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サンケイリビング新聞社、「えるこみ」で
子育てミセスを対象にアンケートを実施
現役ゲーマーミセスは約29%

サンケイリビング新聞社のWEBサイト「えるこみ」
1月13日 発表

 株式会社サンケイリビング新聞社は、同社が運営するリビング新聞のウェブサイト「えるこみ」上でゲームに関するアンケートを実施した。調査期間は2004年12月23日から1月3日までで、回答総計1,301人の中から20代から40代を対象とした子供を持つ既婚女性767人の意見をまとめた。

 発表されたデータによれば82.5%の家庭になんらかのゲーム機があり、所有率で最も高いのはプレイステーション 2で47.3%、ついでゲームボーイアドバンスの44.3%、プレイステーションの42.4%となっている。また、解答者の年齢が上がる (つまり子供の年齢層が上がる) につれ所有率は上がり、40歳台のミセスの家庭では所有率は88.2%となっている。

 また、子育てミセスの約70%がゲームの経験者で、「最近した」と回答した人は28.8%になったという。ゲーム経験者のうち43%を締めるのが「以前はやっていたが最近はしていない」という層。アンケートの中では「ドラゴンクエストVIII」のタイトルも見られ、ちょうどタイムリーな時期でのアンケートだったとも言える。

 ちなみにミセスがゲームをプレイする時間帯は予想通り「平日の昼間」で30.8%となっている。続いて子供が寝た後の平日の深夜が19.6%、休日の昼間の19.2%となっている。1回に遊ぶ時間は30分から1時間程度が50.2%、1時間から2時間程度が29.1%と続いている。では誰とプレイするのかと言えば、62.9%がひとりで、子供と一緒にするのが61.9%で続き、夫とは26.8%とガクンと落ち込んでいる。

 そして当然の事ながら、アンケートの対象となった女性自身がゲームをしているかしていないかで、ゲームに対する意識がまったく違っている。ゲームを経験したことのないミセスの85.4%は、「子供がゲームをすることを好ましくない」もしくは「やや好ましくない」と考えている。逆に現役ゲーマーミセスは「好ましくない」、「やや好ましくない」と考える回答者が50.3%と激減し、「大きな問題はない」と考える人が49.8%と増えている。

 とはいえ、やはり好ましくないと考える母親が多いことにはかわりがない。さらに言えば、回答者はインターネットを積極的に利用している層と考えられるので、パソコンなどに積極的ではない母親層では、ゲームに対してもっと否定的な意見が聞かれそうだ。

 ちなみにおまけデータとして、「ニンテンドーDSとPSPのどちらを購入したか」についてもアンケートが行なわれており、結果はニンテンドーDSを「購入済み」とする人が6.9%で、「購入予定あり」も含めると13.7%。一方、PSPは「購入済み」が1.4%で「購入予定あり」も含めると10.9%となっている。これはPSPが品薄であったと言うことも大きく影響していると言えるかも知れない。ただ、「購入予定あり」はPSPの方が上まわっている。

(c) 2005 SANKEI LIVING SHIMBUN, Inc. All rights reserved.

□サンケイリビング新聞社のホームページ
http://www.sankeiliving.co.jp/
□「えるこみ」のホームページ
http://www.lcomi.ne.jp/

(2005年1月13日)

[Reported by 船津稔]


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