セガ、次世代家庭用ゲームソフト開発で
米AGEIAの物理シミュレーション技術を採用
3月8日 発表
株式会社セガは、次世代家庭用ゲームソフトおよびPCゲームの開発において、米AGEIAの物理シミュレーション技術 「NovodeX」の採用に関するライセンス契約を結んだと発表した。同時に米AGEIAのハードウェア物理演算装置「PhysX」もセガのゲームソフト開発に使用することが可能となる。
「NovodeX」は現実世界の物理法則をシミュレートする物理シミュレーション技術として定評があり、安定性が高いことでも知られており、Epic GamesのUnreal Engineにも採用されている。
ここ最近のゲーム業界のトレンドとして、ひとつの世界をリアルに作り上げ、そのなかでリアルなゲーム世界を体験できるゲームが注目を集めている。こういったゲームでは高度な物理シミュレータが必須となるため、セガでは「NovodeX」を採用することを決定した。
同社はリリースにおいて、「スピード性や安定性を重視し、高品質なゲームの開発を可能にする同技術の検証を積極的に行って参りました」とし、その結果採用に至ったとしている。「NovodeX」の採用、および「PhysX」の利用により、爆発シーンや破壊シーンを、物理法則に基づきよりリアルに再現することができるという。
□セガのホームページ
http://sega.jp/
□ニュースリリース
http://sega.jp/release/nr050308_1.html
(2005年3月8日)
[Reported by 船津稔]
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