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会場:Los Angels Convention Center
本稿では、出展タイトルの中から日本で未発売のものをピックアップして紹介していく。
■ PSP「GHOST IN THE SHELL: STAND ALONE COMPLEX (攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX)」 同名のアニメーションを題材にしたFPS。ソニー・コンピュータエンタテインメントから発売されたPS2版は三人称視点を採用したアクションシューティングだったが、今回発表されたPSP版は完全に一人称視点で展開される。 操作は、アナログパッドで移動、右の4ボタンで上下左右への視点操作。特殊なキーコンフィグなので、若干の慣れが必要なのは致し方ないが、射撃はかなり当てやすく調整されており、さほどシビアなゲームバランスにはなっていない。グラフィックスはアニメの雰囲気を感じさせるとともに、FPSとしても十分なクオリティを確保している。 プレーヤーキャラクタは草薙素子、バトー、サイトー、トグサの4人から、ミッションごとに選択可能。装備品も多彩で、ブリーフィング画面で自由に選べる。随伴するタチコマも、ブリーフィング画面で装備や色を変更できる。 ミッション内でタチコマが喋る際には、アニメでおなじみの全身で感情を表現するアクションがきっちり作られている。またロード中には、タチコマがチョコチョコと歩く絵が表示されるなど、タチコマへのこだわりが感じられる作りが随所に見られるのがファンには嬉しい。
日本での発売時期、価格は未定。北米では2005年夏の発売を予定している。
(C)2002-2005 Shirow Masamune-Production I.G/KODANSHA (C)2005 Sony Computer Entertainment Inc./BANDAI/Production I.G GHOST IN THE SHELL is a registered trademark of Kodansha Ltd. STAND ALONE COMPLEX is a trademark of Kodansha Ltd. ■ PS2「Inu Yasha: Feudal Combat (犬夜叉 奥義乱舞)」
戦闘は、メインキャラクタにパートナーを加えた2対2のチーム戦。プレーヤーはいずれかひとりを操作することになるため、対戦時のプレーヤー数は1対1となる。 フィールドは、ある程度の広さの範囲をアナログ操作で自由に走り回れる3Dフィールドを採用。アクションは非常にシンプルで、弱攻撃を連打しているだけでコンボ攻撃になる。ほかにはゲージを少量消費する強攻撃と、大きく消費する必殺技が用意されているが、いずれも1ボタンで発動するため、全体的に非常にシンプルな操作系になっている。
日本では6月16日に発売予定。価格は7,140円。
(C)Rumiko Takahashi / 2000, 2005 Shogakukan, Yomiuri TV, SUNRISE (C)2005 Bandai.
□「犬夜叉 奥義乱舞」のページ ■ PS2「.hack//G.U.」
ムービー上映前になると、突然ブースに大勢の人が押しかけてきて、あっという間に大混雑。北米地域での注目度もかなり高いようだ。ちなみにムービーの内容は、現在公式サイトで期間限定公開されているものと同じ。
日本での発売は既報のとおり、2006年となる予定。
会場に置かれていた2台の試遊機は、いずれも日本語版。日本では発売延期の発表後、音沙汰がない状況が続いているが、北米では2006年春発売予定となっていた。
(2005年5月20日) [Reported by 石田賀津男]
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