価格：2,800円

本作はニンテンドーDSを本を開くように見立ててプレイする

　任天堂株式会社は、ニンテンドーDS用脳活性化ソフト「東北大学未来科学技術共同研究センター川島隆太教授監修 脳を鍛える大人のDSトレーニング」を5月19日に発売する。価格は2,800円。

　「最近物忘れが多くて……」、「人の名前がなかなか思い出せない……」といった症状は、脳が弱っているのが原因だろう。脳もカラダと一緒で積極的に使わないと鈍っていくと言われている。そんな鈍った脳を活性化するために登場したのが本作品。ニンテンドーDSの文字認識・音声認識を活用し、簡単な計算・音読などの問題を解いていくことで脳を活性化することができるという。東北大学・川島教授が最新脳科学で実証したトレーニングを使い、楽しく脳を活性化させるという、ちょっとゲームとは言えないかもしれないが、多忙な現代人にオススメのソフトではないだろうか。

　脳を活性化させるトレーニングは、誰にでもできる簡単な計算・音読などできるが、ニンテンドーDSの機能を活かすことにより、新感覚かつ脳によい操作でトレーニングを行なうことができる。最初にできるトレーニングは3つしかないが、好成績をおさめるなど、ある特定の条件を満たすことでトレーニングメニューは増えていくとのこと。

　簡単な問題を解くことでプレーヤーの「脳年齢」をチェックする機能も搭載されている。「脳年齢」は具体的に○○才と表示され、カレンダーと共にグラフで毎日記録される。これによって脳の若返りを実感することができるという。また、ひとつのソフトで4人までのデータを保存することができるので、家族や友達などと競争感覚でトレーニングを行なうことができる。

　1枚のソフトと人数分のニンテンドーDS本体があれば、最大16人でワイヤレス通信機能を使った計算30問の早解き対戦を楽しむことができる。さらに、他のニンテンドーDS本体に本作の簡易版である「お試し体験版」をダウンロードすることもできる。

【スクリーンショット】
トレーニングメニュー	「名作音読」	「文字数え」
「三角暗算」	脳年齢チェック	イラストを描くようなもの用意されている

(C) 2005 Nintendo

□任天堂のホームページ
http://www.nintendo.co.jp/

(2005年4月21日)

[Reported by 志賀康紀]

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