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価格:未定
同社の人気RPG「テイルズ オブ」シリーズの最新作となる「TOL」は、人工的に作られた巨大な船「遺跡船」を舞台に、爪術(そうじゅつ)と呼ばれる特殊な技を使う少年セネル・クーリッジとその妹のシャーリィの冒険を描いた物語。 「テイルズ オブ」シリーズ特有のシステムとしてお馴染みである、キャラクタ達の感情をイラストと声で表現した「スキットシステム」は本作でも健在であるが、今回はシナリオイベント中にも採用される形となった。用意されたスキット絵は豊富で、メインキャラクタだけでなく、冒険を手助けしてくれる仲間達、敵キャラクタ達の分まであるという。アニメシーンさながらのやりとりが展開され、物語を盛り上げてくれるのは間違いないだろう。 ・イベントスキット シナリオイベント中に発生するタイプで、キャラクタには様々な表情がある。メインパーティーキャラクタ以外にサブキャラクタ達も数多く登場しストーリーを盛り上げてくれる。 ・フリースキット
フィールド、ダンジョンを探索中に条件を満たすことで発生し、プレーヤーが任意に起動することができる。画面右上の「スキットボール」が起動の目印となる。
各拠点間の移動を行なうフィールドでは、移動目的以外にモンスターを倒して経験値やお金を稼ぐことができる。このことは他のRPGでは当たり前のシステムであるが、「TOL」の舞台は遺跡船なので、東西南北といった方向観念が通用しない。これは遺跡船が常に移動をしているということを意味する。では、目的地への移動はどうなるのか? というと、遺跡船の船首が12時、船尾を6時といった時計数列に例えて方向が定められているので、数字の方向を目印にして目的地までの移動を行なうといった感じになる。
戦闘は、キャラクタ特有の装備武器を使用して攻撃を行なう通常攻撃(TPを消費しない)と特殊能力である爪術(TPを消費する)がある。爪術とは爪を輝かせながら特殊攻撃を行なう技の総称であるが、一般的にはアーツ系(特技)とブレス系(術)の2系統に大別されている。
特技(アーツ系)は規定のLVで自動習得する。特技を規定回数以上使用することでマスターとなり、2つの規定の特技をマスターすると奥義を習得することができる。奥義を習得するためには、複数の特技をマスターにすることが近道となりそうだ。
物語を盛り上げていくのはメインキャラクタのみではなく、魅力あるサブキャラクタ達の存在も忘れてはならない。ここでは、灯台の街ウェルテスの顔役を自称する二人組“フェロモン・ボンバーズ(カーチス&イザベラ)とラッコが進化した種族“モフモフ三兄弟”のプロフィールを紹介する。
灯台の街ウェルテスにある噴水広場でよくリサイタルを開いており、ファンも多い。歌の邪魔をされると激怒するが、聴いてあげるとご機嫌となる。
愛を至上のものとみなし、愛のために戦うこと生きがいとする人類皆兄弟を信条とし、本当に知り合った人すべてを兄弟(兄妹)呼ばわりする。
カーチスの相棒として、フェロモン・ボンバーズ正規メンバーを務めている。
歌唱力はカーチスよりも上である。聴覚がすさまじく発達しており、「百人の声を同時に聞き分け、はるか遠くを飛ぶ虫の羽音も聞きつける」とカーチスも絶賛するが、ひとりでいるときは、普通の人といった感じで余り目立たない。
■ モフモフ族
基本的には雑食性なので何でも食べるが、貝類と海藻類には特に目がない。ホタテが一番のご馳走だという。陸生ではあるが、泳ぎが得意であり、お腹を使って貝を割ったりするなど、ラッコの習性を今もなお残している。 遺跡船の中で独自の進化を遂げた亜人種類族モフモフ族の一員。
主人公達の冒険を手助けしてくれる、愛らしくもあり、頼もしい存在だ。
(C) 2005 NAMCO LTD., ALL RIGHTS RESERVED. キャラクターデザイン/イラストレーション:中澤一登 ※画面は開発中のものです。
□ナムコのホームページ (2005年4月15日) [Reported by 志賀康紀]
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