいる層や他の団体も含めたプロレス・格闘技ファンは2,000万人にも及ぶと試算。「これまで触れることができなかった人でも気軽にアクセスできるようにしたい」といったことから30年間の複雑な権利関係をすっきり整理し、資産となるコンテンツを多方面に展開したいという。 その一環として7月からハイビジョンカメラを導入。これまでのファンにはより臨場感あふれる試合の映像を提供。よりきめの細かいサービスの提供を目指す。また音楽配信やゲームなど試合以外の窓口も充実させる。 ゲームについても重要視しており、プロレスゲームの制作では定評のあるユークスがゲームの制作を担当。25日の「Xbox Summit 2005」でも発表されていた「レッスルキングダム」の制作を明らかにした。山中氏は「次世代ゲーム機でゲームタイトルを発売する。Xbox 360のハードの販売は12月と聞いているが、いち早く展開していきたい」とコメント。早い時期にユークスからリリースされる意向を明らかにした。 発表会には「レッスルキングダム」を発売するユークスの谷口行規代表取締役社長も出席。「これまでプロレスゲームに力を込めてきた。プレイステーション発売当時、優れたグラフィックで何を表現したらいいのかといった話で、感情に訴えかけるものがいいんじゃないかということで、プロレスになった。そして新日本プロレスリングを扱った『闘魂列伝』を発表し評価をいただき、プロレス好きなクリエイターも集まってきた」とこれまでの歴史を振り返った。 そして「このところ海外のプロレスを題材にしたゲームを作成してきたが、日本のファンから絶えず日本のプロレスのゲームを出してくれと言われていた」と要望があったことを明かし、「待望の日本のプロレスのゲームを制作する」と語った。強力なグラフィックス機能を武器に選手の息づかいや感情の爆発までを表現。谷口氏は「ユークスの特徴である簡単操作、ド派手な演出、奥深い駆け引きといった点はそのままに、新しいアイディアを盛り込んでいる」とコメント。「ユークスのノウハウの全てを込めた歴史に残るコンテンツにしたい」と締めくくった。ちなみにユークスはDVDの映像ソフトの制作も行なっており、今後も新日本プロレスリングの映像ソフトを制作、販売していく。
なお、携帯電話では全試合の動画、静止画による配信を行なうという試みがスタートする。同社によれば試合終了後3時間以内としており、かなり充実したサイトとなりそうだ。またKDDIによれば、こちらではBREW版の携帯ゲームもリリースされるという。
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□新日本プロレスリングのホームページ http://www.njpw.co.jp/ □ユークスのホームページ http://www.yukes.co.jp/ (2005年7月27日) [Reported by 船津稔]
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