●今年の印象に残ったソフト/年末年始遊びこむ予定のソフトは?
・Win「Half-Life 2」(Valve Software)
なんだかんだ言っても2004年はコレを遊んでいないといけないでしょう。ハリウッド映画に迫る演出(とは言ってもA級とB級の間ぐらいの出来ですが)、物理計算を駆使することを前提に考えられた謎解き、“人格”を感じさせる登場キャラクタのフェイシャルアニメーション、空気感をもった映像を描き出すレンダリングエンジンなどなど2004年を総括するFPSとして遊んでおきたい1本です。FinalFantasy XIなどの3DMMORPGを遊んでいる人のPCならとりあえず動くと思いますので、デモ版でもかまわないので遊んでみるべき。ちなみに双璧をなすべきだった「DOOM 3」は、ヘビーFPSユーザーだけ遊んでくれればOKです。
・PS2「METAL GEAR SOLID 3 : SNAKE EATER」(コナミ) 年末じっくり遊ぼうと思ってとっておいた1本。某トイガン誌で連載されていた毛利元貞氏のCQC記事をよく読んでいたので、スネークが毛利氏仕込みの動きをどこまで再現できているか、かなり楽しみ。また、カムフラージュ要素を初めとしたスニーキングアクションとしてのゲームシステムにはかなり期待が持てるところです。一足先に遊んだ友達からは「なんか、映画を意識しすぎていてちょっと期待はずれだった」というマイナス印象も聞きましたが、実際のところはどうなのか自分の目で確かめてみる予定。しかし、オセロットの声、宣伝ムービーを見た時に「塩沢兼人氏の秘蔵テープでも持ち出してきたのか!」と焦りましたが「ボイスアクター:山崎たくみ」の文字をみて驚愕! 違和感なさすぎです。ゲッチュゥ!
・PS2「ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君」(スクウェア・エニックス)
とりあえず一通りはクリアしたんですが、まだラストダンジョンを全部クリアしてないのと「主人公は剣一筋!」と剣スキルを上げまくってしまったため、他のスキルの奥義をみていないので2週目に突入してみようかと思う次第。しかし、私がRPGを嫌いなのは延々と経験値稼ぎをさせられることが原因だったりするんですが、ドラクエはなぜかそれが苦にならないのは不思議。子供の頃に強烈なインパクトを受けたから飽きないのかなとも思いましたが、どうもそれだけではないご様子。まぁ、とりあえずはぐれメタルいじめでもすることにします。いやぁ、エンディングは予定調和的な印象はあったけど、丁寧に作られていてよかったなぁ。
・Xbox「Halo 2」(マイクロソフト)
すいません、シングルぜんぜんクリアしてません。FPS担当としては失格なわけですが、「ドラクエ」を遊んでたらぜんぜん手が回りませんでした。ドラクエが発売されるまではマルチ対戦中心で遊んでいたのですが、今回から実装されたXbox Liveを使ったボイスチャットシステムはマルチ対戦ではチーム内の意思疎通に必須の要素です。また、実力の近いもの同士を対戦させるマッチングシステムや、インターネット経由でプレイ内容などが見れるクランシステムが加わったことによって「プレーヤー同士の横のつながり」といったものがたやすく作れるようになりました。これまでプレーヤー同士の横のつながりがあまり顕著でなかった家庭用ゲームに、こういう流れが入ってくるというのは非常に歓迎したいところです。ということで、正月はシングルをしっぽり遊ぶことにします。しかし、家庭用ゲーム機にもマウスつけられないかなぁ……、パッドだと視点移動が全然うまくいかないや。
・Win「ローマ: トータルウォー」(コーエー)
英語版のレビューはライターKAFが書いていたのですが、読んでいて非常にやりたくなった1本。英語版でやってもよかったんですが、日本語版が出ることはわかっていたし、先を急いで遊ぶようなゲームでも無いので年末の時間があるときにじっくり遊んでみることにしました。映画「グラディエーター」冒頭シーンのような戦闘が繰り広げられると思うと、期待はいやでも高まってきます。影響が顕著に出る陣形システムや、兵士の気合いの入り方によってユニットの性能が全然ちがったりと、現実に即した要素も盛り込まれているゲームシステムには期待したいところです。そして、重要なのが内政要素よりも戦闘要素が重視されていると言うこと。正直バランス感覚が必要な内政は嫌いなので、私はせっせと敵をつぶしていくことを主眼に遊んでいこうと思います。
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