|
会場:Los Angeles Convention Center
Majescoから北米で秋に発売されるDSタイトルで、開発はARC System Works。そう、あの「ギルティギア」シリーズの続編にあたるタイトルだ。何とDS版は実質4ライン(「ギルティギアイスカの倍)、デュアルスクリーンを行き来し最大4人で戦える2D格闘ゲームとなっている。キャラセレクト画面では21キャラクタの存在が確認できたが(ファニー、ABAはいない)、新キャラは確認されていない。ちなみに、会場で使えたのはソル、カイ、ジャム、メイ、ポチョムキンのみ。 方向キーを上に入れると上段に、下に入れると下段に移動する。色々試したのだがそもそもコマンド技が無く(まだ開発度30%なので入っていないという話も)、現状はボタンと距離と1方向の組み合わせだけで必殺技が出る仕様だ。例えば、メイの「イルカさん・横」なら遠間から横方向+Aという感じ。
WiFiサービスによる通信対戦も実装される予定。日本での発売は未定。
【PSP「Guilty Gear Judgment」】
方向キーで任意の方向へ移動、○×△□ボタンでそれぞれに対応した攻撃が繰り出せる。R1がサイクバースト、R1+R2が覚醒必殺技となっている。まだ30%ということもあり、当たり判定などはまだ不完全なようだ。日本での発売は未定。
東ヨーロッパのVilltaniaという小国で「レイモンド」という自称魔術師が世界征服のための生態実験を繰り返している。政府はVilltaniaの治安維持のため、巨額の報酬でハンターを派遣。ある者は正義のため、またある者は私利私欲のためVilltaniaに向かうのであった。
(C)Sammy 2004/1998-2004 ARC SYSTEM WORKS Co., Ltd. All Rights Reserved. Licensed to and published by Majesco Sales Inc. (C)2004 Majesco Sales Inc., a wholly owned subsidiary of Majesco Holdings Inc. All Rights Reserved. The ratings icon is a trademark of the Entertainment Software Association. Microsoft Xbox, Xbox Live, the Live Logo, and the Xbox Logos are either registered trademarks or trademarks of Microsoft Corporation in the United States and/or other countries and are used under license from Microsoft.
■ 今度こそゲーマーのハートを射止められるか!? ~Nokia N-Gage QD~
今回の「Electronic Entertainment Expo 2005」Nokiaブースでは「N-Gage」の後継機たる「N-Gage QD」が大々的にフィーチャーされていた。相変わらず日本での販売予定はないわけだが、それでも少々気になったので、ブースを訪れるとともに後継機の実力のほどを探らせていただいた。 まずは本体だが、「N-Gage」よりもひとまわり小さい。スタッフの説明によれば、初代より約2割ほどスマートになっているという。両手でホールドしたときの感覚は悪くない。デモ機がディスプレイに固定されていたので、スタッフに実機を持たせていただく。結構軽い(カタログスペックで143g)。「これ、本当に携帯電話として使うんだろうか……」と常々疑問を抱いてしまうのだが、以前知人から「欧州ではPDA一体型の携帯電話が普及している」という話をきいていたため、コレはコレでOKなのだろう。とはいえ、初代「N-Gage」は携帯電話としての使い勝手の悪さがユーザーから不評を買っていたようなので、いずれにしても小型化は最優先項目だったといえる。 方向キーは、かなり小ぶり。入力感度が固めなのは個体差かと思ったが、デモ機をひととおり触ったところすべて同様だったため、恐らく仕様なのだろう。正直、斜め方向の入力がやりずらい。ボタン類はPDA+携帯電話といった雰囲気で、これもゲーム機らしくバシバシ連打するのは厳しい感じ。テンキーの「5」にあたるボタンが基本ポジションになっているようだが、やや扇がかった格子状に配置されているため、なれないうちは使いわけに苦労しそう。実際、複数のボタンを多用するゲームでは「これはちょっと……」といった印象を受けてしまった。 携帯電話、PDA、モバイルゲーム機で三角形を構成するなら「N-Gage QD」はその中心に位置する製品といえる。各機能をカバーしていながら、単体ではそのいずれにも少しだけ及ばないというか、届かない部分があるという感じ。初代と同スペックの液晶画面(4,096色、176x208ピクセル)も微妙なところで、ぶっちゃけ“器用貧乏”なのかもしれないが、そのあたりを便利で優秀と捉えるか、あるいは単体の部分で物足りないと感じるかで評価がわかれそうだ。
ゲームソフトは、初代と違いわざわざ本体の蓋をあける必要がなく、購入したMMCカードをスロットに差し込むだけでOK。今回は、出展タイトルのなかから気になったものをいくつか取り上げてみようと思う。気になる人は、公式サイトでソフトウェアのフルラインナップを確認しておくといいだろう。 【X-Men Legends】
アクション自体は、いわゆる「Diablo」タイプのシンプルなものだが、サイクロプスのオプティックブラストなど、それぞれ特徴が良く出ているのがポイント。液晶画面の解像度を考えると、かなりがんばったといえる。会場では確認できなかったが、Nokiaが提供する「ARENA」サービスを利用すれば、プレーヤー対戦や難易度の高いクエストへの挑戦が可能になるようだ。
全体に手堅い作りで、マーヴルファンなら持っていて損はしないクオリティ。個人的にはかなり欲しいアイテムのひとつ。
【ONE】
一見すると「MORTAL KOMBAT」ふうで、日本のゲーマーなら「判定とかワケわかんなそう」と怪訝な顔をするかもしれないが、本作はそのあたりもそれなりに作りこまれている。オフェンス姿勢、ディフェンス姿勢、パンチ、キック、投げ、ガードなど多数のボタンを使うため、操作には相応の慣れが必要だが、要領がわかると結構楽しくなってくる。決して大味なゲームではなく、むしろタイミング重視で遊ぶゲーム。語弊はあるかもしれないが、ナムコのファミコン「ケルナグール」の(あくまでも)イメージに近い。
キャラクタのカスタマイズは多岐にわたり、オリジナルのタトゥーを作成してアップロードすることも可能。全体によくできていると思うが、唯一“爽快感”に欠けるのが難点。
□ニュースリリース http://www.majescoentertainment.com/ □Nokiaのホームページ http://www.nokia.com/ □N-Gageのホームページ http://www.n-gage.com/ □関連情報 【5月20日】Electronic Entertainment Expo 2005 記事リンク集 http://watch.impress.co.jp/docs/20050520/e3link.htm (2005年5月20日) [Reported by 福田柵太郎、豊臣和孝]
また、弊誌に掲載された写真、文章の転載、使用に関しましては一切お断わりいたします ウォッチ編集部内GAME Watch担当game-watch@impress.co.jp Copyright (c)2005 Impress Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |
|