Electronic Entertainment Expo 2005現地レポート
コナミブースレポートその1
出展のメインとなった音楽ゲームから紹介!
5月18日~20日開催(現地時間)
会場:Los Angeles Convention Center
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ブース内にカラオケボックス風の展示コーナーを作ったコナミ |
ブース全体を「CLUB Revolution」として、歌にダンスとストレートなイベントを開催した今回のコナミブース。北米でシリーズ総計120万本のセールスを記録するダンスアクションゲーム「DDR」シリーズを筆頭に、DJ感覚で音楽を奏でることができる「beatmania」、歌声で対決する「Karaoke Revolution PARTY」などがブースのメインとなっていた。
巨大モニターには各タイトルの映像が流し出される。ここでは毎年恒例の小島プロダクション制作のトレーラーが上映され、スネークらが出演するトレーラーが流れると観衆からは大歓声が巻き起こっていた (「メタルギア アシッド2」の少々お下品なネタだけはドン引きだった……)。残念ながら今回のE3ではプレイアブルの「メタルギア」シリーズは1つもない。だが、この会場のリアクションを見ていると、「メタルギア」シリーズが海外で強く熱望されているゲームの1つであることがよくわかる。
■ 「Dance Dance Revoltion」最新作を展示、日本国内での販売も決定!
E3が開催されているロサンゼルスでは、肥満防止策として学校の体育の時間に他のフィットネスマシンに加えて「DDR」で遊ぶことが義務付けられているというから驚きだ。その「DDR」の最新作はPS2版、Xbox版それぞれに独自のモードが実装されている。
PS2「DanceDanceRevolution EXTREME 2」はEyeToyに対応し、自分の姿を画面に取り込みつつプレイすることができる。この場合、当然使用するのは腕であるが、ダンスは基本的に全身で表現するものなので何も問題はないだろう。
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PS2版はEyeToyに対応 |
DDRといえばアーティストNAOKI氏の楽曲。会場ではNAOKI名義の新曲も確認できた |
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Xbox「DanceDanceRevolution ULTRAMIX 3」はオンライン対戦プレイに比重が置かれ、最大4人までの通信対戦が可能となっている |
専用コントローラ自体は日本の物と変わりはない |
好調な海外のセールスに後押しされるように、日本でも「DDR」シリーズの最新作が発売されることが決定となった。日本国内版の発売時期、正式名称、価格は不明だが、「DDR」ファンにはこれほど嬉しいニュースはないだろう。
■ 「beatmania」
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専用コントローラは日本版と同じ |
日本の音楽ゲームブームの火付け役になった「beatmania」がついに海外市場で展開される。「え、まだ海外では発売していなかったの?」というのが正直な気持ち。7鍵+1ターンテーブルと操作系やゲームシステム自体に大きな変更はない。ただ、背景に流れるムービーは一新され、全体的に金属質でソリッドな印象を受けた。
(c) 1997 2005 KONAMI
■ PS2、X-box、GC「Karaoke Revolution PARTY」
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キャラクタはカスタマイズ可能。オリジナルの歌手を作ってみよう |
外国の方が拳を震わせて歌を楽しんでいたのが「Karaoke Revolution PARTY」。右から左に流れる歌詞とオブジェクトに合わせ、マイクコントローラーに向かって歌う。1単語ごとに判定されるため、画面の歌詞を読んでいたのでは間に合わないことが多い。マイクコントローラーの感度を試すために、小さい声や息の吹きかけをしたところ、それでもきちんと拾ってもらえた。モードは、上下に歌詞が流れるデュエットモード、「DDR」の矢印も流れるセッションモードがある。
□コナミのホームページ
http://www.konami.co.jp/
□コナミE3特設サイト
http://www.konami.jp/e3/2005/
(2005年5月19日)
[Reported by 福田柵太郎]
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