【Watch記事検索】
最新ニュース
【11月30日】
【11月29日】
【11月28日】
【11月27日】
【11月26日】

一歩(ハジメ)、東京インターナショナル ギフト・ショーで
磁石の力で動くカワイイ“リニアモーターカー”を参考出品

【磁石でリニア 2】
発売中

価格:18,900円

 株式会社一歩 (ハジメ) は、2月15日から東京ビッグサイトで開幕した「第59回東京インターナショナル ギフト・ショー」において、リニアモーターカーの知育玩具を参考出展した。

 「ギフト・ショー」はパーソナルギフトと生活雑貨を扱った国際見本市。コスメティック関連商品から時計やボールペンまで幅広い商品を取り扱っているのが特徴。輸入雑貨のコーナーでは米国製の「パックマン」のアップライト筐体が58万円で販売されていたり (2月15日の時点で売約済みだったが) 、なかなか興味深い。業界関係者を対象とした見本市であるため、一般の来場者は基本的には入場することができない。

 そんななか、奈良で知育玩具などを手掛けているメーカーである「株式会社 一歩 (ハジメ) 」のブースでは「リニアモーターカー」が参考出展されている。同社はすでにリニアモーターカーの原理を使った知育玩具「磁石でリニア 2」を18,900円で発売している。これは130cmの長さのレールと磁石を搭載した車体をセットにしたもので、レールの上に車体を乗せるとフワッとした感触で浮いている。この車体には単に磁石が入っているだけなので自分から走ることはできず、レールを坂のようにセットしてやるとスルスルと緩やかなレールの上を滑り降りていく。

 カラフルな組み立て式のレール、可愛らしいだけでなく子供がさわっても安全なように設計された丸みを帯びた車体デザインなど、よく考えられた知育玩具で、「2003 なら・グッドデザイン大賞」、奈良発明協会の「2003年度 奈良デザイン協会賞」を受賞している。

 今回参考出展されたのはこの「磁石でリニア 2」をもう一段階進化させたもので、実際のリニアモーターカーと同じ原理で“自走する”システム。車体にモーターが搭載されており、レールを坂のように設置しなくともスルスルと走っていく。遊びながら「なぜ浮くのか?」、「なぜ走るのか?」といった仕組みを知ることができるようになるだろう。

 「磁石でリニア 2」を発売した当初から、ユーザーからは「自走するシステムが欲しい」という要望が数多く寄せられたことから、開発に着手。今回のギフト・ショーになんとか間にあったのだという。発売については未定で、担当者によれば「今年中にできれば……」とコメントしている。

すでに発売中の「磁石でリニア 2」。左上から右下に設置されたカラフルなレール。ピンク色のスペースシャトルのようなデザインの車体は、本当に浮かんでいて、ちっと押してやるとレールに沿ってスルスルとなめらかに進んでいった こちらが参考出展された「リニアモーターカー」。銀色の車体はまだ開発途中のもので変更されるだろうとおもわれる。別に押さなくても円形にセットされたレールの上を動いていっていた


□一歩 (ハジメ) のホームページ
http://www.hajime1.com/
□「磁石でリニア 2」のカタログページ
http://www.hajime1.com/syohin/linear.htm

(2005年2月16日)

[Reported by 船津稔]


Q&A、ゲームの攻略などに関する質問はお受けしておりません
また、弊誌に掲載された写真、文章の転載、使用に関しましては一切お断わりいたします

ウォッチ編集部内GAME Watch担当game-watch@impress.co.jp

Copyright (c)2005 Impress Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.