【Watch記事検索】
最新ニュース
【11月30日】
【11月29日】
【11月28日】
【11月27日】
【11月26日】

マイクロソフト、次世代Xboxプレビュー開催 【速報版】
「Xbox 360」を年末に発売予定

執行役 Xbox事業本部長の丸山嘉浩氏が高々と「Xbox 360」を掲げた
5月13日 開催



Microsoft Game Studiosタイトルを手がけるクリエイター。水口氏、坂口氏、岡本氏が丸山氏を囲んで記念撮影
ホワイトを基調としたXbox次世代機「Xbox 360」
 マイクロソフト株式会社は、「次世代Xboxプレビュー」を六本木ヒルズにおいて開催した。アメリカでは先行でプレスリリースが流され、「Xbox 360(さんろくまる)」の名称が明らかになった。冒頭、MTV番組「次世代Xboxプレビュー・スペシャル」が上映された。

 会場には次世代Xbox「Xbox 360」のモックがお目見え。日本での発売は2005年末を予定しているという。

 続けて同社執行役 Xbox事業本部長の丸山嘉浩氏によって、本機のプレゼンテーションが行なわれた。

 Xbox 360の特徴として挙げられたのは、本体の外観をカスタマイズできること、ハイビジョン対応といったあたり。本体スペックとしてはIBMとの共同開発による3コアマルチプロセッサ(PowerPCベース)を採用、1TFlops以上の演算能力を誇る。512MBのメインメモリ、20GBのHDDを内蔵、ワイヤレスコントローラを採用。プログレッシブ対応DVDビデオ再生機能、Windows Media Center Extenderを標準搭載している。

 Xbox Liveは、継続的に発展させる(Xbox 360バージョンは従来のものの発展版)という。ガイド、ゲーマーカードプロファイル、マーケットプレースといったサービスのほか、ボイスチャット、ビデオチャットソフトは標準搭載する(カメラなどはオプション)。

 Windows PCベースの開発環境で、Xboxでの開発ノウハウなどの資産を利用可能。ソフト開発に際してのハードルを大幅に引き下げているとした。参加ソフトメーカーの詳細は順次発表していくとし、詳細は明らかにされなかった。また、Xboxとの下位互換性、そして明確な発売時期、価格なども伏せられたかっこうだ。

 そして、日本発のMicrosoft Game Studiosタイトルプレゼンテーションには、岡本吉起氏、水口哲也氏、坂口博信氏らが登壇。

 岡本氏は「ワイワイ系パーティゲーム」と「今までやったことのないアクションゲーム」を開発しているという。水口氏は韓国のファンタグラムとファンタジーアクション「ナインティナイン・ナイツ」を開発中。坂口博信氏は、鳥山明氏のキャラクタデザイン、アートゥーンとの共同開発でRPG「ブルードラゴン」、井上雄彦氏のキャラクタデザイン、「ファイナルファンタジー VII」などを手がけていたスタッフが集結したフィールプラスと共同で、RPG「ロストオデッセイ」の2本の新作を開発していることを明らかにした。詳細は追ってお伝えする。

【お詫びと訂正】初出時、記事内容に誤りがございました。お詫びして訂正いたします。

□Xboxのページ
http://www.xbox.com/ja-jp/
□ニュースリリース
http://www.xbox.com/ja-JP/press/release/20050513-1.htm
http://www.xbox.com/ja-JP/press/release/20050513-2.htm
http://www.xbox.com/ja-JP/press/release/20050513-3.htm

(2005年5月13日)

[Reported by 佐伯憲司]


Q&A、ゲームの攻略などに関する質問はお受けしておりません
また、弊誌に掲載された写真、文章の転載、使用に関しましては一切お断わりいたします

ウォッチ編集部内GAME Watch担当game-watch@impress.co.jp

Copyright (c)2005 Impress Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.